幻の「愛の歌」を城田優&神田沙也加でデュエット!18日芳根京子主演「表参道高校合唱部!」第9話あらすじと予告動画

2015年09月17日21時00分ドラマ

文化祭の季節!しかしエントリーは1学期内で当時廃部寸前だった合唱部は参加できず…真琴(芳根京子)はクラス合唱を提案するが却下され、メイドカフェをやることになったのだが…「表参道高校合唱部!」18日(金)夜10時より、第9話で歌うのはDREAM COME TRUEの「何度でも」、予告動画は番組公式サイトで公開。

「表参道高校合唱部!」にまさかLGBTの話題が出てきたのには驚いた。LGBTとはLesbian(女性同性愛者) Gay(男性同性愛者) Bisexual(両性愛者) Transgender(性同一性障害を含む性別越境者)の頭文字を取った俗語である。
昨今、テレビではGENKING、はるな愛、マツコデラックス、KABA.ちゃんなどオネェ系タレントが大活躍しているが、同性愛者全般を「オネエ」と呼ぶのは間違っている。エッセイストの能町みね子氏は、某番組で自分が「オネエ」の括りに入っていたことに反論。番組に謝罪と訂正を求めた。能町氏の場合、性同一性障害と診断され、現在は肉体的にも戸籍上も女性である。なんでもかんでも「オネエ」と呼んでしまうことは、当事者にとって苦痛であり、決して笑って済ませられないことなのだ。ちなみに能町氏は自身の性転換手術の経緯をエッセイ本として出版しているので興味あるかたはご一読いただきたい(オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)』、『たのしいせいてんかんツアー』)。

前回(第8話)で祐(高杉真宙)が大輔(堀井新太)に抱いた感情は、男の子が女の子を好きになる感情と同じ。たまたまその対象が同性だった、というだけにすぎない。一昔前までは、恋愛対象が同性という人たちが自分のことをカミングアウトすることは非常に難しかった。今ももちろん個人差(その環境)によってまちまちだが、以前とくらべると比較的カミングアウトしやすくなっているし、社会もそれを受け入れるようになってきた。東京・渋谷区は同性愛者カップルに証明書発行制度を設けるようになった。少しずつではあるが、同性愛者が差別されず、異性愛者と同じような社会生活が送れる社会に日本もなりつつある。

■前回のあらすじ
2学期が始まり、合唱部には「恋の季節」がやってきた。以前から里奈(森川葵)に思いを寄せていた大輔(堀井新太)は意を決して告白しようとしたのだが、一歩先に祐(高杉真宙)が里奈に告白、デートを申し込んだ。そして優里亞(吉本実憂)は快人(志尊淳)をデートに誘おうと思う、コソコソしたくないからと、真琴(芳根京子)に告白。思わず優里亞を応援してしまう真琴だが内心は複雑だった。
祐と里奈のデートは散々だった。なんと途中で祐が「もう無理!」と言って帰ってしまったのだ。女としてのプライドを傷つけられた里奈は激怒。しかし、祐が本当に好きだったのは、大輔だった。小さいころから自分は人と違う…と悩んでいた祐。年頃になれば異性を好きになると思っていたがそうならなかった。そんな悩みを打ち消すために里奈をデートに誘ったのだが、やっぱりダメだった。
勇気を振り絞って大輔に告白する祐。しかし祐のことを親友として見ていた大輔は、突然の告白に動揺してしまい、思わず「キモイ」と言ってしまった。ショックを受けた祐は、合唱部に退部届を出してしまった。
そんな中、大曽根校長(高畑淳子)から、合唱部OGで現在プロとして活躍する神島カナ(中島美嘉)のライブに、オープニングアクトとして参加してほしいと依頼がくる。さっそくカナのスタジオに行き歌を披露する合唱部。しかし、祐の件もあり、みんなの心は一つになれずうまく歌えなかった。「こんなんじゃ舞台に出てもらうわけにはいかない。ライブ当日までになんとかして!」とカナに言われてしまう合唱部。
みんなはLGBT(女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛社、そして性同一性障害を含む性別越境者)について、書籍などで学ぼうとするのだが、結局のところよくわからない。大輔は祐に「お前は何も失っていないから!おれはお前と歌いたいから合唱部に戻ってこい!」と言うのだが、うなだれた祐はそのまま帰宅してしまった。
そして神島カナライブ当日。この合奏部が歌ったのはBEGINの「恋しくて」。祐がいないまま歌い始めたのだが、なんとライブ会場に祐が来ていた。気づいたみんなは祐をステージにあげ、みんなで一緒に歌うことができた。
合唱部はカナから、親友と一緒にプロデビューを目指していたけど、お互い今は別々の道を歩んでしまったという話を聞いた。その親友とは、合唱部の副顧問・瀬山先生(神田沙也加)だった。
ライブのあと、真琴は快人から「おれ、香川のことが好きだ」と告白されてしまった…。

TBS金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」合唱「恋しくて」フルバージョン(YouTube)

■第9話あらすじ
表参道高校にも文化祭の季節がやってきた。しかし文化祭へのエントリーは1学期中でなければならず、その頃の合唱部は廃部寸前だったため、合唱部として文化祭に参加することができなかった。そこで真琴(芳根京子)はクラスの出し物として、合唱をやらないかと提案するのだが、賛同を得られず却下。結局風香(小島利里杏)とほのか(長谷川ニイナ)が提案するメイドカフェになってしまった。ところが、文化祭のクラス予算をほのかが紛失してしまった。親に頼んでたてかえてもらうとほのかは言うのだが、学校の決まりとして個人が負担することは許されなかった。それなら、お金がかからない合唱をやろう! と再び真琴が提案。風香は「それじゃ合唱でいい」と言うのだが、クラス全体の雰囲気としてはかならいテンションも下がってしまったのだが…。
第9話で歌うのはDREAM COME TRUEの「何度でも」。

TBS金曜ドラマ9月18日(金)夜10時「表参道高校合唱部!」第9話を放送。出演は芳根京子、志尊淳、吉本実憂、森川葵、堀井新太、高杉真宙、荻原みのり、泉澤祐希、川平慈英、堀内敬子、神田沙也加、デビット伊東、立石涼子、平泉成、高畑淳子、城田優ほか。第9話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。さらにTBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン対象番組のため、1週間最新話を無料で視聴できる。

TBS金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」番組公式サイト
TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン公式サイト
 【2015年夏ドラマ】 【関連記事・各話のあらすじ】