豊川悦司×井川遥 出演!「半分、青い。」第4週:夢みたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年04月22日08時00分ドラマ
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NHKで放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」、第4週で鈴愛(永野芽郁)や律(佐藤健)は高校最後の夏を迎え、律は進学準備、鈴愛は就職活動を始める!また、新キャストとして朝ドラ初出演の豊川悦司、「純情きらり」以来2作目井川遥らが出演!第4週(4月23日~28日)「夢みたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

鈴愛たちが高校3年生になった第3週。時代は平成元年1989年へ。超名門進学校を受験するはずだった律は、入試当日交通事故に遭った犬を助けるために受験を諦め、鈴愛や菜生(奈緒)、ブッチャー(矢本悠馬)たちと同じ岐阜県立朝露高校に進学、東大を目指していた。喘息は治まりバスケ部に所属し女子からキャーキャー言われる存在。鈴愛も左耳の失聴にすっかり慣れて、授業はお手製の「耳大きくなっちゃった!」グッズで乗り越え、律のさりげないフォローでいじめられることもない。

歌は松田聖子からユーミンこと松任谷由実(荒井由実)に代わり、なんと月曜日はユーミンの「リフレインが叫んでる」で終った。茶の間、いや居間で流れるテレビ番組が、とんねるずの集団お見合い番組「ねるとん紅鯨団」だったり、律(佐藤健)の口から「イカ天」という言葉が飛び出したり。「イカ天」とは、「三宅裕司のいかすバンド天国」というオーディション歌番組で、この番組出身のアーティストにFLYING KIDS、BEGIN、たま らがいる。

時代はまさに平成バブルへ!ふくろう商店街にもその余波が押し寄せ、テーマパークの開発話が盛り上がった。ちなみに日本では1983 年に東京ディズニーランドと長崎オランダ村が開業し、これ以降テーマパークの開発が拍車をかけた。
3週から出演の鈴木伸之と佐藤江梨子は「ぎふサンバランド」を計画する東京のリゾート会社の社員。鈴木は肩幅の広い明るめ色のスーツで、佐藤はもちろんボディコン。当時世界中で大ヒットしたダンスミュージック「ランバダ」で仙吉(中村雅俊)や宇太郎(滝藤賢一)たちと盛り上がるひと幕もあった。佐藤はもとハウスマヌカンだったという設定で、劇中「夜霧のハウスマヌカン」も流れた。ちなみに「ハウスマヌカン」とは今ではすっかり死語になっているが、DCブランドなどが並ぶショップで客にスタイリングのアドバイスや商品の説明をするモデル兼女性販売員のこと。「夜霧のハウスマヌカン」は必死で働くハウスマヌカンの悲哀を歌う楽曲。

持ち込まれたテーマパーク開発は、何やらきな臭い感じもするが、3週は「恋したい!」というタイトル通り、恋の蕾もあちらこちらで膨らんだ。律は柏木高校弓道部の美少女・伊藤清(さや、古畑星夏)にトキメキ、鈴愛にもやっと小林(森優作)という西高校新聞部員学生からの告白が!18話では早くも鈴愛が小林と明治村デート。しかし、鈴愛も律も幼馴染の恋バナには胸がチクリと痛むようで、それがなんだかはまだ本人たちは気づいていない。それを察しているのは鈴愛の弟草太(上村海成)と、菜生。明日からの第4週がたのしみだ。

第4週では、鈴愛たちが高校最後の夏休みを迎え、いよいよ進路について真剣に考えることに。そして新キャストとして豊川悦司(連続テレビ小説初出演)と井川遥が出演。豊川は鈴愛の師となる少女漫画家・秋風羽織役で、秋風の漫画事務所「オフィス・ティンカーベル」でマネージメントを行っている菱本若菜を演じる。2人はともに本作の脚本を担当している北川悦吏子の作品に出演しており、豊川は「愛していると言ってくれ」(1995年、TBS)、井川は「空から降る一億の星」(02年、フジテレビ)と「素直になれなくて」(10年、フジテレビ)に続く3作目。

