放浪の末に掴んだ幸せに忍び寄る影…!ドラマ「書店員ミチルの身の上話」最終回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年03月12日08時27分ドラマ

3月12日、NHKのよる★ドラ「書店員ミチルの身の上話」は最終回「告白」を放送、やつれ果てたミチル(戸田恵梨香)に声を掛けた香月(大森南朋)はこれまでにあったミチルの身の上話を聞かされる。香月の母が営む食堂を手伝うようになってからミチルは徐々に生気を取り戻し、香月とも心を通わせいつしか夫婦になる。ようやくミチルが安住の地を得たかと思った矢先、一本の電話が掛かる。竹井(高良健吾)からだった。

[第9回「放浪」あらすじ]
竹井をフライパンで殴りつけた後、竹井がどうなったかも確かめずミチルは外へ飛び出した。そこへミチルを呼ぶ声があった。故郷から駆けつけた春子(安藤サクラ)だった。とりあえずカラオケボックスに入った2人は、2ヶ月ぶりにぎこちない再会を果たした。長崎を飛び出してから今までの事をぽつぽつと尋ねる春子に、ミチルは泣きながら思いの断片を語った。いつも誰かの意見に流されていた自分が、初めて自分の意志で行動した結果を涙ながらに言った。春子はミチルに長崎で自分の宝くじを買ったのかと問いかけた。ミチルは真実を告げることが出来ずに自分の分は買ってないとしか言えなかった。翌朝まで二人はあれこれ語り合ったが、結局ミチルは真実の核心を打ち明ける事はなかった。長崎に帰る春子にありがとうと感謝の言葉を述べるミチルだったが、結局久太郎の事や竹井の事などは触れなかった。
春子を見送ったミチルは、そこに立石が上京したのを見かける。うろたえたミチルはとりあえず目に付いた京都行きのバスに飛び乗った。その頃長崎ではミチルの父(平田満)が連絡の取れない久太郎に捜索願を出すべきだと久太郎の実家に相談していた。しかし宝飾店を営み外聞を気にする久太郎の父はそれを拒み、連絡が来るのを待つ姿勢を主張した。ミチルの父は、ミチルが自分のせいで長崎に帰らないのだろうかとひたすらミチルを案じていた。そしてミチルがバスに揺られて浅い眠りに着く頃、竹井はようやく意識を取り戻していた。立石は豊増の会社を訪ねたが、退社したと告げられ愕然とする。
バスの休憩中に目を覚ましたミチルは、大浦と名乗る老夫婦に声を掛けられる。目的もなく京都行きを決めたのだが、ミチルに一緒に京都を回って欲しいと大浦夫妻は願い出た。壺を買えというのかと警戒するミチルに、夫婦は笑顔で単に一緒に旅をしたいだけだと打ち明けた。二人に押し切られる形でミチルは大浦夫妻と同じ宿に宿泊した。費用は夫妻持ちだったが、夜になってもミチルは二億円の入ったバッグを抱きしめて熟睡することは出来なかった。翌日は大浦夫妻と寺院巡りをするミチルは、釈然としないまま京都観光に同行した。そして大浦夫妻は、実は娘を亡くしたばかりである事を打ち明けた。保険金を手に入れても使えるはずもなく、娘と来る予定だった京都旅行に何となく来てしまったと語る夫妻に、ミチルは自分を娘代わりにしてくれたのだとやっと悟った。親を大事にして欲しいと語る大浦夫妻に、ミチルはようやく長崎に戻る決心をして、春子の携帯にメッセージを残した。
長崎に着いたミチルは、遠くから自宅前で自転車を磨く父を見かけた。近所の人に話しかけられ、ミチルが乗るかもしれないからと自転車を整備する父の姿を見てミチルは涙ぐむが、会いに行く勇気が出ないままだった。当てもなく歩くミチルに、一台の車がクラクションを鳴らした。妹の千秋(波瑠)だった。ミチルは千秋から、父が悔いている事を聞いて複雑な気持ちになった。千秋はミチルが持っている母の写真を見ると、母の隣に写っているのは自分だと告げた。それまで自分と母親の写真だと思っていたミチルはショックを隠せなかった。そして自分が長崎に来た事は父には無い所にして欲しいと千秋に言い含めて別れた。ミチルが携帯の留守電を聞くと、春子からのメッセージがあった。春子が言うには、東京に行った立石も戻らずに久太郎と共に失踪したのではと噂になっているとのことだった。ミチルはすぐに立石も竹井の餌食になってしまったのだと感じた。そこに行けばいいか分からぬまま夜のバス停に呆然と座るミチルに、一人の男(大森南朋)が声をかけた。それこそが、ミチルの夫となる男だった。

よる★ドラ「書店員ミチルの身の上話」最終回は12日(火)よる10時55分から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。放送翌日からはNHKオンデマンドで見逃し番組として配信が行われる。

書店員ミチルの身の上話|NHKよる☆ドラ
NHKオンデマンド よる☆ドラ 書店員ミチルの身の上話

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