鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)第二章スタート?「半分、青い。」第19週:泣きたい!あらすじと見どころ、予告動画

2018年08月04日19時30分ドラマ
©NHK

女児を出産しママになった鈴愛(すずめ、永野芽郁)だったが、1週間でバツイチに…実家に戻った鈴愛は13年ぶりに律(佐藤健)と再会!果たして律が実家に戻っていた理由は?NHKで放送中の連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」第19週(8月6日~11日)「泣きたい!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

※6日(月)は広島平和記念式典の中継のためにドラマ放送があさ8時35分ごろ~となるのでご注意を!

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18週はいつにもまして時の流れの速さを感じさせられた1週間だった。
鈴愛が女児を出産してママになったところから始まった18週。カンちゃんこと花野(かの)は1歳の誕生日でおたふくかぜに罹って42度の高熱にうなされたが、心配した後遺症もなくすくすくと元気に育った。「鈴愛と涼次と花野とときどき3ババたち」との暮らしは平凡だがつつましく幸せだった。

花野(山崎莉里那)が5歳になるまでの4年間、監督になる夢を捨てて夫として父親として平凡に暮していた涼次は、趣味の範囲で脚本を書き続けていた。一方、涼次の作品を奪ってしまった祥平(斎藤工)は成功して涼次の夢の後押しをすることで罪滅ぼししようと頑張ってきた。

実は花野が1歳の時に涼次の携帯に女性が出たことで浮気騒動が持ち上がったが、これは売れっ子作家の佐野弓子(若村麻由美)が席を外した涼次に代わって電話に出たのだった。もともと涼次の才能に目をつけていた弓子は新作『恋花火』を涼次の脚本と監督で映画化したいと考え、その交渉をしていたのだ。祥平も喜んだが、夢を捨てた涼次はきっぱり断った。しかし趣味のつもりと割り切って『恋花火』の脚本を書き上げた時、封印したはずの夢が涼次の心から飛び出し、祥平へのあこがれをどうすることもできなくなってしまった。

そして、花野の5歳の誕生日、鈴愛に突然の離婚を言い出した。地に足をつけて生きてほしいと大喧嘩して止める鈴愛だったが、涼次の気持ちは変わらない。

叔母たちも大反対したが、決意の固さに夢の応援をするから離婚だけはするなと説得にかかったが、平凡な自分が夢を実現するためには「退路は絶ちたい、家族は邪魔になる」と涼次の決意は変わらない。祥平のマンションに逃げ込んだ涼次に会って、「今も涼次に恋し続けている、好きで好きで仕方がない。帰ってきて」と涙ながらに訴えた鈴愛だったが、涼次を翻意させることはできなかった。鈴愛は涼次のことを祥平に託し、離婚の決意を固めた。

実家に帰る決心をした鈴愛だったが、いつものように実家には何も言っていない。実家のつくし食堂は弟の草太(上村海成)が若き店長として切り盛りしていた。一時は閑古鳥が鳴いていたが草太のフワフワかつ丼が評判となり、いまや行列のできる店に。草太も結婚して男児の父親になっていた。

実家に何の前触れもなく帰って来た鈴愛に戸惑う家族たちに「ママはパパに捨てられて毎日泣いて可哀想」と事情説明したのは花野。
ちょうどつくし食堂にブッチャー(矢本悠馬)も来ていて、にぎやかな再会を果たす中、姿を見せたのは律だった。

ブッチャーは菜生(奈緒)と結婚して一男一女をもうけ、実家の西園寺不動産を継いでいた。ちなみに律にも翼という利口そうな息子いた。涙にくれる毎日の中、鈴愛がふと律の母・和子に電話をかけ、外出中の和子に代わって電話口に出たのが翼だった。

自分の夢のために妻子を捨てた涼次の身勝手さに憤慨ながらも、律&鈴愛カップルのファンにとっては、19週から二人の第2章が始まるのかと、嬉しい期待をしてしまうが、果たしてそううまくいくのか…?