他にも連続テレビ小説にはスピンオフ出演をした清野菜名や志尊淳、古畑星夏らフレッシュな若手も出演するのでお楽しみに。

【作品詳細】【各話あらすじ・関連記事】

【第4週(2018/4/23-28)あらすじ
■第19話(月)
人生初めてのデートに臨んだ鈴愛(永野芽郁)。律(佐藤健)からのアドバイスを受けて、おしゃべりを封印したが、無口な新聞部・小林(森優作)との間に沈黙が続く。たまらず鈴愛は律に電話をかけ、助けを求める。律のアドバイスは「しゃべれ」。なんとか小林と盛り上がる会話を探す鈴愛。そして、ある事をきっかけに、鈴愛と小林は打ち解けていく。うまくいくかと思われた二人のデートだったが、事態は思わぬ方向へ…。

■第20話(火)
高校最後の夏休みをむかえた鈴愛(永野芽郁)だったが、律(佐藤健)から、受験勉強に専念するため、今までのようには遊べなくなると告げられる。友人たちもみんな受験勉強。進学するつもりのない鈴愛は時間をもてあます。そんな鈴愛を見かねて、律はあるものを鈴愛に貸し渡す。それは、秋風羽織という漫画家が描いた少女漫画だった。秋風の漫画の世界にひきこまれる鈴愛。それは鈴愛の今後の人生を大きく左右する出会いだった。

■第21話(水)
夏休みも終わり、就職活動を始めた鈴愛(永野芽郁)。地元企業の試験を受けるも一向に決まらない。家族も心配するが、最後に残された農協から奇跡的に内定をもらうことができた。同級生たちも祝福してくれるが、聞いてみると皆、夢や目標をもって進路を決めたと言う。特にやりたいことのない鈴愛は少し取り残された気持ちになるが、そんな鈴愛に律(佐藤健)は、漫画を描いてみることを提案。鈴愛は一心不乱に漫画を描き始める。

■第22話(木)
律(佐藤健)に勧められるまま、秋風羽織(豊川悦司)の漫画を参考に、自作の漫画を描き始めた鈴愛(永野芽郁)。完全に自己流ながらものめりこんでいく。一方、律の受験勉強はひそかに行き詰まっていた。兼ねてから志望していた東大の合格率は限りなく低くなり、模試の合格判定の悪さに和子(原田知世)がショックを受けてしまう。当の律は、母の期待の大きさと自分の成績を推し量り、志望校を東大から変更するべきか悩んでいた。

■第23話(金)
徹夜で一気に漫画を描きあげた鈴愛(永野芽郁)。真っ先に律(佐藤健)に見せようと早朝に律の家に押しかける。家族にもこん身の一作を披露する鈴愛に、漫画好きの父・宇太郎(滝藤賢一)は自分の教育のたまものだと上機嫌。そんな中、鈴愛は律から志望校の変更を打ち明けられ、和子(原田知世)を説得するための秘策を授ける。一方東京では、これまで顔出しをしなかった秋風羽織(豊川悦司)がトークショーを開催しようとしていた

■第24話(土)
農協への就職が決まった鈴愛(永野芽郁)。晴(松雪泰子)も張り切り、入社式用スーツを仕立てるなど、着々と準備が進められていく。孫の就職決定に上機嫌の祖父・仙吉(中村雅俊)は、商店街のメンバーを集め、お祝いパーティーを開催。得意のギターで場を盛り上げる。ある日、律(佐藤健)からお祝いにもらったチケットで、鈴愛は秋風羽織(豊川悦司)のトークショーを見に行く。だが、その会場はすさまじい緊張に包まれていた…。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,松雪泰子,滝藤賢一,佐藤健,余貴美子,風吹ジュン,中村雅俊
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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