『悪の偶像』ハン・ソッキュvsソル・ギョング、対照的な二人の初対面シーンを切り取った本編映像解禁

2020年06月26日15時00分映画

6月26日(金)公開する韓国サスペンス・ノワール『悪の偶像』で“エリート政治家“ハン・ソッキュvs“しがない労働者”ソル・ギョング…対照的な二人の父親が壮絶な闇に足を踏み入れる初対面シーンを描いた本編映像が解禁となった。

第69回ベルリン国際映画祭で大喝采を浴びたほか、ファンタジア国際映画祭で作品賞、主演男優賞やその他世界の映画祭を席巻!韓国映画界を代表するハン・ソッキュとソル・ギョングのダブル主演で贈る、予測不能の超一級サスペンス・ノワール『悪の偶像』が6月26日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開!公式サイトで予告動画も公開中だ。


『悪の偶像』は、“ひき逃げ事件”をきっかけに交錯していく“加害者の父”と“被害者の父”の運命をスリリングに描いた超一級サスペンス・ノワール。監督は『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(13)のイ・スジン。同作品で第43回ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワードを受賞し、巨匠マーティン・スコセッシ監督から絶賛された気鋭監督が、満を持してオリジナル脚本に基づく長編第2作を完成させた。

この度解禁する本編映像は、ハン・ソッキュ演じる“エリート政治家”のミョンフェが取材陣に取り囲まれ、遺族への謝罪シーンが始まる。“しがない労働者”で息子を交通事故で失ったソル・ギョング演じるジュンシクと、“エリート政治家“というこの対照的な二人の父が初めて顔を合わせる場面を切り取ったこの本編映像。ひき逃げ事故を起こした息子ヨハンにジュンシクが詰め寄るところに駆けつけたミョンフェは「申し訳ありません」と謝るが、ジュンシクはミョンフェの胸ぐらを掴み「リョナは?」と問いただす。ひき逃げ事件の時に嫁も一緒にいたはずだ!とリョナの存在を必死に訴えるジョンシク、それを聞いて俯くふりをして不気味に笑うヨハン。確実に何かを知っていて笑ったヨハンに殴りかかるジョンシクを止めに入るミョンフェ。ひき逃げ事件を皮切りに交わるはずが無かった“加害者の父”と“被害者の父”、それぞれのやり方で必死に事件の真相を追い求める壮絶な展開が幕を開ける本編映像となっている!その後の物語で相反する二人が意外な関係性を築いていく様にも驚くはずだ!
権力を使って徹底的に隠そうとするハン・ソッキュと、殺された息子と一緒にいたはずのその妻を悲しみを押し殺しながら必死に捜すソル・ギョング、韓国きっての名優が事件のカギを握る“消えた目撃者”リョナを探すのだが、そのリョナの深い闇が徐々に明かされ、二転三転していく展開が息つく暇を与えない。1つのひき逃げ事件をきっかけに、露になっていく様々な人間の業、気が付けば後戻りできないところまで足を踏み入れてしまった二人の父が行きつく先に待っていたものとは?

■あらすじ
市議会議員のミョンフェは、ある夜息子ヨハンが飲酒運転中に人をひき殺してしまったことを知る。政治家の危機に直面したミョンフェは、密かに揉み消し工作を実行するが、被害者の新妻であるリョナという女性が事故現場に居合わせ、行方不明になっていることが判明。事実が明るみに出るのを恐れたミョンフェはリョナを見つけ出そうとする。一方、小さな工具店を営む被害者の父ジュンシクは、リョナが妊娠していると知り、何としても彼女を捜し出すことを心に誓う。かくして別のルートで“消えた目撃者”の行方を追うふたりの父親は、耐えがたい葛藤に胸を引き裂かれながら、後戻りできない“罪”の闇に足を踏み入れていく…。

■映画概要
監督・脚本:イ・スジン(『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』)
出演者:ハン・ソッキュ(『シュリ』)、ソル・ギョング(『オアシス』)、チョン・ウヒ(『哭声/コクソン』) 、ユ・スンモク、ジョー・ビョンギュ、キム・ジェファ
2019年/韓国/韓国語/144分/シネスコ/5.1ch/原題:우상/英題:IDOL/日本語字幕:仲村渠和香子/映倫G
提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
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