深まる母子の溝!どうなる高麗の未来は?「千秋太后」見どころ動画と55-57話あらすじ-BS朝日

2010年10月15日16時08分ドラマ
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ひとつのボタンのかけ違いから、どんどん離れてしまった母スと息子ソンの心!今回は二人の間に取り返しのつかない深い溝が出来る。また、その裏で、自分をいつまでも女性と見てくれない王后もまた苦しんでいた。
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【第55話】
55_1Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedソン(穆宗)の画策により、流産させる毒の入った煎じ薬をスが飲む直前、キム・チヤンは侍医の態度を不審に思い、間一髪でこれを阻止した。ところが、代わりにその薬を飲んだ侍医が血を吐き亡くなったことで、我が子のソンが懐妊を阻むだけでなく、命まで狙っていると思い込んだことにショックを受けたスの迫真の演技をお見逃しなく。
ショックを受けたのはスだけではなかった。事前に毒味をしたヒャンビまでが倒れて意識をなくしてしまったのだ。偶然通りかかったカン・ジョの取り乱しようは尋常ではなかった。知らず知らずの内にカン・ジョの心の中にもヒャンビの存在が少しずつ大きくなっていたのだ。つきっきりで看病にあたり、ヒャンビが意識を取り戻した瞬間、カン・ジョは思わず抱きしめ、「二度とお前を危険な目に合わせない」と誓った。長いヒャンビの初恋が実りかけた瞬間も見どころだ。

スに盛られた毒だが、ソンが指示したのはあくまでも流産の薬。もちろんこれだって許される話ではないが、ソンは母の殺害までを目論んでいた訳ではない。しかし、この一件でスとソンの二人の間の溝はどうにもならないほど深くなってしまった。チヤンはこれを利用して、自分以外の全てが敵だとスに信じ込ませようとした。

その頃臣僚たちは、54話でソンが発表したスン(大良院君)への譲位に同調し、スを摂政から退かせる進言をする。北方の旧渤海の領土も取り戻しておらず契丹とも微妙な関係の今、もちろんスは退くつもりはないとしてこれを認めなかった。さらに12歳のスンを寺に出家させてしまう。このときのほくそ笑むチヤンの顔をお見逃しなく。スンを出家させるのは甥である彼を守るためだというスだが、果たして本音は…?ドラマのスの表情から読み取ろう。

ところで、この毒を仕組んだのは、恩人のドギャン(契丹の枢密院使)からの命を受けたトギョンだった。作戦に失敗したトギョンはかつての仲間ヒョルメらに呼び出され殺されそうになる。そこに現れたのはサガムン。今では主役以上のラブラインを見せてくれるこの二人。トギョンのお腹にも新しい生命は宿っていた。サガムンはトギョンの裏切りを許し彼女に結婚を申し込むシーンも見逃せない。もちろん主君のチヤンにトギョンの裏切りは報告しなかった。

【第56話】
Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedLicensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reserved長かったヒャンビの恋が実って、やっとカン・ジョと結婚することになった。新妻となるヒャンビの可愛らしい姿と、新郎の足の裏を干した魚でたたく韓国独特の儀式が面白い。
しかし、この挙式の日に偶然にも二つの暗殺事件が決行された。
ひとつは、契丹が仕組んだヒョルメらを使ってカン・ジョとヒャンビの婚礼式から戻るス一行への奇襲。
もうひとつは、サガムンが出家に出されたスンを殺害しようと崇教寺にかけた奇襲。
この二つの奇襲はどちらも失敗に終わった。一晩で起きた2つの事件で宮中が騒然とするなか、チヤンがスン(大良院君)の命を狙っていると確信するカン・ガムチャンはスンを開京から離れた場所に隠す。まだ年端もいかないスンには、いったい何度の別れが繰り返されるのだろう。スンのけなげな姿をお見逃しなく。

そんな時、宋から高麗に使臣が来ることになり、それを知った契丹もまた高麗に使臣を送ることにした。

さて、スンの出家以来ますます政務から遠ざかり自堕落な生活を送っていたスンにも二つの陰謀が企てられた。まずはチヤンだ。彼は、ソンが心惹かれた踊り子ユ・ヘンガンを味方に引き入れ、内官として宮中に入れソンの傍で仕えさせようとしていた。この頃の内官は宦官ではなく、主君の相談役や秘書といった役どころ。
一方、キム・ウォンスンとヨヌン宮主の陰謀は、絶世の美女キム・ミラでソンを誘惑しようと言う考え。それにしてもソンと亡父景宗王は実に良く似た人生を送っている。“母のことで心を痛める、正妻と契りを結ばない、色仕掛けに弱い、麻薬を盛られる”順番こそ違えども父と同じ道をたどっている。

【第57話】
57_1Licensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedソンはウォンスンの策略とも知らずミラに魅了される。思い立ったらそのまま行動に移してしまう皇帝は、なんとミラの魅力におぼれて家宅侵入までやってのける。ここまでくると、スでなくともそろそろソンを見放したくもなる。
しかし、スは見捨てなかった。ソンに自立する機会を与えるため、スは我が子に国内の政治をさせる(内政)決断をする。もちろんチヤンはこれに大反対したが、スほどの人物“恋は盲目”になるはずはない。あまりにも出過ぎるチヤンにスが釘を刺す場面は見ものだ。

一方、チヤンの正体を暴くため寒渓寺に向かったヒャンビは、新羅の麻衣太子とチヤンが何か関係しているのではと疑い始める。このことを繰り返しカン・ジョに伝えるのだが、腕っぷしは強いが、どうもこういった想像力には欠けているカン・ジョはなかなヒャンビの意見をガムチャンに伝えようとしない。
それにしても新妻になったヒャンビはますます美しくなったようだ。演じたのはホン・イニョン。それもそのはず、彼女は2005年のミスアジア大会で2位に輝いた正統派の美人女優。デビューは2001年の「誤り」。
幸せそうなヒャンビをわが事のように祝福するのは、共に長くスに使えてきたサ・イルラ。こちらはチャーミングな女優で、日本では2007年の「魔女ユヒ」のチョン・マリ役を演じた女優。柔道が趣味という彼女にはぴったりのキャスティングだ。しかし、この二人の友情が壊れる日もそう遠くないはず…。

あLicensed by KBS JAPAN.(c)KBS All rights reservedそんな時、宋から来た使臣が高麗に到着する。この外交の席にソンも同席するが、スの優れた外交術に臣僚たちはもちろんソンも舌を巻いたようだ。宋の言い分は、「宋と契丹との戦争が始まったら、宋に加勢してくれと」という内容。これに対してスは、「戦に勝ったら、旧渤海の土地は高麗の物とする」という優位な条件で合意しようとするなか、契丹からもヤユル・ジョンニョルが現れる。
しかし、ヤユルはとんでもない人物を秘密兵器として連れてきたのだ。さて、ヤユルが連れてきた人物とは…?

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 ※ 「千秋太后」公式サイト 見どころ動画公開
 ※ BS朝日「千秋太后」番組サイト(月~金 ひる12時~12時55分放送)

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