光子(天海祐希)新メニュー考案!竹槍で戦車に勝てるか!? フジテレビ24日「Chef 三ツ星の給食」第7話予告動画

2016年11月23日18時00分ドラマ
フジテレビ番組公式サイトより

光子(天海祐希)の屋台、999円の鴨のコンフィが大ヒット!それに対抗して篠田(小泉孝太郎)はキッチンカー「スタンド・ラ・レーヌ」で光子潰しにかかる!しかし光子は新たなメニューを開発するのだが…フジテレビ24日(木)夜10時より「Chef 三ツ星の給食」第7話を放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

■「Chef」視聴率低迷?その裏に隠された事実
数々のヒットドラマの主演を果たし視聴率女王と謳われた天海祐希。しかし同じ木曜日放送「ドクターX 外科医・大門未知子」(テレビ朝日)に大きく数字を開けられ、視聴率女王の名を米倉涼子に奪われた!「Chef」惨敗!などとメディアに書き立てられてしまった。

そんな中、ビデオリサーチが10月から新たな測定方法で視聴率を発表した。今まではリアルタイムでの視聴のみを集計していたのだが、「タイムシフト視聴率(録画視聴率)」とリアルタイム視聴率を合算した「総合視聴率」の上位30番組(10月3日から30日)を発表した。

注目すべきは「タイムシフト視聴率」上位30番組のうち、ドラマ19番組、バラエティ6番組、アニメ4番組、映画(アニメ)1番組と、ダントツでドラマの視聴率が高いことがわかった。

タイムシフト視聴率のベスト3は…
1位 新垣結衣×星野源「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)13.7%
2位 石原さとみ主演「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ)10.8%
3位 米倉涼子主演「ドクターX 外科医・大門未知子」(テレビ朝日)9.5%

興味深いのが、リアルタイム視聴率よりタイムシフト視聴率のほうが高い番組があった。タイムシフトで1位の「逃げ恥」はリアルタイムよりタイムシフトの方が高い。天海祐希主演「Chef」もタイムシフト7.1%、リアルタイム6.2%と、タイムシフトの方が高かったのだ。

総じて、ドラマはリアルタイムで見るよりも録画やオンデマンドで自分の好きな時間、空いた時間に見る傾向にあるようだ。スマホやタブレットでテレビ番組が見られるようになり、通勤・通学途中でドラマを見るケースが増えている。

今後、オンデマンド配信がもっと普及するようになると、ドラマの在り方はもちろん、テレビCMの在り方にも大きな変化が見られるだろう。

■前回のあらすじ
光子(天海祐希)の屋台、一品勝負999円の鴨のコンフィは値段の安さとおいしさが相俟って大好評。篠田(小泉孝太郎)は光子の屋台に対抗して「ラ・レーヌ」のカジュアル版「ネオ・ビストロ・ラ・レーヌ」をオープンさせ、こちらも連日若い客層を中心に賑わっていた。

そんな中、給食の献立メニューの中に「オニオングラタンスープ」があると知って、光子は大喜びする。オニオングラタンスープは、光子にとって特別な一品だった。荒木は予算内で収めろと釘をさすが、光子は「ぜったい子どもが好きな味」と豪語しさっそく下ごしらえに取り掛かった。

一方、ラ・レーヌでは奥寺(豊原功補)が篠田に「今年の11月17日はオニオングラタンスープを作りますか?」と尋ねた。光子が総料理長だったころ、毎年11月17日はメニューにない特別なオニオングラタンスープを作り、常連客には大好評だった。しかし篠田は、もう光子はいないのだから作る必要はないと奥寺に言った。

光子は早速オニオングラタンスープづくりに取り掛かる。しかし晴子(川口春奈)は、光子のオニオングラタンスープを否定。私が知ってるオニオングラタンスープのほうがずっとおいしい!と言って、光子の料理を頑として認めなかった。

父子家庭で育った晴子は、幼いころから特別な日や具合の悪い日など、父がお手製のオニオングラタンスープを作ってくれた。晴子にとってそれは唯一無二の特別な料理だった。

子どもたちは、光子のオニオングラタンスープに大喜び。どや顔で満足する光子に対し、晴子は「人のレシピを盗んだくせに偉そうなことを言うな!」と猛抗議。光子も「20年以上、このレシピで作っている」と反論したが、ハッとして晴子を見つめた。

20年前、離婚して離ればなれになってしまった娘・ひかり…それが高山晴子だったのだ。ひかりは偽名を使って調理補助のバイトをはじめた。三ツ星レストランをクビになり学校給食を作るはめになった母、自分と父を捨てた母の敗北する姿を間近で見てやろうと想っていたのだった。

ひかりは母親が自分を捨てたと思い込んでいたが、実はそうではなかった。もともと、光子の夫はシェフの仕事に理解を示してくれていたが、ひかりが生まれてから家庭に入ってほしいと光子に要求。しかし光子はどうしてもシェフを諦めることができず2人は離婚することとなる。

その際、ひかりの親権を争ったのだが裁判で光子は元夫に負け、親権を奪われてしまった。ひかりと離れて暮らすことになった光子は、夫に最後の願いを託す。小さいころからひかりのために作ったオニオングラタンスープを、自分がいなくなったあとも作ってあげて欲しい…光子は素人でもわかるように完璧なレシピを残して家を出た。

両親の離婚の真相を聞かされたひかりは、モヤモヤした気持ちのまま小学校を後にする。友人から「ネオ・ビストロ・ラ・レーヌ」の予約が取れたと連絡がはいり、ひかりは店に向かう。友人は、11月17日の特別メニューをオーダーするが、店側は光子がいなくなったので、もう作らないと答えた。

ひかりは、偶然その場に居合わせた奥寺に、11月17日にオニオングラタンスープを出す理由を尋ねると、奥寺は「星野シェフにとって大切な日だったから」と答える。11月17日は、ひかりの誕生日だったのだ。

友人との食事を終えたひかりは、気づくと光子の屋台に来ていた。屋台では鴨のコンフィしか客に出せないが、この日光子はオニオングラタンスープを作っていた。母のスープを飲んだひかりは、光子とのわだかまりが少しずつ解けていくように感じた。

■第7話あらすじ
光子(天海祐希)の屋台は999円の鴨のコンフィが大ヒットで連日行列ができるほどの大賑わい。一方、篠田(小泉孝太郎)は「ラ・レーヌ」とは別にオープンさせたカジュアル版「ネオ・ビストロ・ラ・レーヌ」も連日若い客で賑わっておりご満悦。そんな中、光子は屋台の「一品縛り」をなんとか打破しようと画策する。

荒木(遠藤憲一)は給食の人気メニュー「魚と野菜のハンバーグ」を改良しようとしていた。荒木は今以上に給食の残食両を減らそう努力する。光子も、屋台メニューをさらに改良しようと試みる。

そんな中、篠田が再び新たな店をオープン。それは光子の屋台に対抗して作ったキッチンカー「スタンド・ラ・レーヌ」。篠田はこのキッチンカーで光子を潰しにかかるのだが…。

フジテレビ 11月24日(木)夜10時より「Chef 三ツ星の給食」第7話を放送。出演はフジテレビ連ドラ出演4年ぶりとなる天海祐希、そのほか小泉孝太郎、川口春奈、荒川良々、池田成志、市川しんぺー、伊藤修子、豊原功補、友近、遠藤憲一ほか。第7話予告動画は番組公式サイトで公開。最新話は民放ポータルテレビ「TVer」にて見逃し配信中。

フジテレビ「Chef 三ツ星の給食」番組公式サイト
民放ポータルテレビ「TVer」公式サイト

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