前回の第7話で、命に代えて献上馬の治療にあたると言ったクァンヒョン（チョ・スンウ）がいよいよ治療を始める！しかし、司僕寺たちの陰謀でピンチに立たされる…第8話で果たして献上馬は元気になるのか？8話からは時代劇初出演のイケメン俳優イ・サンウも登場するのでお楽しみに！YouTubeに予告動画が公開されている。
（以下、NHKBSプレミアムにて2013.07.07～2014.6.29放送時に紹介したものです）



見逃した回のある方は【「馬医」を2倍楽しむ】でこれまでの全話の詳しいあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。

※以下、あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、先にあらすじを知りたくない方は、豆知識や赤字の見どころを先に呼んで、ドラマ視聴後の確認、または見逃した時にあらすじをご覧ください。

■第8回「ひとときの安らぎ」
チニョンの初仕事は、動物を扱う司僕寺で馬医たちに医術のアドバイスをする任。さすがのチニョンもこれにはがっかり。早速のピンチを司僕寺の見習い馬医として働くことになったクァンヒョンに助けられる。クァンヒョンは、淑徽（スッキ）王女の下女だと思っていたチニョンが医女としてここにいることに驚く。チニョンの方でも牧場の馬医が司僕寺にいることに驚く。それでも再会を喜ぶクァンヒョンは、チニョンと顔を合わせてはからかってばかり。

いよいよチニョンの馬医たちに向けた講義が始まる。馬医たちは「天女が来た」と喜びチニョンを質問攻めにする。チニョンは何食わぬ顔で「19歳で、廣通（クァントン）橋の近くに住み、決まった相手はいない」と答える。

恵民署の提調コ・ジュマンが目障りと考える左議政チョン・ソンジョは、倒れたヒョスク大妃（仁宣王后）の治療にあたる老首医（スイ）の腕が衰えているのを目の当たりにし、イ・ミョンファンを次の責任者に据えようと考える。

そんなある日、司僕寺で事故が起き、使用人と馬がケガをする。チニョンは、クァンヒョンに手伝ってもらい使用人を助けることに成功。クァンヒョンは、ケガ人の胸を押さえたその掌に残った心臓の響きに言いしれぬ感動を覚える。クァンヒョンに恋したスッキ王女は、猫が病気と偽り司僕寺に会いに行く。実は、クァンヒョンを司僕寺に異動させたのはスッキ王女だった。スッキ王女はチニョンにクァンヒョンへの恋心を打ち明ける。

司僕寺に戻ったチニョンは、子羊が死んですっかり弱ってしまった母羊の手当てをするクァンヒョンを見つけ、手伝う。別の子羊に死んだ子羊の匂いを付けて母羊に元気を取り戻させたクァンヒョンの治療法にチニョンは感激する。二人で一晩中、羊の手当てをする。

帰り道、チニョンはドロドロになった服を着替えようとして店に入るが、あまりの汚れように追い出されそうになってしまう。すると、ミョンファンの息子で弟のようなソンハが現れ、無事服を着替えることができる。チニョンが落としたノリゲ（飾り）を渡そうと、追いかけてきたクァンヒョンは、彼女が若い両班と親しげにしている様子を目撃し、そっと立ち去る。

久々にギベやチャボンと楽しいひと時を過ごしたクァンヒョンは、ヨンダルのことを思い出していた。実はクァンヒョンもまたヨンダルの行方を捜していたのだった。

そんなある日、都の近くの利川（イチョン）で牛の疫病が発生し、司僕寺の馬医たちが派遣される。利川では、牛を1箇所に集めて隔離し、都への道が封鎖される。そんな中、クァンヒョンとチニョンはコンビで村の家々で飼っている牛の様子を調べに行くが、弱っている鶏を治してやった少年の兄の体中に、牛と同じような斑点が出来ているのを目撃する。

すっかりクァンヒョンの虜になってしまったスッキ王女のチャーミングな演技が可愛いが、演じたのはキム・ソウン。「悲しき恋歌」「花より男子～Boys Over Flowers」などで現代ドラマのイメージが強い彼女だが、もともと注目を集めたのは、「千秋太后（チョンチュテフ）」のヒロイン・スの少女時代を演じ注目を集めた若手女優。一方、まったく時代劇が初めてなのが、ソンハ役を担当したイ・サンウ。「18・29～妻が突然18歳！？」でデビューを果たした後、「神々の晩餐」「千日の約束」「美しき人生」などの人気作品で注目を集めている。「トンイ」などを見て時代劇の勉強をしたというイ・サンウが今回から本格的に登場するのでお見逃しなく。今回、司僕寺でいろんな動物が出てくるのでお楽しみに。また、クァンヒョンのかつての文字の師オ・ジャンバクが料理長を務めるクッパ店“武橋湯飯”で、まるで「宮廷女官チャングムの誓い」を彷彿とさせる包丁の合奏もみられる。

　【作品詳細】 【「馬医」を2倍楽しむ】

◇NHK「馬医」番組公式サイト
　2014.09.27～2015.09.12　　08：30-09：30　再放送（BSP)
　2013.07.07～2014.6.29　21：00-22：00（BSP)