男の子（横山歩）を引き取る決意をした美奈（尾野真千子）と信次（江口洋介）…しかし特別養子縁組の申請をするまでもが大変！そんな中、信次が男の子を動物園に連れて行きたいと言うのだが、そこで大変なことになり…テレビ朝日21日（木）夜9時「はじめまして、愛しています。」第2話予告動画は番組公式サイトで公開。

14日スタートした「はじめまして、愛しています。」、初回視聴率が10.0％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）とまずまずな出だしだった。特別養子縁組という、ちょっと難しいテーマだが、遊川和彦（「○○妻」「家政婦のミタ」）の脚本とあって、単なる感動もの、お涙頂戴ものにはならないだろうし、簡単にハッピーエンドにもならないだろう。現に、男の子を引き取ると決意した美奈（尾野真千子）と信次（江口洋介）だが、美奈は子ども好きではない。彼女がどのようなプロセスを経て、母性本能にめざめていくのか気になるところだ。

第1話ではまだ、男の子の名前が判明していない。なぜならば、男の子は一言もしゃべらないからだ。無表情なまま、空を見つめる男の子の表情はとても縁起とは思えない。いったいどんな子役が演じているのかと思ったら、2015年4月期放送された木村文乃主演「マザー・ゲーム 彼女たちの階級」（TBS）で、主人公・希子（木村文乃）の息子・陽斗を演じた横山歩くんだった。陽斗役では、元気はつらつだったが、「はじめまして、愛しています。」では、心に深い傷を負った子の役で、大人顔負けの演技力を発揮している。ポスト鈴木福となるか！？　歩くんの今後の成長ぶりを温かく見守りたい。

■前回のあらすじ
自宅でピアノ教室を開いている梅田美奈（尾野真千子）は、親に連れられてやってくる子どもが、本当は音楽が好きじゃないと分かると、子どもに興味を持たせようといった努力をすることなく、レッスンを放棄してしまう。親は「有名指揮者の娘だって聞いたのに！」と憤慨し帰って行った。。だまって頭を下げる美奈は、その親子が去ったあと、トイレに駆け込み「ああああぁぁぁぁぁぁぁ！」と便器に向かってうっぷんを吐き出した。

そんなある日、近所でゴミ置き場が荒らされるようになった。何かの生き物がゴミをあさっているのか！？　しかし美奈は自身が出場するコンクールのことで頭が一杯。今年がラストチャンスと意気込んでいたのだが…自宅の庭に、渦中のコミを荒らす生き物らしきものが侵入。恐る恐る美奈が見ると…それは人間の男の子だった。

男の子はひどい栄養失調で病院に運ばれた。心配そうに男の子を見守る美奈と信次。そこに児童相談所の堂本真知（余貴美子）がやってきた。真知の話によると、男の子は親からネグレストを受けていたらしい。地元の不動産屋につとめる信次は、男の子が住んでいたアパートに行き、大家から鍵を借りて中に入ってみた。すると部屋はゴミ屋敷状態。さらに鎖に繫がれた足枷があり、どうやら男の子は自由に身動きできないようにさせられていたらしい。
あまりの悲惨な状況に言葉を失う美奈と信次。それ以来、信次はあることを考えるようになる。

数日後、美奈の家の庭に再びあの男の子がやってきた。どうやら男の子は美奈のピアノに興味があるようだった。すぐに堂本が駆けつけたが、信次はそこで、男の子を引き取りたいと言い出す。美奈は決して子ども好きなわけではないが、信次のために母親になることを決意した。

■第2話あらすじ
男の子の親になる決意をした美奈（尾野真千子）と信次（江口洋介）。特別養子縁組の申請をしてからの3ヶ月間、夫婦はさまざまな育児研修を受け、面接ではプライベートなことまで告白させられ、身内の恥もさらされ、かなり念入りに身辺調査をされた。あとは結果を待つだけ…のはずだったが。

信次はどうしても男の子に会いたく、児童相談所の堂本真知（余貴美子）に無理を言って面会させてもらう。信次は男の子に美奈のピアノを聴かせてあげたかった。真知から門限は6時を念押された美奈と信次。そのまま自宅に戻り、美奈がピアノを弾けばよかったのに、信次が動物園に行こうと言い出す。そこで3人は大きな事件を巻き起こすことに…。

テレビ朝日7月21日（木）夜9時、木曜ドラマ「はじめまして、愛しています。」第2話を放送。脚本：遊川和彦、出演：尾野真千子、江口洋介、速水もこみち、坂井真紀、余貴美子、藤竜也ほか。第2話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。民放公式テレビポータル「TVer」にて最新話を1週間、無料見逃し配信中。

◇テレビ朝日「はじめまして、愛しています。」番組公式サイト
◇テ民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト

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