永野芽郁、ダメンズ夫の夢の後押し!「半分、青い。」第17週:支えたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年07月21日12時30分ドラマ
©NHK

光江(キムラ緑子)に大納言の店長を任された鈴愛(すずめ、永野芽郁)は大喜び!涼次(間宮祥太朗)にも映画監督デビューのチャンスのはずが…新妻になったばかりの鈴愛が第17週でなんと早くも…NHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第17週(7月23日~28日)「支えたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

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16週は、鈴愛(永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)の神前結婚式から。白無垢に綿帽子の鈴愛は美しかったが、期待通りやってまった!玉串拝礼のために前に進み出た時にド派手に転んでしまったのだ。披露宴の様子は紹介されなかったが、祥平(斎藤工)が準備してくれたビデオで、裕子(清野菜名)、ボクテ(志尊淳)、秋風(豊川悦司)、若菜(井川遥)、先輩アシスタント(河合克夫、猫田直)、ツインズ(MIO、YAE)、菜生(奈緒)、ブッチャー(矢本悠馬)、貴美香先生(余貴美子)からのお祝いコメントが流れた。
どのコメントも胸を打つものだったが、「人生もまた物語だ。今日から毎日ペンを入れて森山鈴愛という物語を書き続けることになる。この物語に締め切りはない。一コマ一コマ丁寧に大切に描きなさい」という秋風の言葉が胸に響いた。ちなみに秋風は二次会では長渕剛の「乾杯」を歌ったようだ。しかし、鈴愛は律の祝辞がなかったことへの寂しさはどうすることもできなかった。

ところで、永野芽郁や視聴者を感動させたこれら祝辞コメント、実は演者たちによるアドリブだった。脚本家(北川悦吏子)から、これだけは言ってほしいということがらが少しと、“役の気持ちになってスズメに祝福の言葉、お願いします”というコメントのみだけで収録されたとのこと。演者たちの役へのなりきりぶりはそのまま「半分、青い“愛”」だ。

その後新居での甘い新婚生活に突入するはずだったが、2000年のITバブル崩壊で「追憶のかたつむり2」が制作中止に。涼次は祥平に内緒で、自分と鈴愛の全財産を出資金に充ててしまった。無一文になった新婚夫婦は、叔母たちの暮す藤村家の倉庫の離れで暮らす羽目に。結局、鈴愛が口を滑らせたことで出資金のことは祥平の知るところになってしまった。

そんな中、鈴愛は涼次の書いたシナリオを読んでしまう。どれも素晴らしいが最後まで仕上げたものはひとつもない。叔母たちの言葉から涼次が三日坊主で飽き性で、夢に夢みるタイプのダメンズだと知った。それでも優しい涼次にラブラブの鈴愛。

翌日、鈴愛は閑古鳥が鳴く100円ショップ大納言の現状打破に向けていろいろなアイデアを出すが、田辺(柴田久作)から店がフランチャイズで厳しい縛りがあることを知らされる。

他にも16週は楡野家の様子も描かれた。将来を不安視する母・晴(松雪泰子)に、弟・草太(上村海成)が「安定より夢を選んだ」といい、祖父・仙吉(中村雅俊)が「漫画家になるという夢が叶って、今度は人の夢を応援する素敵な人生を選んだ」と鈴愛の選んだ人生に拍手を送った。

しかしどうも鈴愛は人の夢の応援より自分の夢を追いかける方が似合っている。フランチャイズの縛りに不満の鈴愛に、「どこの世界でも同じ。漫画家時代は秋風に守られていたのだ」と、涼次が教えてくれた。久々に若葉にも会って改めて秋風に守られていることを実感した鈴愛。そんな鈴愛に若葉は「自分の空を見つけなさい」とエールを送った。

しかし今の鈴愛にはそのエールに応えようがない。そんな鈴愛に突破口を開いてくれたのは涼次の叔母・光江だった。鈴愛の漫画『一瞬に咲け』に感激した光江は鈴愛を見なおし、田辺から聞いた彼女のアイデアに感動し、フランチャイズをやめて自由なコンセプトで100円ショップをやろうと、鈴愛に店長を命じたのだった。

