律(佐藤健)涙のワケは?「半分、青い。」第13週:仕事がほしい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年06月23日20時00分ドラマ
©NHK

鈴愛(すずめ、永野芽郁)、律(佐藤健)との5年ぶりの再会で律が不意の涙…28歳になっても忘れられない律の言葉とは?律と、そして鈴愛にとっても人生の重大事が描かれるNHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第13週(6月25日~30日)「仕事がほしい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

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12週は裕子(清野菜名)のスランプと漫画家になる夢の断念、結婚が描かれた。
自分の漫画がどんどん雑誌の後ろに追いやられ打ち切り宣告までされた裕子。ちなみに漫画雑誌の掲載順は人気順らしい。

漫画を諦めようとする裕子を必死で説得する鈴愛。秋風も破門にしたボクテ(志尊淳)に頭を下げてまで裕子を応援したが、裕子は「ゼロから何かを作るのに疲れた」と結婚を選んだ。

意外にも秋風(豊川悦司)は裕子を引き留めなかった。家族との折り合いの悪い裕子が漫画を描いていたのは、オフィス・ティンカーベルに自分の居場所を見つけたのだと見抜いていた。18歳から24歳まで面倒を見て来た裕子や鈴愛は娘も同然。裕子の結婚相手に会い、ティンカーベルから嫁に出し、裕子の部屋も他に貸さずに帰って来る場所として残した秋風。12週は、そんな秋風の大人の優しさが爆発した1週間でもあった。

ところで部屋をそのままにしたのは、裕子の漫画家復帰を示唆したと考えるのは深読みし過ぎだろうか?ちなみに美しいドレス姿を披露した裕子の結婚相手は、裕子がほっぺにキスした「お笑いトリオの「東京03」の角田晃広ではなく、13年後期「ごちそうさん」に売れない文士・室井幸斎役で出演した俳優の山中崇だった。

12週は若者たちの近況も教えてくれた。ボクテは人気漫画家になって時代の寵児に。裕子の一件で、秋風にも詫びを入れて赦しも得た。
律は大学卒業後、宇田川教授について京大の大学院へ進み、ブッチャー(矢本悠馬)は名古屋の建設会社で、菜生(奈緒)は名古屋デパートの靴売り場でそれぞれ働いている。

ひさびさに舞台を岐阜ふくろう町に移した週末。貴美香先生(余貴美子)の還暦祝いに駆けつけた鈴愛だったが、遅れてパーティー会場へ。そこで律が、19歳の鈴愛の七夕の願い「リツがロボットを発明しますように‼スズメ」を叶えるためにロボット開発に携わったと知り律を追いかけて夏虫駅へ。ホームの向こう側にいる律を見つけてマグマ大使の笛3回!走り去った電車を力なく見送る鈴愛の前に律が現れ…まるでトレンディドラマのような終わり方だった。

毎週いろいろな演出で時代を楽しませてくれる朝ドラ。12週は平成4年の朝ドラ「おんなは度胸」(泉ピン子×桜井幸子)を秋風がテレビで観ていた。また、草太(上村海成)がダメにした鈴愛のレダバーのドレス。「レダバーが気になって気になって…」や「プラダ?フェンディ?レノマ?」などSNSに書き込みが相次いだ。

気になる13週は鈴愛と律との再会から始まる。何やら律の人生に関わる重大発表がある。律の涙のワケは?そして1999年、律と鈴愛が28歳の時、律はその結果を出す。当時仕事でもスランプの鈴愛が律の重大事にどう動くのか?次週の放送が待ち遠しい。

【第13週(2018/6/25-30)あらすじ
■第73話(月)
鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)は駅のホームで再会を果たす。誰もいないベンチに並んで腰かけ、鈴愛は漫画家になったこと、律はロボット開発に携わっていること、お互いの近況を報告しあう。久しぶりに鈴愛の右側に座り、その存在を感じた律は、不意に涙をこぼす。そして、なぜ自分がロボット作りに携わるようになったのか、鈴愛と別れた5年前のあることがきっかけだったと打ち明ける。そして、律から衝撃の言葉が…。

■第74話(火)
時は流れて1999年。28歳になった鈴愛(永野芽郁)はいまでも、4年前の律(佐藤健)のことばを忘れられずにいた。そして今は、漫画の連載が打ち切られ、引っ越し屋のアルバイトや秋風(豊川悦司)のアシスタントで生計を立てている。いつまでたっても新しい漫画が掲載されないことを、岐阜にいる晴(松雪泰子)や宇太郎(滝藤賢一)、仙吉(中村雅俊)は心配する。そして晴は、勇気を出し秋風に向けた手紙を書き始める。

■第75話(水)
秋風(豊川悦司)から突然、見合いを勧められた鈴愛(永野芽郁)。そんな秋風の言葉を意に介さず、チャンスは絶対に逃さないと次の作品へ意欲を見せる。漫画家としてなんとか踏み止まろうとする鈴愛の姿を見た秋風は、ボクテ(志尊淳)とともに大手出版社の編集長に会い、自分が漫画を描く交換条件として、鈴愛の漫画を掲載してほしいと頼む。こうして鈴愛の新作掲載が決定するが、やはり鈴愛はストーリーが思いつかず…。

■第76話(木)
久々に漫画雑誌の掲載枠が取れた鈴愛(永野芽郁)を手伝おうと、裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)がオフィス・ティンカーベルにやってきた。ところが鈴愛は、新作の構想がまったく浮かんでこないどころか、アルバイトのイラストを描くことで手一杯で、一向にペンが進まない。久しぶりにやってきた二人に、秋風(豊川悦司)は少しためらいながらある相談をする。そんな中、鈴愛のもとには律(佐藤健)からはがきが届いていた。

■第77話(金)
突然届いたはがきで、律(佐藤健)の近況を知った鈴愛(永野芽郁)。実家に電話をかけ、それが本当か晴(松雪泰子)に確かめる。鈴愛の心の内が痛いほどわかる晴は言葉を失うが、娘の問いかけに明るく答える。同じころ、同じ知らせを受けていた秋風(豊川悦司)も動揺し、裕子(清野菜名)、ボクテ(志尊淳)に相談していた。秋風は律の会社に電話をかけ、事実を確かめようとする。そこで三人は、律から真相を聞くことに…。

■第72話(土)
生き残りを懸けた新作漫画の締め切りが近づく中、鈴愛(永野芽郁)は、律(佐藤健)からのはがきを握りしめ、大阪の律の家まで来てしまっていた。そのころ、突然もぬけの殻となった東京の鈴愛の部屋には秋風(豊川悦司)、菱本(井川遥)、裕子(清野菜名)、ボクテ(志尊淳)が集まり、鈴愛の行方を案じていた。そして完成には程遠い原稿が机にあるのを秋風が見つける。夜、大阪から戻った鈴愛は、完全に追い詰められていた…。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,松雪泰子,滝藤賢一,谷原章介,中村倫也,清野菜名,志尊淳,上村海成,高木渉,ふせえり,河井克夫,猫田直,矢崎由紗,井川遥,中村雅俊,豊川悦司
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
NHK_PR「半分、青い」関連動画
◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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