SNSでも絶賛!「愛だと言って」第15-16話(最終回) 誰かに話さずにはいられない最高のエンディング!

2023年04月13日08時00分ドラマ

脚本、演技、映像、音楽すべてに感動!キム・ヨングァン×イ・ソンギョン主演の韓国ドラマ「愛だと言って」の第15話と第16話(最終回)が4月12日配信開始した。あらすじと見どころを紹介しよう。(以下、ネタバレを含みます)



「愛だと言って」は、復讐劇で結ばれた2人の男女が互いを理解しながら変化する姿に、感動とときめきを抱かせるロマンチックメロドラマ。全16話配信中だ。
「愛だと言って」会見レポート&写真

■キャスト
ハン・ドンジン:キム・ヨングァン
シム・ウジュ :イ・ソンギョン
ユン・ジュン :ソンジュン
カン・ミニョン :アン・ヒヨン
シム・ヘソン :キム・イェウォン
 ほか

■第15話あらすじ
全てを元通りにするために遺言状をウジュに返そうとしたドンジン(キム・ヨングァン)は、途中の城郭公園でウジュ(イ・ソンギョン)を見かけ近づく。ウジュは彼女の母ヒョンジュと通話中で、ドンジンを苦しめたくないから、家を諦めようと話していた。ドンジンに気づき気まずく黙り込むウジュ。ドンジンが遺言状を渡すが受け取ろうとしない。「さっきまでは地獄だったけど“苦しまないでほしい”“幸せになってほしい”というウジュの言葉を聞いて元気になった。ウジュも元の家に戻って幸せに暮らしてほしい」と遺言状を持たせるドンジン。そして家を購入した人には自分が会うから、家族に遺言状のことを洗いざらい話すよう言う。

家に戻ったウジュから「家を子供たちに相続させる」という父の遺言状を見せられたヘソン(キム・イェウォン)は号泣する。引っ越し費用が足りず、寝付けない妹ウジュを見るのも苦しかったヘソン。恨んでいた父が家を残したことも素直に喜べず、そんな苦しい思いが爆発したのだ。だが遺言状を手にしてもウジュたちはこの先、どうすればいいのかわからなかった。

ヒジャ(ナム・ギエ)はまだあきらめていなかった。家の購入相手に電話をかけて、残金を前倒しで払ってほしいと交渉するが断られる。ドンジンが相手に会って前金と違約金を返金することで家屋売買は阻止できた。

ウジュたちは弁護士に相談するが、ヒジャの罪は遺言状の隠匿だけでなく背任、横領、詐欺など複数で、刑事告訴が一番と言われる。示談にしたくてもヒジャが応じないとできない。ウジュはドンジンにヒジャの説得を頼むことに。ドンジンのお陰で家が取り戻せることに感謝するヘソン。その頃、ドンジンは会社の株の売却と退職金で家を返そうと考え、ソヌ(チョン・ソクホ)に辞職を伝えていた。

ジュン(ソンジュン)はヘソンに、ウジュと親友になった経緯を話し、「ウジュのことで嫉妬するな」と伝え、ヘソンのことが好きだを告白する。

ヘソンから弁護士の話を聞いたヒョンジュ(オム・ヒジョン)はヒジャと会う覚悟を決めて延喜洞(ヨニドン)の家へ。ヒョンジュは13年ぶりに対面したヒジャに、息子ドンジンに免じて穏便に済ませてやると告げる。わめくヒジャをそのままに外に出たヒョンジュはドンジンと出くわす。ヒジャに代わって深々と謝罪するドンジンに、訴訟も告訴もしないと言ってやる。子供たちにも復讐しても心は晴れない。告訴はしないと伝える。

これで事態は収拾したかに思えたが、カン・ナムイン(イ・ジュニョク)が音声データを証拠に告発したために、ヒジャに警察から出頭するよう連絡が入る。「明日一緒に警察に行こう」と言うドンジンは、「幸せになりたかったがなれなかった。もう遅い」というヒジャにやり直せると言ってやる。母の感謝と謝罪の言葉を聞いて涙ぐむドンジン。