次週からは、大納言の店長を任された鈴愛がどうなるのか気になるところだが、涼次の夢にもスポットが当たる。涼次の夢を応援するはずの祥平がまさかの裏切り?次回はダメンズコンビ(涼次と祥平)の男の友情に泣かされそうだ。また鈴愛の妊婦姿もみられる17週!そして鈴愛は、律のその後の結婚生活も知ることになるのだが、果たして律の結婚生活は?
自分の夢と夫の夢の後押し、そして母になる鈴愛。まだまだひと波乱もふた波乱もありそうな「半分、青い」からまだまだ目が離せない。

【第17週(2018/7/23-28)あらすじ
■第97話(月)
涼次(間宮祥太朗)のおかげで、新作の映画を撮れることになった祥平(斎藤工)は、涼次の独り立ちを後押しするという。ところが涼次は、脚本を最後まで書ききったことがない。その理由を尋ねると、涼次は誰にも打ち明けられなかった、最後まで書けない理由を話し出す。一方、光江(キムラ緑子)から大納言を任せたいと言われた鈴愛(永野芽郁)は、光江、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)たちの前で、自分の夢を語りだす。

■第98話(火)
2年の歳月をかけて、涼次(間宮祥太朗)はようやく映画の脚本を書上げた。苦労に苦労を重ねた作品の完成に、内助の功に徹した鈴愛(永野芽郁)も我がことのように喜ぶ。涼次が脚本を祥平(斎藤工)に見せると、祥平は早速、映画化に向け原作者の許諾を得ようと動き出す。そして打ち合わせの日、プロデューサー・斑目(矢島健一)とともに、映画化を認めないことで有名な人気作家・佐野弓子(若村麻由美)がやってきて…。

■第99話(水)
涼次(間宮祥太朗)の脚本を絶賛する弓子(若村麻由美)に、思いもよらないことを申し出た祥平(斎藤工)。後日、祥平は弓子に前言撤回を願い出るが認められない。斑目(矢島健一)から、その結果を聞かされた涼次は、落胆しながらも祥平を後押ししようと気持ちを切り替えようとする。一方、この2年間の涼次の苦労を目の当たりにし、支えてきた鈴愛(永野芽郁)は祥平を許すことができない。そんな中、祥平から涼次に電話が…。

■第100話(木)
涼次(間宮祥太朗)を裏切ってしまった祥平(斎藤工)は、良心の呵責(かしゃく)に耐えかねて自殺を図るが、麦(麻生祐未)に救われ一命を取り留める。日が替わり、ことの経緯を知った鈴愛(永野芽郁)は、夫の努力を踏みにじった祥平に対する怒りを光江(キムラ緑子)らにぶちまける。その後、祥平は謝罪のために藤村家を訪れ、あることを告げるが、その決意は大いに波紋を呼ぶ。涼次はそんな祥平に対して、思わぬ言葉をかける…。

■第101話(金)
自暴自棄になり、すさんだ日々を送る涼次(間宮祥太朗)。鈴愛(永野芽郁)は立ち直ってもらいたいと思うが、心の傷を思うと強く言えない。ある日、涼次の不在中に鈴愛は腹痛を訴え、光江(キムラ緑子)らに付き添われ救急車で病院に搬送される。幸い大事には至らず自宅に戻ると、すでに涼次は帰宅。思いつめる鈴愛の表情から離婚を言い渡されると直感した涼次は必死に懇願するが、鈴愛の口からは思いがけないことばが…。

■第102話(土)
里帰り出産のために鈴愛(永野芽郁)は、涼次(間宮祥太朗)を連れて岐阜の実家に帰省する。映画の仕事をきっぱりと辞めると誓った涼次に晴(松雪泰子)は申し訳なさを感じるが、当の涼次は、未練はないと言い切る。鈴愛も、おなかの赤ちゃんに愛情を注ぐ涼次の姿に温かな気持ちになる。そんな中、いよいよ鈴愛が産気づき貴美香(余貴美子)のいる岡田医院に運ばれる。ところが鈴愛は、明日産むので家に帰るのだと言い出して…。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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