ソニーエリクソンがGoogle携帯発表、日本国内でも発売へ―イメージ動画配信中
英ソニーエリクソンは11月3日、同社とて初めてGoogleのOS・Androidを採用したスマートフォン「XPERIA X10」を発表した。プレスリリースで同社のバート・ノードバーグ社長は「日本を含む世界各国で2010年の前半にロールアウトする予定」と明言しており、11月10日に秋冬モデルの発表を控えているNTTドコモのラインナップに加わる可能性が有力だ。「XPERIA X10」のイメージビデオは、YouTubeのソニーエリクソン公式チャンネルに配信されている。
ソニーエリクソンの発表によると、「XPERIA X10」はAndroid 1.6を採用。フルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応の4インチ・タッチパネルディスプレイを搭載し、プロセッサーにはクアルコムのSnapdragon QSD8250(1GHz)を内蔵している。カメラは8.1メガピクセルの16倍ズーム、無線LAN機能、Bluetooth、A-GPSなどを搭載している。
またアプリケーションは、Androidの特徴である、GmailやGoogleカレンダー、ストリートビューも使えるGoogleマップなど、Googleが提供するPCなどでもおなじみのwebアプリや、Android Marketで配信される無数のアプリケーションを使用できることになる。
さらにソニーエリクソン独自の「UXプラットフォーム」上で動く、3Dアニメを多用したGUIや「Timescape」「Mediascape」なども実装。オプションとしてFMラジオを搭載したBluetoothヘッドフォンも用意するなど、単なるAndroid端末にとどまらないオリジナリティも強調したモデルとなっている。
日本国内ではアップルのiPhoneがひとり勝ちの様相を呈しているスマートフォン市場だが、これまでにない特徴的なデザインのAndroid携帯の登場は気になるところだ。
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Sony Ericsson Head of Application Planning for the XPERIA™ X10