内部告発、粉飾決算隠ぺいか!?潜入捜査で偽装を暴け!堤真一主演「リスクの神様」第8話あらすじと予告動画

2015年09月02日11時00分ドラマ

サンライズ物産のグループ企業の社員を名乗る人物から内部告発のメールが届く!総合衣料メーカー・トウセンが不正会計!?西行寺(堤真一)らは捜査を開始したが確たる証拠がつかめなかった。繊維事業統括する白川専務(小日向文世)に協力依頼するが…2日(水)夜10時より「リスクの神様」第8話予告動画は番組公式サイトで公開。

大企業のリスクヘッジがいかに大変かを毎回痛感させられる「リスクの神様」。前回(第7話)はハゲタカファンドに狙われた烏丸屋ホールディングスをホワイトナイトに救ってもらおうとしたのだが…というストーリーで、かなり難しい内容だった。いわゆる「ながら見」をしていたのでは、内容について行けない。ある程度、経済のことを理解していないと楽しめない。
そのハゲタカファンド役で登場したのが手塚とおる。ここ最近「いい人」キャラが多かったが、久々手塚とおるの悪人面を見ることができた。やっぱり手塚とおるは善人よりも悪人のほうが迫力があっていい。個性派俳優といえば劇団出身者が多いが、手塚とおるも劇団出身。蜷川幸雄、唐十郎、ナイロン100℃、野田秀樹、大人計画など超個性派劇団の客演をこなしている逸材である。脇役だけれど、時には主役を食ってしまうほどの存在感、その「目力」に思わず視聴者は引き込まれてしまう。9月22日スタート、NHK総合、黒木メイサ×渡部篤郎「デザイナーベイビー」にも出演。手塚とおるが再び、どんな怪演技を見せてくれるのか、楽しみである。
NHK総合9月22日スタート「デザイナーベイビー」番組公式サイト

■前回のあらすじ
日本を代表する大企業・烏丸屋ホールディングスが乗っ取りの危機にあることを知る西行寺(堤真一)。事の起こりは1年前、社長の岡崎竜太郎(小野武彦)が息子・大樹(中村俊介)から解任され、大樹が新社長となったお家騒動だった。大樹率いる烏丸屋ホールディングスは、その後経営不振、買収したホテルもわずか3カ月で破綻するなど、烏丸屋の株価は下がり続けていた。サンライズ物産は、竜太郎と並ぶ筆頭株主でもあった。
西行寺の調べによると、烏丸屋の監査役・花村(大谷亮介)がホテルの負債を意図的に隠した上で大樹に買収を持ちかけたことが判明。その後花村は行方を眩ませている。その後、片山ファンドとリバーファンドが大量に株価を買い占めていることが判明。リバーファンドはハゲタカとして悪名高い証券会社。このままでは烏丸屋を乗っ取られてしまう…大樹はこの難局を乗り越えるために、父子がもう一度手を結びたいと申し出るが竜太郎は拒否。竜太郎はすっかり片山(手塚とおる)にだまされ、息子を信用しなくなっていた。そこで西行寺は烏丸屋を救うホワイトナイトを探すべきだと提案。大樹と古くから知り合いのアジアグローバル証券のホー代表(木下ほうか)に頼むと快く了承してくれた。ところが西行寺の調べで、ホーとリバーファンドが裏で繋がっていることが判明。西行寺は竜太郎に「あなたが本当に守りたいものは何なんですか?」と問う。会社と社員を守りたいなら息子と和解すべきだ、という西行寺の提案を竜太郎は飲んだ。大樹と竜太郎の持株が過半数以上となったため、烏丸屋ホールディングス乗っ取りは回避された。
しかし、西行寺はサンライズ物産社長・坂手(吉田鋼太郎)とホーが繋がっていることを調べ上げていた。

■第8話あらすじ
サンライズ物産グループ企業の社員と名乗る人物から、内部告発メールが届く。総合衣料メーカー・トウセンが不正会計で黒字計上しているという。結城(森田剛)やかおり(戸田恵梨香)が調べたところ、財務諸表から問題は見つからなかったが、過去5年間、常に同じ割合で業績を伸ばしているのは不自然だと疑念を抱く。繊維事業部を統轄する白川専務(小日向文世)に調査協力を依頼するのだが…。

フジテレビ9月2日(水)夜10時より「リスクの神様 the God of risk」第8話を放送。出演はフジテレビドラマ初主演の堤真一をはじめ、戸田恵梨香、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、平幹二朗、田中泯、吉田鋼太郎ほか。第8話予告動画は番組公式サイトで公開。最新話はフジテレビオンデマンド+7にて1週間無料見逃し配信中。

フジテレビ「リスクの神様 the God of risk」番組公式サイト
フジテレビオンデマンド+7公式サイト

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