小出恵介×貫地谷しほり「吉原裏同心」最終回を見逃した方のためにあらすじと関連動画

2014年09月19日20時00分ドラマ

幼なじみの汀女(貫地谷しほり)と駆け落ちした神守幹次郎(小出恵介)、3年間の逃亡の末、たどりついた江戸・吉原で会所の頭取・四郎兵衛(近藤正臣)に見込まれて、吉原の治安を守ることになった。最終回では越中山岡藩に剣術の指南を依頼され、江戸を離れることになった幹次郎と汀女…NHKオンデマンドで全話有料配信中。

吉原で起こる様々な事件を解決する…というストーリー展開も楽しかったが、なにより幹次郎、汀女夫婦の仲の良さを見て、毎週気持ちがほっこりした。こんな夫婦がいたら…なんて理想論かもしれないが、小出恵介と貫地谷しほりの夫婦は本当にしっくりきていた。
残念ながらドラマは今期(全12話)で終わってしまったが、最終回の終わり方「吉原での新たな生活が始まった」という汀女の語りを聞くと、来年あたりSeason2をやるのではないかと期待してしまう。ちなみに佐伯泰英著の原作本は2014年9月現在で21巻刊行されている。話のネタとしてはまだまだたくさんあるので、ぜひシリーズ化してもらいたい。

【佐伯泰英著『吉原裏同心』シリーズ(光文社文庫)】
1.『流離』 2.『足抜』 3.『見番』 4.『清掻』
5.『初花』 6.『遣手』 7.『枕絵』 8.『炎上』
9.『仮宅』 10.『沽券』 11.『異館』 12.『再建』
13.『布石』 14.『決着』 15.『愛憎』 16.『仇討』
17.『夜桜』 18.『無宿』 19.『未決』 20.『髪結』
21.『遺文』
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■最終回「我が町」あらすじ
幹次郎(小出)のもとに越中山岡藩から剣術の指南の依頼が舞い込んだ。せっかく馴染んだ吉原での生活を捨て、江戸を離れることを悩む幹次郎と汀女(貫地谷しほり)。そんな2人を會所の頭取・四郎兵衛(近藤)は暖かく送りだそうとしていた。
そんな中、吉原ではひったくりやケンカなど騒ぎが絶えない状態になっていた。誰かが裏で糸を引いているらしい…。このままでは吉原は物騒だ、怖くて行けないと評判が落ちてしまう。実は以前、吉原から追放された男・勘助(原田大二郎)が会所の頭取・四郎兵衛(近藤正臣)への逆恨み、そして頭取の座を奪おうとする企みのため、浪人や悪人どもに吉原での悪さをさせていたのだった。
勘助は、わざわざ会所を訪れ四郎兵衛に直接「頭取の座をオレに譲れ。さもなくばもっとヒドイことをしてやる」と脅しをかけたのだが…。

四郎兵衛は、勘助のことを幹次郎に伝えなかった。このまま越中へ旅立ってほしかったから。しかし江戸を離れるその日、たまたま引っ捕らえた泥棒が勘助の手先で、吉原の遊女たちから盗んだ金を持っていた。その中の一つに見覚えのある財布が…。遊女の一人・夕霧の財布だった。それを見た幹次郎は、自分がすべきことを悟り、山岡藩に詫びを入れ今回の話はなかったことにしてもらいたいと断りを入れた。

一方、勘助は幹次郎が江戸を離れたその日、大勢の浪人どもを引き連れて、吉原に殴り込んできた。会所の男衆とにらみ合いのさなか…幹次郎が戻ってきた。幹次郎のおかげで、吉原に再び平和が戻ってきた。山岡藩からの依頼を断り、幹次郎と汀女は、吉原で働く遊女たちを守るため、再びこの地で暮らしていくことを決意した。

そんな2人のために、四郎兵衛は手をつくし、汀女の元夫・豊後岡藩の家臣・藤村壮五郎(皆川猿時)の妻敵討ちの件を解決した。四郎兵衛の人脈を駆使し、壮五郎の上司にあたる豊後岡藩の江戸屋敷に直接出向き、お上からのお達しを告げ、壮五郎が二度と幹次郎・汀女に近づかないようにした。
幹次郎と汀女は、吉原になくてはならない存在となっていたのだ。そしてこれから2人の、吉原での新しい生活が始まるのだった…。

「吉原裏同心」(全12話)は、NHKオンデマンドにて有料配信されている。
林ゆうきによる「吉原裏同心」オリジナルサウンドトラックが発売中(小田和正による主題歌は含まれていない)。

NHK木曜時代劇「吉原裏同心」番組公式サイト

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