中二病男子と存在感ゼロ男子をホメ倒せ!手塚とおる主演9日「太鼓持ちの達人」第5話あらすじと予告動画

2015年02月08日23時00分ドラマ

商社の課長・吉岡卓郎(津田寛治)が辞表を出した部下を思いとどまらせるほめフレーズを得るためシミュレーションゲーム「世渡りWARS」に挑戦!中二病引きずり男子と存在感ゼロ男子を相手に中間管理職がほめフレーズで部下と戦う!手塚とおる主演テレ東9日(月)「太鼓持ちの達人」第5話予告動画は番組公式サイトで公開。

前回(第4話)に登場した「元ヤン女子」を演じた佐藤仁美。彼女はいつからこういうキャラになってしまったのだろう。1979年生まれの35歳、1995年に開催された第20回ホリプロタレントスカウトキャラバンで応募者数43,723人の中からグランプリに選ばれた逸材である。グランプリ受賞までの経緯はドキュメンタリー番組として放送された。佐藤仁美をはじめ、最終選考に残った女子たちが合宿して体力づくり、演技や歌、ダンスの勉強に励む様子がリアルに描かれていた。最終選考に残った数名の中で、一番輝いていたのが当時まだ高校生だった佐藤仁美である。佐藤がグランプリ受賞したということは、それまでのホリプロ所属のアイドルとは一線を画し、本格的女優に育てていこうというホリプロの姿勢がうかがえた。

1996年放送された「イグアナの娘」(テレビ朝日)で主人公・青島リカ(菅野美穂)の親友、三上伸子を熱演し注目されるようになり、1997年原田眞人監督『バウンスko GALS』に主演、同作でブルーリボン賞新人賞、横浜映画祭最優秀新人賞を獲得。女優としてのキャリアを順調に積み上げていく。現在では、重厚な存在感を放つ名脇役としてドラマや映画で活躍。バラエティー番組では、自身の酒乱失態話や恋愛失敗話を披露することが多い。昨年放送されたNHK「さよなら私」では、夫の浮気に悩みながら子育て&妊娠、出産する母役を熱演。佐藤仁美ならではの大らかさが活かされたキャラだった。大女優のオーラを放つタイプではないが、肝っ玉母さんっぽい佐藤仁美の暖かさ、存在感が視聴者に受けているのではないだろうか。ちょっと強面になりつつあるが、笑顔が魅力の女優である。

■前回「元ヤン女子・かまってちゃん」あらすじ
ファミレス勤務の武藤美穂(浅見れいな)はシフトリーダーの元ヤン女子・本谷朝美(佐藤仁美)に連休家族旅行に行くためシフト変更をお願いするべく「ほめる技術シミュレーションゲーム『世渡りWARS』」に挑戦する。はたして美穂は朝美をほめ落とすことができるのか!?指南役はもちろんスタローン大佐(手塚とおる)、マイク情報分析官(柄本時生)、リサ作戦参謀(木南晴夏)の3人。

プレーヤー:武藤美穂
ターゲット1:元ヤン女子 本谷朝美
【マイク情報分析官によるプロファイリング】
・なんでも上か下かを決めたがるマウント女子。
・過去のヤンチャ話が大好物。
・他人の武勇伝を自分のことのように語る
・ワガママな寂しがり屋。
元ヤンにとって、過去のヤンチャ話は輝ける青春の思い出。ほめるためにはどんどん聞き出せ! そして怖がって欲しいくせに好きでいてほしい…とても面倒くさい相手なのだ。

【リサ作戦参謀による実践フェーズ】
WARNING1: 格下扱いは厳禁
WARNING2:ワル自慢に便乗してはダメ
WARNING3:舐めても、舐められてもいけない

【スタローン大佐による最終フェーズ】
「朝美さんと、当時知り合いじゃなくてよかった」
「今は仲良くして欲しいけど昔の自分は怖がってほしい」
「昔だったら多分、目みて離せなかったっす」
「修羅場をくぐってきたからこそ、人に優しくなれるんっすよね」
「昔ヤンチャしてた人って、根が純粋なんっすよね」
相手のことを怖がりつつ、リスペクトしつつ、愛情を注ぐ…そんなほめフレーズで元ヤン女子は昇天するのだ。

これで問題が片付いたと思ったら大間違い。肝心の連休のシフトを変わってもらう相手「かまってちゃん」が登場!次なるターゲットは元ヤン女子より手強いかもしれない!

ターゲット2:かまってちゃん 鎌田麻衣(みひろ)
【マイク情報分析官によるプロファイリング】
・察してビームがハンパなく凄い。
・かまってちゃんは時間泥棒。
・自分が話したい方へねじ曲げる。
かまってちゃんは、自分が話したいのだが、さも話してほしいと言われたから話す…というシチュエーションを好む傾向にある。さらにこの手の女子は
「恋ばな」が長い。自分の恋愛話を延々とする。自分の時間を割かれるのはイヤだけれど、人の時間を奪うことは何とも思わないタイプ。

【リサ作戦参謀による実践フェーズ】
WARNING1:普通とか流行は禁句
WARNING2:結構陰口をたたくので注意

【大佐による最終フェーズ】
「私、思うんですけど鎌田さんって今の時代には優しすぎるんじゃないかな」
「鎌田さん、もっとワガママになっていいと思います」
「鎌田さんってどうしてそんなに純粋なまま生きてこられたんですか?」
「鎌田さんって、繊細なところがあるからみんなが放っておけないんだろうな」

かまってちゃんの内面を理解していることを強調すべし。このフレーズでかまってちゃんは昇天する。

■第5話「中二病引きずり男子・存在感ゼロ男子」あらすじ
商社の課長・吉岡卓郎(津田寛治)は、辞表を出そうとする部下を思いとどまらせるため、ほめる技術シミュレーションゲーム「世渡りWARS」に挑戦。今回のターゲットは、古い考えや体制に噛みつきがち、頭でっかちな【中二病引きずり男子】と存在感が薄くいるかいないかわからない、サトリ世代の申し子【存在感ゼロ男子】。このタイプにはいかなるほめフレーズが適しているのか?

テレビ東京2月9日(月)23時58分「太鼓持ちの達人 正しい××のほめ方」第5話を放送。毎回、実社会に必ず役立つフレーズが登場する新感覚ビジネスドラマの登場!出演は、ドラマ初主演の手塚とおる、木南晴夏、柄本時生。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。テレビ東京オンデマンドにて、見逃し配信中。

テレビ東京「太鼓持ちの達人 正しい××のほめ方」番組公式サイト

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