母・顕子（斉藤由貴）に初めて歯向かった娘・美月（波留）！母の反対を押し切って松島（柳楽優弥）と交際することにしたのだが…。娘を思うあまり、顕子の行動はどんどんエスカレートしていく！NHK 総合27日（金）夜10時より「お母さん、娘をやめていいですか？」第3回を放送！公式サイトにて予告動画配信中。

まるで親友のような母と娘。大事な娘のすべてをコントロールしようと、母の逸脱した行為は、まるでスティーヴン・キングのホラー小説のようだ。何の躊躇も泣く、娘の部屋を物色する母。揚げ句の果てにほぼ毎回、娘のデートを尾行し、2人の会話を盗み聞きする顕子。ここまでくると母の愛情とは言いがたい。

世に言う「毒親」とはこのようなものなのか？　視聴者への衝撃も大きかったようで、SNSではそんな母・顕子に対し恐怖を感じる声も呟かれている。特に、斉藤由貴のホンワカした外観から想像できない執拗なまでの執着心、そのギャップが恐ろしさを増している。

成人した娘のデートに着きそう母。かつて、新婚旅行に夫の母親が同伴するなんてケースが話題になったこともあったが、時代は変われども過剰なまでの親の愛とは、一種普遍的なものがあるのかもしれない。今後、顕子の行動がどこまでエスカレートするのか、ちょっと楽しみである。

■前回のあらすじ
松島（柳楽優弥）から交際を申し込まれた美月（波留）。一度は断るものの、母・顕子（斉藤由貴）の強いすすめもあって、結局母を含めた3人でデートすることにした。思いのほか楽しくデートで楽しく過ごした美月は、松島と急接近。当初顕子はそんな2人を暖かく見守っていた。

後日母抜きで、2人で会うことになったのだが、事前に察知した顕子は美月を尾行して松島とのデートを監視する。喫茶店で美月は松島に、思いのほか本音をいろいろ話すことができた。そもそも教師になったのも母を喜ばせるため、自分の意思ではない、自分は教師に向いていないと落ち込む。そんな美月を松島がさり気ない言葉で励ました。

2人のやり取りを盗み見ている顕子は、松島に自分のお株が奪われたことに腹を立てる。その日の夜、顕子は美月に松島との交際を止めるよう伝える。「あなたのことを一番大事に思っているのはママなのよ」という顕子に、美月は思わず「それは私の気持ちじゃない！」と歯向かってしまった。

■第3回「暴走」あらすじ
美月（波留）は生まれて初めて母・顕子（斉藤由貴）に逆らい、自らの意思で松島（柳楽優弥）と交際を始めた。それを苦にしてか、顕子が倒れてしまった。美月は母を気遣い、松島としばらく距離を置くことに…。しかし顕子が回復すると再び松島と会うようになった。美月を尾行する顕子、それに気づき母を振り切る美月。取り残された顕子は、建築中の美月の部屋に一人で忍びこむのだが…。

NHK 1月27日（金）夜10時より「お母さん、娘をやめていいですか？」（全8回）第3回を放送。出演は波留／斉藤由貴／石井杏奈／壇蜜／大空眞弓／麻生祐未／柳楽優弥／寺脇康文ほか。番組公式サイトにて第3回予告動画を配信中。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

◇NHK「お母さん、娘をやめていいですか？」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド公式サイト

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