“鉄の女”と呼ばれたイギリス初の女性首相マーガレット・サッチャーの半生を、アカデミー賞女優メリル・ストリープが熱演！誰もが本物と見まがうほどサッチャーになりきり、見事アカデミー賞主演女優賞授賞！NHKBSプレミアム22日（月）夜9時より『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を放送、予告動画はYouTubeで公開。

2013年4月8日。ひとつの時代が幕を下ろした。イギリス保守党初の女性党首（1975‐1990）、そしてイギリス初の女性首相（1979‐1990）になった故マーガレット・サッチャー（享年87）。保守的で決して信念を曲げることのなかったサッチャーを、世界は「鉄の女（The Iron Lady）」と呼んだ。

2011年（日本は2012年）公開された『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は、サッチャーの半生、そして1990年首相退任までを回想形式で描いた作品で、劇中には実際の映像も交えて描写されている。
保守党党首として、そしてイギリス首相として国のために尽くしてきたサッチャーだが、妻として母としては悔いの残る人生だったようだ。晩年、サッチャーは認知症をわずらい、すでに亡くなっている夫・デニスとともに暮らしていると思い込んでいたそうだ。映画でも、そんなサッチャーの姿がリアルに描かれ、いろいろな意味で物議を醸す作品となった。
妻、母としての役割を放棄したという葛藤が、劇中には夫デニス（ジム・ブローベント）以外の家族がほとんど登場しないことに現れている。

主演は『プラダを着た悪魔』（2006）、『マンマ・ミーア！』（2008）、『マディソン郡の橋』（1995）など数多くの作品で高い評価を得、『クレイマー、クレイマー』（1979）、『ソフィーの選択』（1982）でオスカーを受賞、本作『マーガレット・サッチャー』でもアカデミー賞主演女優賞授賞を受賞したメリル・ストリープ。

■あらすじ
イギリス初の女性首相となったマーガレット・サッチャー（メリル・ストリープ）。政界引退後は夫・デニス（ジム・ブローベント）と一緒に静かな余生を送っていたが、そのデニスに先立たれ、1人残されたマーガレットは認知症をわずらい、過去と現在が入り乱れ、デニスと一緒に暮らしていると思い込んでいる。政治家としては大成したが、妻として母としては…。デニスと出会った頃の若き日のマーガレット・サッチャー、そして政治家になり、党首になり、首相になったマーガレットに残されたものはなんだったのか…。

【マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙】（2011）
監督：フィリダ・ロイド
脚本：アビ・モーガン
撮影：エリオット・デイビス
音楽：トーマス・ニューマン
出演：メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、オリビア・コールマンほか。
備考：英語／字幕スーパー／カラー／レターボックス・サイズ
原題：THE IRON LADY
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』DVD、Blu-rayはHappinest（SB）より絶賛発売中。

NHK BSプレミアムシネマ 12月22日（月）夜9時より放送『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を放送。監督：フィリダ・ロイド／脚本：アビ・モーガン／撮影：エリオット・デイビス／音楽：トーマス・ニューマン／出演：メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、オリビア・コールマンほか。予告動画はYouTubeにて視聴できる。

◇NHK BSプレミアムシネマ番組公式サイト
◇メリル・ストリープ主演『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』予告動画（YouTube）
◇メリル・ストリープ主演『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』公式サイト