亀さん(内場勝則)大活躍!「わろてんか」ならではの喜劇で大団円!最終週の見逃し配信とスピンオフ情報紹介

2018年04月01日13時30分ドラマ
©NHK

NHK連続テレビ小説「わろてんか」が3月31日(土)、全151話の最終回を放送し終了した。最終週(第26週)「みんなでわろてんか」をふり返る!NHKオンデマンドで見逃し配信している。 さらにBSプレミアムにて4月21日(土)にスピンオフ「ラブ&マンザイ」が放送決定したので、こちらのあらすじも紹介!
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なんとも斬新なラストだった。
“北村笑店を復活させるべく、その歴史を青空喜劇で町の人に見せる”というドラマの流れの中で視聴者も「わろてんか」を楽しみながら振り返ることができた。亀井役・吉本新喜劇座長の内場勝則を軸に稽古を重ねたであろう見応え十分な喜劇で、笑いに包まれながらのタイトル通りのラストシーンとなった。

■第26週「みんなでわろてんか」ネタバレあらすじ
てん(葵わかな)はつばき(水上京香)やトキ(徳永えり)、子どもたちを連れ、妹のりん(堀田真由)の夫のいとこ家族である滋賀の農家に疎開。しばらくして大阪大空襲の知らせを受け、トキは風太(濱田岳)を心配して大阪へ戻ろうとするが、てんは危険だと引き留める。不安を募らせるトキや子どもたちの気を紛らわせようと、てんはいつにも増して笑顔を心がけるが、疎開先の家長・治平(西川きよし)は「そんなに笑いたかったら今すぐ出て行け」と激怒する。治平は孫が出征してから笑わなくなったという。てんは治平に、本当は苦しくて毎日泣きたいという胸の内と、少女時代に兄・新一(千葉雄大)から言われた「辛い時こそ笑うんや」という言葉を伝えた。

ある日、玄関に男が倒れこんできた。空襲後、安否不明のままだった風太が、風鳥亭の看板だけを抱えて大阪から滋賀まで歩いてやって来たのだった。風太によると、芸人や社員も空襲で皆ばらばらとなり見つからなかったという。てんは芸人達が風鳥亭に帰ってきたときに自分がいなくては、と風太と共に大阪へ向かう。風鳥亭跡地へ佇んでいると、楓(岡本玲)や、かつて安来節乙女組としててんと藤吉(松坂桃李)が島根から大阪へ連れてきたとわ(辻凪子)が現れるが、皆今は寄席の再建に関われる状況ではなかった。

翌年春。バラック小屋が立ち並ぶ中で、てんがすいとんを売っていると男たちに売上金を奪われそうになる。その時、帰国した伊能(高橋一生)が現れ、颯爽と男たちを成敗。6年ぶりに再会した伊能は北村笑店の一員として会社再建の手伝いをしたいと申し出る。
その後リリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)、キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)にも再会し、てんと風太は、本格的に寄席の再建に取り組み始める。

てんは “新生北村笑店”の船出をしようと、北村笑店の歴史を描く喜劇を青空の下で上演することを提案する。喜劇は芸人も裏方も総出演で上演するとなり、てん役はてん自身が、藤吉役は田口(辻本祐樹)という若い旅芸人が担当することに。
伊能やりん、客が見守る中、舞台では四郎が寺ギン(兵動大樹)役をつとめ、てんと藤吉に言いがかりをつけるくだりを上演していた。その時、てんの前に藤吉が現れた。てんには田口が藤吉に見え、藤吉と乗り越えてきたあの日、あの時を、てんの隣で藤吉自身が演じていた。

喜劇も終わり、誰もいなくなった舞台には、白髪まじりの現在のてんと口ひげをたくわえた藤吉がいた。てんは北村笑店の新たな始まりを藤吉に笑顔で誓った。

「わろてんか」登場人物(NHK番組サイト)
※次週4月2日(月)からは「半分、青い。」を放送。

スピンオフ「ラブ&マンザイ」~LOVE and MANZAI~あらすじ
「わろてんか」本編の裏側で起きていた知られざる“愛と笑い”の物語BSプレミアムにてオムニバス形式で放送!
放送予定:4月21日(土)午後8:00~8:59 <NHK BSプレミアム>
「わろてんか」スピンオフ(NHK番組サイト)

第1話「風太のジェラシー」
出演:濱田岳、徳永えり、大野拓朗、枝元萌ほか
洋食マンマンで、互いの手を握り見つめ合うトキ(徳永えり)とキース(大野拓朗)…
風太(濱田岳)は思わず嫉妬し、何とか二人を邪魔しようとあれこれちょっかいを出し、果てには女装まで?!風太とトキが結婚する、ずっと以前の物語。

第2話「リリコのボディーガード」
出演:広瀬アリス、松尾諭、枝元萌ほか
誰かにつけ狙われていると不安がるリリコ(広瀬アリス)のボディーガードを、四郎(松尾諭)が買って出る。四郎は、迫る魔の手からリリコを守れるのか? 四郎がリリコに告白する数か月前の物語。

第3話「楓の恋のラビリンス」
出演:岡本玲、前野朋哉、枝元萌ほか
漫才作家の仕事がうまくいかない楓(岡本玲)が占いにどハマりしてしまう。歌子(枝本萌)は何とか楓の目を覚まさせようとするが、占いの予言通りに“運命の男”が姿を現す。楓が漫才作家として大活躍する少し前の物語。

最終話「勘当のフィナーレ」
出演:葵わかな、成田凌、水上京香、堀田真由、枝元萌ほか
駆け落ちをして以来、はじめて隼也(成田凌)と身重のつばき(水上京香)が大阪に帰って来た。てん(葵わかな)と隼也親子は勘当状態のため互いに顔を見合わせないまま、ぎこちない時間が過ぎてゆく。てんの孫・藤一郎が生まれる直前の物語。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」番組公式サイト
NHKオンデマンド「わろてんか」配信ページ
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