“女より美しい”とされたイ･ジュンギの代表作「イルジメ～一枝梅～」がBS11からHDノーカット版で、11日(月）より放送開始する。すでに視聴済みの方は、今度は美しい映像のノーカット版で、初めての方はあのイ･ジュンギを国民的スターに押し上げた代表作をたっぷりとご覧いただきたい。作品公式サイトでは、見どころ満載の予告動画や人物相関図などが用意されているので、番組放送の前にチェックしておくことをオススメしたい。
さらに、ナビコンでは、物語の舞台となる朝鮮王朝系図や、同時代を描いたドラマの紹介、イ・ジュンギの魅力を紹介した記事などを用意しているので、こちらも見ておくとドラマがもっと楽しめるはず。

「イルジメ」は、韓国で、最高視聴率31.4％たたき出した2008年の大ヒットフュージョン時代劇。「イルジメ」とは中国から朝鮮半島に伝わり語り継がれた古典の義賊で、鼠（ねずみ）小僧か怪盗ルパンというところだろうか。

舞台は、朝鮮王朝中期。ギョム（イ･ジュンギ）は謀反の罪を着せられて父が殺害されるところを目撃し、その衝撃のあまり記憶をなくしてしまう。そして、養父母の元で実子として育てられる。13年後記憶を取り戻したギョムは奴婢となった母と姉を探し、父を殺した犯人の手がかりを探すため金持ちや貴族の家に忍び込む。盗みの現場に梅の花の墨絵を残すことから“イルジメ（一枝梅）”と呼ばれ、権力者を懲らしめる義賊として庶民の間で英雄と化していく…。

イ･ジュンギはこの役で、いいかげんなヨンという役と義賊イルジメとなって闇に生きる二役を見事に演じ分けている。泣かせるシーンもおちゃらけるシーンも、シリアスなシーンもどれもいい！

イルジメを捕らえようとする一般官吏サフ（義禁府羅将）役を演じるのは、「家門の栄光」WEBドラマ「HARU」「検事プリンセス」のパク･シフ。サフは、思いを寄せるウンチェがイルジメを慕っていることを知って余計にイルジメ逮捕に血眼になる。

イルジメと互いの思いを寄せるウンチェを演じるのはハン･ヒョジュ。ユン･ソクホ監督の四季シリーズ最終章「春のワルツ」「華麗なる遺産」「同伊（トンイ）」のヒロインを演じた日本でも高い人気の女優。
また、全国的に詐欺を働きながら生きている女恐喝詐欺団のボンスンには、イ･ヨンア。2007年、ハートフルコメディ「黄金の花嫁」でベトナム人花嫁役を演じ、その演技力でも高い評価を受けた女優だ。
若手俳優たちに混じってベテラン俳優のイ・ムンシクも登場する。「善徳女王」でヒロインの兄貴分を演じたイが、今度はイルジメの優しい養父を演じている。

演出は「銭の戦争」「新入社員 Super Rookie」のイ・ヨンソク。
そして、音楽監督にはあの「篤姫」「風のガーデン」を作曲した吉俣良が参加している。日本の作曲家が音楽を担当するということで、韓国では大きな話題を呼んだ。吉俣は、オファーを受けた時、ドラマのプロットを読んで内容が気に入り、その場で音楽監督の依頼を引き受けたという。

このドラマは2008年SBSの作品だが、MBCでも1993年と2009年のそれぞれオ“イルジメ”を主人公にしたドラマを放送している。1993年はチャン･ドンゴン主演で、2009年は「帰ってきたイルジメ（美賊イルジメ）」というタイトルで放送している。
古くからの韓ドラファンの方には、NEW韓流スターのイ・ジュンギと、元祖韓流スターのチャン・ドンゴンのイルジメを見比べたり、イ・ジュンギの後を受けたちょん

イ・ジュンギ演じる「イルジメ」は、10月11日から毎週月よる8時から9時30分まで全20話をノーカットで放送。

「一枝梅」公式サイト
BS11「イルジメ～一枝梅～」
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