【最終回】金之助(長谷川博己)とうとう病に倒れる!NHK総合15日「夏目漱石の妻」第4回、予告動画

2016年10月14日15時00分ドラマ
©NHK

作家・夏目漱石として忙しく執筆する金之助(長谷川博己)だが、持病の胃痛がさらに酷くなり療養のため静岡の修善寺に行くのだが…好評だった長谷川博己と尾野真千子の夫婦役もこれで見納め! NHK総合15日(土)夜9時「夏目漱石の妻」最終回(第4回)を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

8日放送の第3話で夏目家にやってきた元炭坑夫の青年・荒井伴男(満島真之介)。金之助に足尾銅山のブラック企業ぶりを事細かく話した。それが後の夏目漱石著『坑夫』である。金之助が朝日新聞に入社し『虞美人草』に続いて職業作家として書いた2冊目の小説である。残念ながら映像化はされていないが、青空文庫で読めるので興味ある方はぜひご一読いただきたい。

■スピンオフドラマ、ネット配信中
「夏目漱石の妻」のスピンオフ「漱石先生を待ちながら」(全4話)がNHK「どーがステーション」にて絶賛配信中。漱石の門下生たちが「木曜会」と称して、漱石の家に集まっている。外出中の漱石先生を待ちながら門下生たちは…。出演はスピードワゴン(小沢一敬、井戸田潤)、柳原聖(カルマライン)、黒島結菜。
NHKどーがステーション公式サイト

夏目■前回あらすじ
金之助(長谷川博己)が夏目漱石というペンネームで書いた『吾輩は猫である』は大ヒット。金之助は教師をやめ、月給200円という破格の給料で朝日新聞社に入社。そこで新聞小説を書くようになった。世間で漱石の名が知れ渡るようになったころ、思いがけない人物が夏目家を訪れた。

かつて、金之助の養父だった塩原昌之助(竹中直人)。あの頃は財を成していたが今は没落し困窮していた。金之助は塩原が来たのは金目当てだと、鏡子(尾野真千子)に追い返すように言う。

ところが塩原は、かつて金之助が書いたとされる念書を持っていた。そこには「不実不人情にならぬようにしたい」の一文が書かれていた。それを楯に塩原は金之助に金をせびるようになる。

それでも金を渡すことを拒む金之助に塩原は「夏目漱石は不実不人情だと世間に言いふらす」と騒ぎ立てる。

日頃から神経性胃炎に悩まされていた金之助は、塩原のせいでさらに胃痛に苦しむようになる。そんな夫を見て鏡子は、屋根裏に隠してあったへそくりを塩原に渡し、金と引き替えに念書を渡すよう迫る。

念書を手放すことを拒んだ塩原だが、背に腹はかえられない…金を受け取り、鏡子に念書を渡して去って行った。多分もう二度と、塩原は夏目家を訪れることはないだろう。

それからしばらくの後、一人の青年が夏目家を訪れた。足尾銅山から3日かけて歩いてやってきたという荒井伴男(満島真之介)は金之助に、足尾銅山で働く炭坑夫のことを話し始めた。

興味深く話を聞く金之助。気が付けばすっかり日が暮れてしまった。夏目家を去った荒木は、しばらく姿を見せなかったのだが、偶然街中で偶然、夏目家で花嫁修行中の房子(黒島結菜)と遭遇するのだが…。

夏目■最終回(第4回)あらすじ
房子(黒島結菜)は夏目家に出入りしていた足尾銅山の元炭坑夫・荒井伴男(満島真之介)に金を貸していたのだが、荒井は姿を見せなくなってしまった。房子と鏡子(尾野真千子)は荒井の行方を捜すのだが…。

一方、執筆で忙しくなった金之助は、持病の胃痛が酷くなり療養のため静岡の修善寺に行くのだが…。

NHK総合10月15日(土)夜9時、土曜ドラマ「夏目漱石の妻」最終回(第4回)放送。再放送は10月21日(金)深夜24時10分より放送。作:池端俊策、岩本真耶、原案:夏目鏡子、松岡譲「漱石の思い出」。出演:尾野真千子、長谷川博己、黒島結菜、満島真之介、竹中直人、舘ひろしほか。最終回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK総合「夏目漱石の妻」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

【2016年・秋ドラマ一覧】【「夏目漱石の妻」関連・各話あらすじ】