前回は、老いらくの恋をハートフルに描いたが、最終回目前の14日放送「夜のせんせい」第9話では、TOB（株式公開買付）に絡んで上武がクラスで孤立することに…！果たして桜先生（観月ありさ）は、4年1組の全員を無事に卒業させることができるのか？予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回の第8話は、キャバクラ勤めの神戸優奈（滝裕可里）が、商社マンと電撃結婚する事になったが、祖父の高倉富雄（織本順吉）が相手の祖母の文江と駆け落ちしてしまった。高倉はデイサービスで文江と何度か会っており、互いい惹かれあうようになっていたのだった。しかし、すぐに家族に連れ戻され、文江は息子たちによって軟禁されてしまった。クラスのみんなに後押しされた高倉は、門の鍵を壊して文江を略奪。二人は一緒の軽費老人ホームに入って楽しく暮らすことに。
最後には、祖父のせいで破談になったと怒っていた優奈も理解を示した。

前回は、老人をまるで幼児のように一律に接する特別養護老人ホームの現状や、年寄りは誰にも迷惑をかけないでおとなしくしていろ、というような風潮に、老後の過ごし方などを考えさせられる心温まるものだった。

■第9話
いよいよ卒業式が近づいてきたある日、所属事務所の方針によりあるオーディション大会に出場するというかえで（新川優愛）が、卒業記念として、桃（清水くるみ）や玲（山本舞香）らに一緒にオーディションに出場しようと提案。それを聞いた桜（観月ありさ）は、4年1組の最後のイベントにしようと生徒に発破をかける。
そんな中、ネットビジネスの大手で、リーム社が外資系の企業に株式公開買付・TOBを仕掛けられているとの報道が。桜たちはそれが上武（田中圭）が代表を務める会社だと知る。なんとかTOBを阻止しようと資金繰りに奔走する上武だが、会社の危機に追い討ちをかけるよう新聞や雑誌には上武の黒い噂が踊っていた。そんなある日、若杉（岡山天音）が忘れ物を取りに来た上武に殴りかかる騒ぎが…！？
いよいよ明かされる上武の過去。勝ち続けるために何もかも捨て去ってきた男が、すべてを失いそうになったとき、どうするのか？ 物語はついに最終章、桜先生の最後の言葉が生徒たちを動かして行く。しかし、まだ誰も予想していなかった。あるクラスメイトとの別れが迫っていることは…。

口コミはこのドラマの良さが伝わり、前回は1％も視聴率を上げた「夜のせんせい」。残り2話！最終章の今夜もまたホロリとさせられそうだ。第9話は14日（金）夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。見逃した方は、コチラで見逃し配信中。

◇TBS金曜ドラマ「夜のせんせい」番組公式サイト