現代ドラマから時代劇まで、ラブコメからシリアスまでふり幅の広い演技力で本国の韓国はもちろん、日本でも人気のチャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ドンウク！ファンミーティングにいったファンなら、彼らの素顔の一部を見ることはできるが、ドラマや映画だけではなかなかわからない！そんな彼らの素顔がのぞき見できるリアルバラエティがKOCOWAで配信中だ。

今回お勧めしたいのはチャン・ヒョク出演の「チンチャサナイ」（MBC）、オ・ジホ出演の「スーパーマンが帰ってきた」（KBS）、イ・ドンウク出演の「ルームメイト」（SBS）の3番組。

Licensed by KBS Media Ltd. ⓒ KBS. All rights reserved■「チンチャ サナイ」（MBC)
現在、日本では「推奴-チュノ-」「客主（商売の神）」「輝くか、狂うか」「ボイス」「ビューティフル・マインド」など、チャン・ヒョク主演ドラマが目白押し。演技力はもちろん、中国武芸の“ジークンドー”で鍛えた肉体美と身体能力の高さは韓国最高のアクションスターとして誰もが認める存在。それでいて少年ぽさの残る甘いマスクと無邪気さを兼ね備えており、日本でも彼の魅力のとりこになっているファンは多い。そんな彼の魅力を余すところなく見せてくれるのが「チャンチャ サナイ」だ。タイトルは“チンチャ＝진짜（本物）＋サナイ＝사나이（男）”という合成語で、スターたちが軍隊に入隊し5泊6日間、兵営訓練を体験するガチ軍隊バラエティ。

第8回から参加するチャン・ヒョク（当時38歳）は、「40歳を前にしてちょっと浮わついていると感じた自分をどうにかしたい」と、自ら望んで入隊。同期入隊はZE:Aのメンバーで、「花郎（ファラン）」などの作品で俳優としても活躍しているヒョンシク（当時23歳）。ガチガチに緊張しているヒョンシクに対して、兵役経験のあるチャン・ヒョクは余裕の態度。

いよいよレクチャーを受ける新兵教育大学へ。ところが、いきなり戦闘靴の靴紐通しで上官から間違いをしてされるチャン・ヒョク。おまけにヒョンシクは合格をもらい面目丸つぶれ。悪戦苦闘の紐通しのバックには「推奴」のテーマソングが流れるのが笑える。ヒョンシクもその後ダメ出しばかりをくらい、すっかり自信を無くしたまま二人は先に入隊したキム・スロ、ソン・ジニョン、ソ・ギョンソク、リュ・スヨン、オーストラリア人サム・ハミントンたちの待つ海竜連隊へ。

ところがいざ実技の訓練に入るや、チャン・ヒョクは圧倒的な身体能力で指導教授を凌ぐみごとな実技を次々と披露。もちろんバッグに流れるのは「推奴」の曲！一方、ヒョンシクはここでもダメ出しの連続。元気なのは食事の時だけ。もっともその姿が可愛いいと、視聴者からは“赤ちゃん兵士”として多くの愛を受けた。そんなヒョンシクも泥水に顔を浸けて「もう一度やってみます」とたくましい成長ぶりを見せる。

この番組の見せ場は個々人の成長だけではない。河にかかった橋を渡る訓練では“ダメ兵士”サムの巨大な躯体をチャン・ヒョクが支えてあげたり、そんなサムに全員でエールを送ったり、友情も築いていく。そうして培った戦友愛で今度はチームを組んで団体戦にも挑む！見事なチームワークで手に汗握る熱戦を繰り広げる。

汗臭い話ばかりではない。幕舎ではヒョンシクが可愛いダンスを披露したり、就寝前にはチャン・ヒョクが妻との素敵なロマンスも告白。兵役中の話では戦友たちの目にも涙。ところがそんな愛妻家のチャン・ヒョクも11ｍの高所から飛び降りる訓練では、子供たちの名前は叫んだものの、妻の名前は忘れてしまう失態も！訓練を受けているスターたちと一緒に、手に汗握って、笑ってほろりと泣ける最高に面白いリアルバラエティだ。
●KOCOWAでは、女軍特集も配信中。

MBC & iMBC All rights reserved. ■「スーパーマンが帰ってきた」（KBS)
「ファンタスティック・カップル」や「僕の妻はスーパーウーマン」などでラブコメキングとして日本でも人気のオ・ジホ。チャン・ヒョクと共演した「推奴」で時代劇デビューし、その後「イニョプの道」にも主演。2014年、アパレル関連の仕事をする一般女性と結婚し、翌年には女児が誕生。そんな彼のパパぶりが見られるのが「スーパーマンが帰ってきた」だ。

