「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」第2話15年後のディーン・フジオカはついに…!?予告動画

2018年04月26日17時40分ドラマ
©フジテレビ

身に覚えのない罪で異国の地に投獄されてしまった柴門暖(ディーン・フジオカ)。8年もの間わずかな水と食料だけで独房に…そこに現れた謎の老人が暖の運命を変える!そして暖は復讐の鬼へと…フジテレビ26日(木)夜10時「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」第2話を放送!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

初回視聴率が5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死してしまった「モンテ・クリスト伯」。ところが視聴者からの評判は決して悪くないのだ。無垢な田舎の漁師・柴門暖(ディーン・フジオカ)に突如おそいかかる悲劇。自分を陥れた者たちへの復讐の鬼と化す…。

第1話では、ディーン・フジオカらしからぬ田舎っぽい青年の役を演じていたことと、時代設定が2003年という中途半端な古さで、当時若者たちに流行っていた歌やファッションが取り入れられていたのだが、それが微妙にダサかった。

原作であるアレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』をご存じない方には、第1話の「モッサリ」感は面白くないと感じてしまったのかもしれない。

ところが第1話の終盤には、いままでの「ほっこり」「なごやか」ムードがガラリと変わる。テロ組織への関わりを疑われた暖が、異国の地で拷問責めにあう。殴る蹴るの暴行どころではない。

顔に布を巻かれ水をぶっかけられる。布に水が染みこむから息が出来ない。超美形なディーン様の顔が見る見るうちに無残な姿へと変わってしまった。たしかに、残酷なシーンなのだが、美しい男が拷問されるという究極のサディズムが視聴者の背筋をゾクゾクさせたことは間違いない。

さて、26日放送の第2話で、早くも牢獄から脱出するディーン。田舎の青年から囚人へ、そして復讐の鬼へと変わる姿が楽しみである。5.1%などという数字に惑わされてはいけない。このドラマ、見ると必ずクセになる!

■前回(第1話)ネタバレあらすじ
恋人・すみれ(山本美月)との結婚もきまり幸せ絶頂の主人公・柴門暖(ディーン・フジオカ)。暖は守尾漁業の船員で遠洋漁業に出ていたのだが、ある日船が遭難。2週間捜索活動が続いたが見つからず、周囲は諦めかけていたころ、暖たち船員を乗せた船が港に戻って来た。

途中、エンジンとGPSが故障。無線などの連絡ツールもすべて故障してしまった船。さらに船長のバラジが死亡してしまった。水も食糧も尽き船員たちは死を待つばかりだったが、暖が星を見て航路を見極め港に戻ってくることができたのだ。

暖たちの生還を喜ぶ守尾漁業の社長(木下ほうか)、そして暖の先輩・神楽清(新井浩文)、暖の親友・南条幸男(大倉忠義)、そして恋人のすみれたちに、暖は暖かく迎えられた。

その一方で公安が船の捜査を始める。船長のバラジに国際的テロ組織「ククメット」との関わりが疑われていたからだ。何も知らない暖は、死の淵のバラジから、この手紙を東京にいるある人に渡してほしいと託されていた。

その手紙を届けようとしたその日、朝はやくに公安の入間(高橋克典)が暖の家を訪れる。暖はバラジから預かった手紙を入間に見せるのだが…。そこに書かれていた手紙の宛名を見て入間は驚愕する。この手紙を預からせてほしいと入間は言った。

数日後、賑々しく執り行われた暖とすみれの結婚式。仲間たちに祝福される中、突如現れた公安の連中に暖が連行されてしまう。暖には「ククメット」のメンバーだという容疑が掛けられてしまったのだ。

身に覚えのないことを聞かれても答えようがない暖。執拗な取り調べが続く中、入間が現れ警察の非礼を詫びた。そのまま暖は釈放されるはずだったが…それっきり、暖はすみれのもとに戻ることはなかった。

暖がバラジから預かった手紙は、入間の父で世界的金融ファンド「TIファンドマネジメント」の創立者・入間貞吉(伊武雅刀)に宛てられたものだった。貞吉はククメットへ資金援助をしていたのだ。

ククメットと対峙しているラデル共和国は日本国に、バラジが送った手紙の受け取り人と、ラデル共和国で拘束している日本人との身柄交換を持ちかけた。拘束されている日本人を救出するために、誰かをラデル共和国に差しださなければならない。

しかし入間は父を差しだすことができなかった。そして、暖をククメットへの資金援助をしている人間に仕立て上げラデル共和国に引き渡してしまった。

日本人がラデル共和国に引き渡され、彼の地で身柄が拘束されている日本人が戻って来たことは日本でも大きく報道された。もちろん、ククメットのメンバーとして暖の名前も報じられた。

暖の母・恵(風吹ジュン)とすみれは暖の無実を信じ嘆願書をラデル共和国の大使館に出すも門前払いされてしまう。暖の無実を証明しようと街頭で署名活動をしても、誰も見向きもしない。ただただ、時ばかりが過ぎていくだけだった。

一方、ラデル共和国に連れて行かれた暖は、連日厳しい取り調べを受けていた。しかし身に覚えのないことは答えようがない。激しい拷問を受け続ける暖。ラデル共和国側も、日本が暖を「かませ犬」として送り込んだことに気付いたが、暖を釈放させるわけにもいかず、僅かな水と食糧を与えるだけで8年もの間、独房の中に閉じ込めていた。

暖は生きる気力を無くし、僅かな命の灯火も消えようとしたその時、独房の床から一人の老人が這い上がってきた。その老人は夢?まもぼろし?それとも…。

■第2話あらすじ
独房の床から現れたのは、ラデル共和国の元大統領・ファリア真海(田中泯)という男だった。ファリアも暖と同じように長きに渡り投獄されており、長い年月をかけ脱獄するための穴を掘り続けていると言う。

さらに暖はファリアから、自分が入間たちにハメられた事実を知らされる。父の身代わりにラデル共和国へ暖を送った入間公平(高橋克典)。次期船長を暖にすると社長に言われ、暖に対して嫉妬した神楽清(新井浩文)、そしてすみれのことをずっと思い続けていた南条幸男(大倉忠義)。みんな暖を裏切り、暖を陥れた奴らだった。

ファリアと暖はさらに長い年月をかけ穴を掘り続けた。しかし暖よりも長く投獄されていたファリアの命は、尽きようとしていた…。

フジテレビ4月26日(木)夜10時より「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」第2話を放送。出演:ディーン・フジオカ/大倉忠義(関ジャニ∞)/山本美月/高杉真宙/葉山奨之/岸井ゆきの/桜井ユキ/三浦誠己/渋川清彦/新井浩文/田中泯/風吹ジュン/木下ほうか/山口紗弥加/稲森いずみ/高橋克典ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@MONTE_CRISTO_cx」。番組公式Instagramアカウントは「monte_cristo_cx」。第2話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

フジテレビ「モンテ・クリスト伯」番組公式サイト

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