広瀬すず インタビュー(ソフトバンク新CM「バレンタインデー」篇

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――今回のクリープハイプさんの楽曲を聴いた時の印象をお聞かせください。
私自身、普段からクリープハイプさんの曲を聴いています。独特の声がとても印象的なのですが、今回は歌詞に「Wi-Fi」という単語が入っているところが、斬新だなと思いました。クリープハイプさんの世界観と、新テレビCMの映像の世界観が、どんな風に混ざって、ひとつの作品になるのか、いい意味で想像できないというか。ほぼずっと泣いているお芝居でしたが、クリープハイプさんの曲に乗せて、ほっこりしたストーリーになっていると思うので、完成がすごく楽しみです。

――「やけ泣き」という歌詞が出てきますが、広瀬さんは「やけ泣き」を経験したことはありますか?
悲しい涙とか、映画を見て泣くよりも、「やけ泣き」と言えるような経験の方が圧倒的に多いと思います。小さいことで、すごく悔しくなって泣いたり、感情がそこまでいっていないはずなのに、勝手に涙が出ていたりとか。昔、部活をやっていた時、自分が言おうとしていたことが言えず、違う方向に進んでしまった経験があって、その時、自分が何か一言言えば、きっと変わっていたはずなのにと。それを思い出して、いまだに泣いたりすることがあります。学生時代は特に、そういうことが多かった気がします。

――空き時間や休日にスマホで動画を見ることはありますか?
休日どころか、ほぼ毎日見ています。一時期は、ドキュメンタリーとか、子役の方々のレッスンに密着する動画とかをみることが多かったんです。最近はドラマの現場で、芸人さんの動画を見ることにハマっていて、ひたすら共演者のみんなと笑っています。少し疲れてきたなという時、芸人の皆さんの笑いから、エネルギーや元気をもらっています。

――バレンタインのチョコを渡す勇気が出ない方に、勇気が出るメッセージをお願いします。
私もなかなか勇気が出ないタイプで、迷惑じゃないかなとか、先のことをいろいろ考えてしまうんですが、最近はいくら考えても正直、現実はあまり変わらないのかなと思うようになりました。心残りは何年経っても、ずっと続きますし、今の素直な気持ちはたぶん、今しか相手に伝えられないんじゃないかなと思います。