舞台は大学から社会へ!拓人(三浦春馬)にALSの症状が…「僕のいた時間」第2話あらすじと予告動画!

2014年01月15日12時20分ドラマ

主人公・澤田拓人(三浦春馬)がALSという難病と闘うヒューマンドラマ「僕のいた時間」は、先週8日、初回放送(視聴率11.2%)では、大学生の拓人と同級生・本郷恵(多部)との出会うまでを紹介したが、今夜15日の第2話では、社会人となった拓人と就職活動に失敗した恵との再会を中心に、拓人が自分の体に起きた異変に気づくまでを描く!ドラマ予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

澤田拓人の実家は、山梨の総合病院。母親の佐和子(原田美枝子)や父親の昭夫(小市慢太郎)からは医者になることを期待されていたが、いつからかその期待は4歳下の弟・陸人(野村周平)に。恵との出会いは、大学時代に受けたある商社の集団面接。恵が携帯電話の電源を切り忘れ、面接中に着信音を鳴らしてしまい、拓人が自分の携帯電話だとかばった。数日後、2人は大学で再会し、お互いにまだ内定ゼロと知り、気分転換に海へ遊びに行くことに。海辺に二人は、3年後の自分に向けた手紙を書き、空のボトルに詰めて砂浜に埋めた。今夜の第2話で、ついに拓人にALSの初期症状が現れる。

■第2話
家具販売会社に入社した澤田拓人(三浦春馬)は、大学の医学部に進学した弟の陸人(野村周平)と一緒に暮しながら、慣れない販売業務に四苦八苦の生活を送っていた。
一方、恵(多部未華子)は、卒業後もファミリーレストランでアルバイトをしながら就職活動中。ある日、拓人は恵を食事に誘い、久しぶりの再会を楽しみ互いの近況を報告しあう。改めて水島守(風間俊介)や村山陽菜(山本美月)も誘って拓人の家で食事をすることに。食事会の日、拓人の弟・陸人から、実家が開業医で弟が後継する予定と聞く。みんなと楽しく食事をした後、恵まれた環境の拓人に嫉妬した恵は、拓人と喧嘩をしてしまう。
ある日、寝室で家具の勉強をしていた拓人は、ペットボトルのふたを開けようとした際に、左手に力が入らないことに不安を抱き、ネットでALSに関するページを見つける。そこには、初期症状として、「足がつる」「腕が上がらない」などと書かれていたが…。

とうとう、拓人の体に初期症状ながらALS(amyotrophic lateral sclerosis 筋萎縮性側索硬化症)の症状が発症してしまう。
ALSとは、身体を動かすための神経系(運動ニューロン)が萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患。日本国内では1974年に特定疾患に認定された指定難病で、有名MLB選手ルー・ゲーリッグが、この病に罹ったことから、ルー・ゲーリッグ病 (Lou Gehrig's disease) とも呼ばれる。
ALSの推定人数は、今のところ日本で大体6,000名から7,000名くらい、難病登録をしている患者数は、平成16年度末のデータでは7,000名くらい。発症年齢は平均59歳、男性の方が1.5倍くらいの割りで多いという統計が出ている。
極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する(人工呼吸器の装着による延命は可能)。治癒のための有効な治療法は現在のところ確立されていない。しかしながら医療や介護技術や機器等の進歩により、致命的な症状である呼吸筋の麻痺を人工呼吸器の装着によってカバーし、療養生活のための適切なサポートがあれば、寿命一杯生きていくことも可能になってきている。
「僕のいた時間」は、ALS患者の療養生活の向上と治療法の確立を目的とし、特定の宗教や政治団体に属さない非営利の一般社団法人『日本ALS協会』の協力のもとドラマ作りを行っている。『日本ALS協会』は、1986年(昭和61年)に、「ALSと共に闘い、歩む会」として、患者と家族を中心に、遺族・専門医・医療関係者や一般有志が集まり設立された。このドラマを通して、ALSという難病を知り、一日も早い原因究明と治療法の確立されることを祈りたい。(参考:『日本ALS協会』

僕のいた時間│フジテレビ

【2014年冬ドラマを一挙紹介】   【各話のあらすじ】   【各話のあらすじ】