ゆうちょ銀行、佐藤健、長澤まさみ、笑福亭鶴瓶、原日出子出演初企業CMを公開

ゆうちょ銀行は、佐藤健、長澤まさみ、笑福亭鶴瓶、原日出子が出演する初の企業CM「ゆうちょ通り一丁目」シリーズを公開した。
同プロモーションは、「ゆうちょは、単に金融サービスを提供する銀行ではなく、お客さまひとりひとりにとって大切なお金をしっかりとお預かりします」という決意をストレートに表現するため、金融機関のCMではあまり使用されない「お金」という言葉をあえてメインコピーに使用した。
TVCM「Uターン組の健篇」は、主演ドラマ「天皇の料理番」が4月から始まる佐藤健が出演。彼は、大学時代から東京で過ごし、そのままIT系の会社を起業。会社が軌道に乗ると、友人にすべて譲り、何かを思い、故郷のゆうちょ通り一丁目に戻ってくる。
彼の「戻ってきた理由は、地元がほんとうに好きかどうか確かめたかったから。街も、そこに暮らす人も、全部。あのどでかい街も悪くはなかった。ただ、次の自分を考えたら、この生まれた街からだと思った。ここから全然違う俺が始まる予定だ」というナレーションとともに、物語が進んでいく。
TVCM「染織のまさみ篇」は、映画「海街diary」が6月13日から公開される長澤まさみが出演。彼女は、実家は、染織業。父が体を壊したため、都会の大学を中退して、先祖代々営まれてきた家業を継ぐ道を選んだ。
彼女の「人の気持ちは変わる。残念だけど変わる。いろんな価値観も変わるし、見慣れた街も変わる。変わらないって信じてたことほど、簡単に変わる。変わらないほうが、今は難しい。変わらずにいるって覚悟がいる、勇気がいる。あと愛もちょっといる」というナレーションとともに、物語が進んでいく。
TVCM「鶴瓶センセ篇」は、笑福亭鶴瓶が出演。彼は、ゆうちょ通り一丁目で開業しているお医者さん。この街のみんなからの信頼がとても厚く、街には欠かせない名物先生。きょうも自転車にまたがって治療のために走り回る。
彼の「正直もんが馬鹿を見る。そんな世の中は、どっかいびつや。まじめに歩いてきたもんが報われなおかしいやろ。こつこつを笑ろたらアカン。そりゃ根気がいる、きつい。ま、たまには、ちょっと、下向いてもええ。せやから、そんな人ん中には、ぎゅーっと詰まった人生があるんや」というナレーションとともに、物語が進んでいく。
TVCM「その次の日の日出子さん篇」は、原日出子が出演。彼女は、大学時代は美術を専攻していたが、結婚を機にゆうちょ通り一丁目で暮らすようになった。この春、ひとり娘が結婚することになり、夫と2人だけの生活になるのを機に、自分の時間を大切にしたいと思い始める。
彼女の「娘は結婚しても仕事を続ける。彼も応援すると言っているらしい。彼女のために蓄えてきたこれも、そのため。さ、次は私の番だ。時計の針は戻せないけど、これまでとは違う時間を刻めるはず。少し、ドキドキ。私も応援してもらおうかな、旦那に」というナレーションとともに、物語が進んでいく。
TVCM「4人それぞれのお金篇」は、佐藤健、笑福亭鶴瓶、原日出子、長澤まさみの4人が出演。
笑福亭鶴瓶が「何を信じるかや。んー、親のこと、子のこと、友だちのこと、街のこと。もちろん、自分のこともや。何でもええ。その信じたことのためにお金はあるんや。その信じたもんと、少しずつ前に進むために、少しずつ愛し合うためにあるんや。お金がいっぺんにぎょうさんあっても、幸せは急にどーんと増えたりせえへんもんや。せやから、こつこつは信じられんのちゃうかなぁ」というナレーションとともに、4人それぞれの物語が語られる。
撮影は、千葉県銚子市と群馬県桐生市で行われた。撮影は、1週間かけて行われたが、銚子市・桐生市ともに雨が降ることもなく、市民も撮影場所やエキストラで協力し、撮影現場にはたくさんの笑顔があふれていた。
各CMに登場する郵便局の社員は、実際に日本郵政グループに勤務する社員。出演した社員は、「このCMを通じて、あらためて日本郵政グループの社員であることの責任を感じ、頑張ろうと思いました」と語っている。
◇YouTube「ゆうちょ銀行企業広告」