前回は、母親の偉大さ、ありがたみもヒシヒシと感じさせられたが、律の母・和子の表情がすぐれないのが気にかかる。
8月10日、朝の情報番組「あさイチ」では素敵な母2人をゲストに招いて、「“半分、青い。”母スペシャル」を放送する。楡野晴役の松雪泰子と萩尾和子役の原田知世がドラマの見どころや撮影秘話、さらにプライベートでの興味深い素顔をたっぷりと語るので、こちらもお見逃しなく。
▼あさイチ「“半分、青い。”母スペシャル」
 8月10日(金)あさ8時15分~8時55分

【第19週(2018/8/6-11)あらすじ
■第109話(月)
涼次(間宮祥太朗)と離婚し、花野(山崎莉里那)を連れて岐阜に戻った鈴愛(永野芽郁)。早速、菜生(奈緒)を喫茶・ともしびに呼び出し、久しぶりの再会を果たす。そこにブッチャー(矢本悠馬)と律(佐藤健)が現れ、かつてのふくろう会が揃う。大阪にいるはずの律が地元にいる理由を知らない鈴愛は、律も離婚して実家に戻ってきたと早合点。自らの境遇を打ち明けるとともに、律からプロポーズされた夜のことを語りだし…。

■第110話(火)
岐阜に戻った翌朝。茶の間で寝ていた鈴愛(永野芽郁)は食卓を囲む家族の中に見知らぬ青年を見つける。アメリカ育ちの青年・健人(小関裕太)は草太(上村海成)の作るカツ丼の修行のために楡野家に住み込んでいるという。久しぶりに実家に戻ったことで、自分の知らないことがたくさん起きていることを知る鈴愛だったが、さらに晴(松雪泰子)と貴美香(余貴美子)から和子(原田知世)の病気について重大なことを知らされる。

■第111話(水)
草太(上村海成)のカツ丼がヒットし、つくし食堂は大繁盛。楡野家の台所事情もよくなり、鈴愛(永野芽郁)は養ってもらえるのではと期待を寄せていたが、晴(松雪泰子)から仕事を見つけるように促されてしまう。困った鈴愛は大手メーカーに勤める律(佐藤健)や不動産業を営むブッチャー(矢本悠馬)らに相談をするが仕事は見つからない。そのころ東京では、涼次(間宮祥太朗)が監督する映画が完成し、試写会の開催が決定する。

■第112話(木)
裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が突然、岐阜にやってきた。かつてオフィスティンカーベルでしのぎを削った2人との再会に鈴愛(永野芽郁)は大喜び。晴(松雪泰子)ら楡野家のメンバーも歓迎し、茶の間で宴会が始まる。さらに律(佐藤健)も合流し、それぞれの近況報告に盛り上がる。ところが、飲めない酒を飲んで酔っ払ったボクテが、夏虫駅で鈴愛が律からのプロポーズを断ったときの真相を律に伝えたいといい始め…。

■第113話(金)
酔ったボクテ(志尊淳)は、鈴愛(永野芽郁)が律(佐藤健)からのプロポーズを断った真相を楡野家の面々がいる前で暴露してしまう。取り繕おうとする鈴愛に、鈴愛の気持ちに応えることはできないとはっきり言い放つ律。やり取りをするうちに誤解があることが明らかになり、なんとかその場は収まる。皆が寝静まったころ、鈴愛と裕子(清野菜名)は二人、食堂で語り合う。そこで裕子は、自らが抱えている悩みを鈴愛に打ち明ける。

■第114話(土)
いまだに仕事が見つからない鈴愛(永野芽郁)を心配し、ブッチャー(矢本悠馬)は自分の会社で働かないかと提案するが鈴愛はあっさり拒否。それどころか、とある構想のため晴(松雪泰子)に金を貸してくれと懇願する。晴は大反対するが、鈴愛は仙吉(中村雅俊)の協力を得て実現したいと粘る。しかし、鈴愛が目当てにしていた晴の貯金は、晴と宇太郎(滝藤賢一)の旅行資金であると知らされ、いったんは踏みとどまる。だが…。

【作】北川悦吏子
【出演】永野芽郁,佐藤健,松雪泰子,滝藤賢一,上村海成,中村雅俊,志尊淳,清野菜名,間宮祥太朗,斎藤工,嶋田久作,キムラ緑子,麻生祐未,須藤理彩
【語り】風吹ジュン

NHK「半分、青い」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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◇公式Twitter「@asadora_nhk」

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