岩倉具視（笑福亭鶴瓶）、大久保利通（瑛太）、木戸孝允（玉山鉄二）、伊藤博文（浜野謙太）らは不平等条約改正を目指し欧米へ！留守政府を任される西郷（鈴木亮平）だが…NHK大河ドラマ「西郷どん」第41話は4日（日）夜20時より放送！予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドで放送直後21時から配信！

※各話の予告とネタバレあらすじは、ドラマ視聴に役立つ豆知識と一緒に【「西郷どん」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

日本は明治に入ってから、西洋に追いつけ追い越せとばかりにあらゆるところで西洋文化を取り入れるようになる。まずは国の政を司る人間が、西洋がどんなものかを見聞すべきと集められた「岩倉使節団」。岩倉具視を筆頭に木戸孝允、山口尚芳、伊藤博文、大久保利通ら政府首脳陣から留学生まで、総勢107名が欧米に渡った。

明治4年11月、アメリカの蒸気船で横浜港を発った一行は、太平洋を横断してアメリカ・サンフランシスコへ。その後、アメリカ横断してワシントンD.C.を訪問。8カ月と長期滞在となった。

その後、大西洋横断してイギリス・リヴァプールに到着。そこから欧州ツアーが始まった。イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、ロシア、デンマーク、スウェーデン、イタリア、オーストリア、スイスを訪問した。明治6年9月に帰国。1年10カ月の長きにわたる視察ツアーだった。

岩倉使節団が欧米へ旅立っている間、留守を守っていたのが「留守政府」。三条実美を筆頭に、西郷隆盛、井上馨、大隈重信、板垣退助、近藤新平、大木喬任らが国の政を執り行った。

4日放送の第41話では岩倉使節団が発った後の留守を守る西郷隆盛が描かれる。どんな思いで西郷は大久保利通らを見送ったのか、鈴木亮平が心して演じたというシーン、見届けないわけにはいかない。

■前回（第40話）ネタバレあらすじ
世の中の動きが新政府に対する不満がつのる中、西郷隆盛（鈴木亮平）はやっとその重い腰を上げ東京へ。大久保利通（瑛太）はすべての藩を取りつぶすべく「廃藩置県」を断行しようとしていた。

大久保は島津久光（青木崇高）の元へ出向き、東京に来て新政府の仕事をしてほしいと持ちかける。久光は新政府が藩の権力を取り上げようとしていることを見抜いており、大久保の申し出を断固拒否した。

財政難に陥っていた新政府は、全国の藩を取りつぶし国が一括して税を徴収する案を強行しようとした。しかし、そんなやり方では地方からの不満がつのる一方だった。

一方西郷は、熊吉（塚地武雅）を連れて上京。庶民と同じ貧乏長屋に居をかまえる。新政府の主要人物たちは、大名屋敷に住み贅沢三昧な暮らしをしており、庶民からの評判はすこぶる悪かった。西郷は大久保らに、財政難なら自分達の賃金を削ればいいと言うが、誰からも賛同が得られなかった。

そんな中、諸藩の不満を沈静化させるため、西郷は諸藩が反乱する気が起きないぐらい強い軍を作ればよいと提案。西郷は優秀な人材を集め、天守様をお守りする軍・御親兵の設立に立ち上がる。薩摩藩、土佐藩、長州藩から兵が集められた。

新政府内では大久保の強引な手法に反発する者たちもいた。大隈重信（尾上寛之）、近藤新平（迫田孝也）、井上薫（忍成修吾）、山県有朋（村上新悟）、板垣退助（渋川清彦）、後藤象二郎（瀬川亮）らと一触即発状態になった大久保。そこへ割って入ったのが西郷だった。

西郷と2人きりになった大久保は「俺は何か間違っていたか？」と尋ねた。西郷は「お前はそれでいい。何年後、何十年後、これでよかったと思う日本にすればいい。お前は思ったとおり、存分にやればいい」と言った。

明治4年、藩の解体、藩士の解任、廃藩置県が断行され日本は新しいかたちへと生まれ変わった。

■第41話「新しき国へ」あらすじ
岩倉具視（笑福亭鶴瓶）、大久保（瑛太）らは不平等条約改正を目指し欧米視察に旅立つことになった。不在の間、政を託された西郷隆盛（鈴木亮平）は、宮中改革などを推し進める。そして西郷は、天皇行幸に同行し鹿児島へ行くのだが…。

NHK 11月4日（日）【総合】よる8時より【BSプレミアム】よる6時より「西郷どん」が第41話を放送。再放送は毎週土曜日午後1時05分よりNHK総合にて放送。原作：林真理子。出演：鈴木亮平／瑛太／黒木華／錦戸亮／迫田孝也／尾上寛之／忍成修吾／村上新悟／渋川清彦／瀬川亮／野村万蔵／浜野謙太／玉山鉄二／笑福亭鶴瓶ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@nhk_segodon」。番組公式Instagramアカウントは「nhk_segodon」。第41話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

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