【フィギュア】宇野、涙の逆転V!2位田中、無良は3位。感極まったコメント紹介!関連動画

2016年12月25日08時11分スポーツ
出典:フジテレビ

エース羽生選手がインフルエンザで欠場ということもあって、優勝候補筆頭だった宇野昌磨(19、中京大)はSPは2位にとどまったが、プレッシャーと戦いながらフリー192.36点、総合で280.41点を叩きだし日本一の栄冠を勝ち取った!涙のコメントをご紹介、フジテレビでは今夜25日は2016年「全日本フィギュアスケート選手権」女子シングルフリーを放送、番組公式サイトにはSP滑走順抽選と予告動画などが公開されている。

宇野のフリーは、4回転冒頭のフリップとトウループで出来栄え点(GOE)を減点され、後半に連続ジャンプで予定したトウループも単発になって加点も付かなかった。軸が全て外れてしまった4回転だったがどれだけ着氷が乱れてもこらえ、底力を見せつけた。強い意志を感じさせた宇野の演技は、技術点100点超で他を寄せ付けない強さ大会初優勝を飾り、演技の後にはこみ上げる思いで涙をぬぐった。

演技後のインタビューでは、「ショートで課題としていたセカンドジャンプが決まらず、ファイナルが終わってからそればかり練習して自信をつけて臨んだんですけど、それが上手くいかずに悲しくかったんですけど、フリーでも前半想うように着氷できずに。でも、サルコートウループだったり、ダブルトウだったり、これまでの練習がなかったらできなかったなと思い、ファイナルを終わってからの練習は意味があったと、すごい嬉しかったです」今大会をふり返った。

演技の後の涙については、「プレッシャーと言うか、ショートで(4回転が)なぜできなかったか自分でもよくわからなくて、すごいプレッシャーを強く感じたわけでもなく、体が動いたうえでできなかったという自信のなくしかたが公式練習にも引きずってしまって、このままじゃいけないと思って切り替えて、それが練習の成果を出せたフリーだったかと思うのでよかった。世界選手権のような終わり方(7位)をしなくて本当に良かったと思い泣けました」。

宇野の演技に「負けないぞという強い意志を感じた」というナビゲーター高橋大輔からのインタビューでは、やっとほっとしたのか笑みも浮かべ、「笑顔で滑ろうと思ったんですけど、笑顔なのかよくわからない顔になって。でもやるぞという気持ちの中、前半全部のジャンプの軸が外れて。それでも耐えて後半に全部コンビネーションをつける事ができてよかったなと思います」とコメント。

今大会で得た課題については「最近、特にショートでの試合の持っていき方の難しさ、うまくいくときもあればいかない時もある。上手くいってると思っても上手くいかなかったり。すごくつらかったですけど、毎回上手くいくと思ってうまくいけば苦労しないと思います。できる回数が1回でも多くなっていくようにと、強く思いました」と力強く答えた。

ショートプログラム1位通過の無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)はフリーが151.77点で総合242.11点で順位を落として3位。SP3位の田中刑事(22=倉敷芸術科学大)が総合249.38点で2位に順位を上げた。

夢に見た全日本の栄冠を手にし、世界選手権出場の切符も手に入れ、世界選手権では羽生との直接対決に挑む。

フジテレビでは、地上波放送、衛星波BS放送+CS放送に加えて、SNS・インターネットメディアを加えた「4つのメディア(=4M)」を駆使した中継・配信体制で臨む。

【フジテレビ地上波 放送日時】
12月24日(土)18時30分~23時10分「女子ショートプログラム/男子フリー」
12月25日(日)19時~21時30分「女子フリー」

【BSフジ 放送日時】
12月30日(金)11時~11時55分「男子ショートプログラム ハイライト」
12月30日(金)12時~15時55分「男子フリー」※全選手放送!
12月31日(土)11時~11時55分「女子ショートプログラム ハイライト」
12月31日(土)12時~15時55分「女子フリー」※全選手放送!

【CSフジテレビONE 放送日時】
12月26日(月)12時~14時「男子ショートプログラム」
12月27日(火)12時~14時「女子ショートプログラム」
12月28日(水)12時~14時「男子フリー」
12月29日(木)11時30分~14時「女子フリー・ペア・アイスダンス」

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