IRISのペク・サンとサウは逮捕され、ヒョンジュンはスンヒとの再会に安心して眠りこけていた第16回！韓国ではドラマの終盤が近づくにつれ、「スンヒはいったい何者？」という話題に持ちきりになったが、17回放送分ではスンヒが不可解な行動に出る。

以下の文中に登場する人物については、番組サイト「人物相関図」を参考にしよう。今回の予告動画は、番組サイト予告動画が公開されている。前回分を見逃した方は、毎回本編放送後48時間以降にTBSオンデマンドで見逃し配信が開始されるので活用しよう。（視聴料金315円）

2年ぶりに安らかな眠りについたヒョンジュンは、悪夢のような日々を二度と送りたくないと思っていた。そこで、特別の計らいでもう一度NSSに戻れることになったが、これを断っている。当然だろう。ドラマも残すところ今回を含めてあと3話（オリジナル版でのカウント）。ドラマの撮影がいかに過酷だったかは、やつれたイ・ビョンホンの顔から見て取れる。

二人は休暇をとって済州島で束の間の休息をとった。やっと探し出したヒョンジュンをもう二度と離したくないのか、スンヒは車の中でもべったり甘えている。NSSでみせる厳しい顔とは大違いだ。二人っきりの旅といえば、秋田の旅を思い出すが、今回は、ヒョンジュンの慰労がその一番の目的のため、二人のラブシーンは、優しい癒しのラブラインとなっている。しかし、この幸せなときを破ったのは、スンヒの元に掛かってきた1本の電話だった。この電話を受けスンヒは姿を消す。

スンヒの帰りを待つヒョンジュンの元に、NSSから、サウとペク・サンを移送する車がIRISに襲われ、二人が脱走したとの連絡が入る。二度とNSSには戻らないと決めたヒョンジュンだったが、ペク・サンがまたIRISに戻ったことを聞き、自分もNSSに戻った。ところで、移送車を襲った面々をとくとごらんあれ。洋の東西を問わず、各国の凄みのある俳優さんたちをよくもこれだけそろえたものだと感心する怖いオニイサンたちだ。。

ところで厳戒態勢を敷いて実行された二人の移送が何故IRISに知られてしまったのか…。それはドラマを見てのお楽しみに。ただ今回のことで、ヒョンジュンは、T.O.P演じるビックへの憎しみをさらに強くした。

助け出されたサウとペク・サンは、IRISに復帰する。そして今後の総指揮はペク・サンに変ってサウが取ることになった。IRISの中でどんどん自分の地位が高くなることに不安と戸惑いを感じる様を、チョン・ジュノがうまく演じている。サウとしては、愛するスンヒのためにやむを得ず足を踏み入れたIRISなのだから、当然の戸惑いだろう。

一方、北朝鮮では、ソンファが大変な事実を知る。チョリョンに頼まれたIRISのデータの整理をしている途中、スンヒが次の暗殺のターゲットとなっていることを知ったのだ。そこで、二度と韓国には行かないと心に決めていたソンファだったが、南北会議に出席するVIPを警護するチョリョンについていくことを決めた。

やっと戻ってきたスンヒはなんだか態度がおかしい。
ヒョンジュンはソンファからスンヒが次のターゲットとなっていることを聞き、驚きを隠せない。ソンファと会ったヒョンジュンは、偶然、大統領室長の乗った車の爆破現場に居合わせる。その犯人がビックだと見届けたヒョンジュンの追跡が始まる。

次回は、いよいよヒョンジュンとビックとの対決シーンも見られ、スンヒの正体も明かされる。さあ、「IRIS」最後のクライマックスが始まる25日の第17回放送をお見逃しなく。

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