愛だと言って■第16話(最終回)
ヒョンジュンは母の庇護なく育ったドンジンに温かい食事をふるまってやりたくて御馳走を作って招待する。ドンジンは、母が裁判を受けることになったと伝え、もう自分のことはお気遣いなくと伝える。それでもヒョンジュは、食べたいものがあれば電話しなさいと言い、「あなたには申し訳なく感謝している」と食事を勧める。食事を終えて辞したドンジンはウジュの待つ公園へ。そして会社を辞めたと話し、別れを告げるつもりのウジュは、もう少し時間が欲しいと願う。

ウジュは、父の葬儀場に乗り込んだことを後悔していた。きちんとした格好で弔意を示すべきだった。そこで復讐じゃなく過去を振り切るべきだったと。ジュンは今からでも遅くないと励ます。

辞任手続きにチョソン展覧を訪れたドンジンに、進行中のプロジェクトについて報告したり、ドンジンの部屋をそのままにすることでドンジンンの復帰を願うソヌ。ドンジンの部屋には社員が集まり送別会の準備をしてくれていた。『祝ハン・ドンジン社長自由人!』のガーランドに満足のドンジンは、社員に感謝を伝える。

送別会の後、スヒ(チン・ソヨン)はこの会社に来たのは、尊敬するドンジンと一緒に働きたかったからと伝え、ソヌ代表と会社を守ると約束する。見送るソヌに会社には戻らないと謝るドンジン。

嘆願書を書いてもらえれば裁判が有利になると知ったヒジャは、チョルミン(アン・ネサン)の娘に連絡を取ろうとする。自分を捜しているとの連絡を受けたウジュは、複雑だった過去を振り払うためにヒジャに会いに行く。探していたのがドンジンの会社で働いたウジュだと知り驚くヒジャ。復讐して気が済んだだろうと居直るヒジャに、ドンジンが好きだと告白し、謝罪の代わりにヒジャを恨むことをやめ、幸せに暮らすことを願っている。嘆願書を郵送すると約束する。ドンジンのマンションに戻ったヒジャは、嘆願書を貰うためにウジュに会ったと話す。ドンジンは彼女のお陰で初めて幸せを感じ、自分の方がもっと好きになったと言う。

別れを決心したウジュはドンジンに頼んで、彼が一番好きだと言っていた長い小道のあるキャンプ場に連れて行ってもらう。時々自分だけが後ろ向きに歩いている気になったのが憎しみを持っているからだったと話し、ドンジンに会っていなかったら一生後ろ向きに歩いていた、と出会えたことに感謝する。そして憎まないでいてくれてありがとうと言う。ドンジンはウジュから受けた傷より、ウジュから受けた応援、慰め、愛の気持ちの方が大きくて憎めなかったと答える。ウジュを見送り城郭公園で最後の抱擁をする2人。楽しく退屈しないで暮らしていくよと誓うドンジン。そしてウジュたちは引っ越していく。

一年後。ジュンとヘソンは順調に交際を続けていた。独り暮らしの寂しさに耐え切れなくなったジュンがヘソンにプロポーズ。その動機が気に入らないもののジュンにメロメロのヘソン。ジュンもすっかりヘソンの虜に。

チェソン展覧はペク・スヒが副社長になってドンジンの部屋を使っていた。ミニョン(アン・ヒヨン)も一緒に働いていた。ソヌは今もミニョンに想いを寄せており、その想いをミニョンが受け入れる日も遠くなさそうだ。

延喜洞の家で姉弟3人の生活が戻ったが、ヘソンはジュンの家に外泊がち。ウジュはスヒの紹介で別の展示会企画会社に勤めていた。スヒからドンジンは会社を辞めた後、京畿道に引っ越したらしいと聞いたウジュは久々にククスの店に行き、ジュン薬局にも立ち寄る。

ドンジンはウジュに約束した通りキャンプ三昧で楽しく暮らしていた。ソウルに来た時は思い出のククスの店に立ち寄り、ついウジュの姿を捜してしまう。今はスマホの登録名“お父さん”のデウン(チェ・ジョンウ)と暮らしている様子。