48時間ママなしでパパが子育てにチャレンジする育メンパパたちの大人気バラエティ。この番組では、気になる私生活に加えて、これまで明かされなかったスターの自宅や、家族も登場。オ・ジホは129回から登場し、女優顔負けの美貌と評判の妻や自宅を披露する。

その他のパパたちは、司会者イ・フィジェ、サッカー選手のイ・ドングク、俳優キ・テヨン（妻は女優ユジン）、俳優イ・ボムス、俳優ヤン・ドングン、オ・ジホ、俳優イン・ギョジン（妻は女優ソ・イヒョン）、伝説のアイドルSechs Kies（ジェクスキス）のコ・ジヨンらと、それぞれの子供たちと出演する。

パパたちが子供と買い物に出かけたり、みんなで公園に集まって遊んだり、「はじめてのおつかい」（日本テレビ系）のような子供のチャレンジもあったり、時にはカフェに集まって男子トークをしたり、子供たちの愛らしさもさることながら、ドラマやステージでは決して見られないデレデレのパパの顔が愉快だ。男子トークでは、女優の妻が他のパパと共演した時の話なども飛び出す。
また、パパたちを助けに子どもたちに会いに韓流スターたちの登場も見逃せない。126回では、イ・ドンウクやZE:Aのグァンヒ＆ヒョンシク、CNBLUEヨンファ&ジョンヒョンらも登場するのでお見逃しなく！

■「ルームメイト」（SBS)
「チンチャ サナイ」で男の世界、「スーパーマンが帰ってきた」では家庭をのぞき見できたが、気になるのはスターのロマンス。そんな欲望を満たしてくれるのが11人の人気スターたちがシェアハウスで共同生活を送るリアルバラエティ「ルームメイト」。これと同じようなコンセプトで、日本でも男女6人の台本のないドラマ「テラスハウス」（フジテレビ×Netflix）があるが、韓国は感情表現をはっきり表現するお国柄だけに、内容も一層にぎやかだ。

ひとつ屋根の下で一緒に暮らすことになったのは、大ヒットドラマ「鬼＜トッケビ＞（原題）」で記憶喪失の死神役を演じて多くの愛を受けたイ・ドンウクをはじめ、お笑いタレントのチョ・セホ、俳優ソ・ガンジュン（5urprise）、俳優パク・ミヌ、2ne1のBOM、歌手で俳優としても活躍するシン・ソンウ、EXOのチャンヨル、モデルのイ・ソラ、女優ホン・スヒョン、AFTERSCHOOLのナナ、ソン・ガヨンら11人。
番組への参加理由は様々。ちなみにイ・ドンウクは34歳にもなって母と暮らす自分が“ママボーイ＝マザコン”のようだと考え、独り立ちを決意したというのが動機。

番組では、年齢も環境も違う面々が戸惑いながらも次第に一つの家族のように暮らしていくかを、全60台のカメラを通して視聴者に見せてくれる。第1回～2回にかけては参加者が続々とシェアハウスに集まる様子が描かれる。人気スターだけに生活スタイルも様々、初回から大波乱の展開で、各人の個性や人間性が見てとれる。

もちろん、家事も生活費もメンバーで賄う。最年長で料理の得意なシン・ソンウがシンママとしてメンバーの母親のように世話を焼くが、4次元アイドルBOMの提案で5年間伸ばした髭を剃るはめに！BOMは室内に設置された定点カメラとも友情（？）を育くむ。また、遊んでいたリモコンヘリが隣家に迷い込んで、男性陣が隣家のメキシコ大使館に撮りに行く一幕も！留学経験のある、自称英語に自信のあるソ・ガンジュンが交渉にあたるのだが、果たして彼の英語は通用するのか？他にもスマホを持っていないガンジュンのためにイ・ドンウクが同行してショップに出かけるものの、二人のおバカっぷりを暴露することに。

番組では、カップル成立で海外旅行プレゼントという嬉しいおまけもついており、メンバー内でのロマンスも大きな注目のひとつ。ひと目でソ・ガンジュンを見染めたホン・スヒョンが積極的にアプローチしたり、そんな二人にパク・ミヌがやきもち焼いたり。第6回では、ロマンスに絡んだダブルパク作戦も決行され、ひと騒動の後、イ・ドンウクにある女性メンバーが告白！果たしてイ・ドンウクは誰から告白され、どんな反応をするのか？
●KOCOWAでは、シーズン2も配信中。

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