母が今も、おかずを送るためにドンジンに住所を聞いていると知ったヘソンは、ドンジンとウジュはもう結ばれちゃいけない間柄じゃないよ、と背中を押してやる。ジグ(チャン・ソンボム)もドンジンと連絡を取り合っており、ジグも参加する路上弾き語りフェアに誘う。そしてウジュにそのことを伝える。当日、ドンジンはジグの出番の前に会場を後にし、入れ替わってウジュがやって来る。ジグの歌が始まると花束を持ってドンジンが戻ってきた。ドンジンはウジュの姿を見つけ、気づかないウジュには演奏中のジグが視線で知らせてやり、ドンジンとウジュは微笑み、見つめ合いそして笑顔になる。

■見どころ
第1話~第16話まで完璧な脚本に、絶品演技。カメラワークやOSTも素敵だった。こだわりの映像も美しい。最終2話で特に多かった城郭を背にした完璧ビジュアル主人公が並ぶシーンまるで絵画を見るようだった。メインキャストたちの徹底して抑えた色味の衣装も、ドラマの世界観を壊さなかった。ドンジンの送別会に用意したケーキがキャンプ場をイメージしているこだわりにも感服。

早々と最終回まで視聴された方からは以下のような激賞コメントがツイートされていた。

「ずっと心が痛くて、苦しくて切なくて、でも美しい、そんな愛。」
「みんなが心の底から祝福したいと思うカップルを描いた愛だと言って最高でした!」
「韓ドラオタクが絶対好きな作品やから、自信をもってみんなにオススメしたい!」
「キムヨングァンとイソンギョン実はめちゃくちゃ仲良いの最高すぎるな」
「映像美と俳優さん達の演技力」

15話冒頭の電話を聞かれたシーン。気まずく黙り込むウジュに、「何を考えているの?」と聞くドンジン。「どこまで聞かれたか。尋ねられるまで黙っていよう。そうすれば一晩中一緒にいられる…」と答えるウジュが何ともいじらしく、切ない。

また、母の庇護なしに育ったドンジンが可哀そうで、ヒョンジュが「温かいものを食べさせてやりたい」という一言にも泣かされた。ドンジンがいい人過ぎてウジュたちは苦しみ、いい人だったから長年の恨みからも解放されたのだろう。

そんな中でジュンとウジュが親友になった経緯も素敵だった。2人はバスで会っても挨拶もしない仲だったがある日、同級生男女が産婦人科に入っているのを偶然2人が目撃する。どちらかが話せば噂になったが、2人と誰にも言わなかったのだ。義理堅い二人はそれから親友になった。

当初筆者が、ジュンとヘソンが結ばれたりして…と先読みしたが、ジュンのウジュへの想いが真の友情からとは思わなかった。ともあれ「親友の姉との恋なんて気持ち悪い」と言っていたジュンが、完全にヘソンの虜になっていた。弁護士事務所の帰りに入ったカフェ。外で電話をするヘソンのコーヒーをジュンがウジュではなく自分の隣に置くのにも注目。サブカップルも素敵だった。

ラストは「秘密の楽園」で美声を聞かせてくれる末っ子ジグの視線で再会が果たせてウジュとドンジン。「FIN.」のテロップが出た途端、シム・ウジュが女優イ・ソンギョンに戻って大の仲良しの俳優キム・ヨングァンの元へ駆け寄るエンディングも最高に素敵だった。

「復讐からは何も生まれない」ことを気づかせてくれた本作。最終回では「人はいつでも気づいた時にやり直せる」ことを教えてくれた。全話そろった本作。イッキ見もできるのでもう一巡してはいかがだろうか?また、イ・ソンギョンが出演する「浪漫ドクター キム・サブ3」がディズニープラスにて4月28日から独占配信となるのでこちらも要チェックだ。

公式サイト
◇公式 Twitter:@DisneyPlusJ
◇公式 Instagram:@disneyplusjp
◇公式 facebook:@DisneyPlusJP

kandoratop【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】