「警視庁・捜査一課長2020」第15話 恋人100人のレンタル彼氏が殺された!第14話ネタバレと予告動画

2020年08月21日10時20分ドラマ
@テレビ朝日

内藤剛志“一課長”が愛すべき仲間たちと東京を守る「警視庁・捜査一課長2020~ヒラから成り上がった最強の刑事!」第15話は「未解決の女」とコラボ!波瑠も登場する!そして、殺されるのは恋人100人の男だ!「警視庁・捜査一課長2020」第15話が8月27日(木)夜8時から放送される!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



8月20日に放送された第14話は、カリスマ実演販売士の殺人事件だった。ドラマのストーリーよりも、中盤にいつもはいってくる笹川刑事部長(本田博太郎)の突然の登場が視聴者の度肝を抜いた。毎回、いろいろな登場で話題をよぶが、今回は、なんと、噴水の中から湧き出てきたのだ。童話「金の斧、銀の斧」の池の神様さながらの登場だ。スーツ姿で全身びしょぬれで真顔でセリフをいうが、本気の濡れ方にセリフなど入ってこないほどの迫力だった。8月27日に放送される第15話ではいったいどんな登場をして、大岩(内藤剛志)にヒントを与えるのかが楽しみである。第15話はレンタル彼氏の話となり、9時から放送されている「未解決の女」とのコラボが予定されている。

「警視庁・捜査一課長」は役名に工夫が凝らしてあることでも人気の番組だ。第14話で登場したカリスマ実演販売士の「干場伊純」は、かんばいすみ→完売済、愛嬌が抜群の「相木葉子」は、あいきょうこ→愛嬌子、クレームをつける「岩瀬呂奈」は、いわせろな→言わせろな!あたりかと予想しながら見るのも楽しみの一つだ。

2020年10月期から「科捜研の女」シリーズが放送されることが発表された。「警視庁・捜査一課長」では、捜査一課長と部下の管理官という関係の内藤剛志と金田明夫が、署長と刑事という関係に反転する。人気シリーズを掛け持ちする両者のそれぞれの役が楽しみになる。

■前回:第14話あらすじ
カリスマ実演販売士“パーフェクト干場”として人気の干場伊純(波岡一喜)の遺体が、ショッピングモールの裏で発見された。事件当日、干場はそのモールで実演販売イベントを行っており、ステージが終わった直後、何者かに実演販売で扱っている包丁で刺されたようだった。

警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)が臨場したところ、遺体の胸元に何らかの汚れを染み抜きした跡が残っているのが見つかった。しかし最大の謎は、干場がゆで卵を両手で大事に包むように抱いて息絶えていたこと。クッションの柔らかさを証明するために生卵を置いて座るパフォーマンスは定番だが、なぜ干場は生卵ではなくゆで卵を持っていたのだろうかと大岩達は疑問に思う。

そんな中、客の目撃証言から、後輩の実演販売士“デンジャラス葉子”こと相木葉子(清水くるみ)が、イベント開始直前、干場のステージの周辺をうろついていたことが判明した。彼女が生卵をゆで卵にすり替えたのではないか、という疑惑が浮上する。

入社以来、毎日、師匠である干場に厳しい指導を受けてきたという葉子が、腹いせに卵を差し替え、そのいたずらをとがめられて殺害したのかと、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は葉子を直撃するが、彼女は干場の死を聞いても、なぜか笑顔を浮かべ、犯行を否認する。葉子の客の一人・岩瀬呂奈(水希友香)が葉子から買った商品にクレームをつけてきていたが、それにも笑顔で対応していた。

指紋などから、卵には葉子の痕跡があった。また、干場の服についていた口紅の成分が葉子のものと一致したため、葉子の取り調べが始まった。葉子は、事件当日、干場から電話をもらい「葉子の好きなようにやれ。笑顔を忘れるな」と意味深なことを言われたので心配になって、売り場が始まる前に干場の元へ行ったという。その時、本来、生卵でないといけない卵が茹で卵だったことに気がついて、卵を差し替えたという。干場がいかさまをしないためだった。しかし、殺しなどはしていないという。

小山田(金田明夫)たちの捜査で、干場は多額の借金を闇金から借りていたことがわかる。それも、葉子の両親の会社がつぶれ、その借金を葉子が背負った後、干場の会社に入ったころと時期が一致していた。そして、お金については、社長とよくもめていたことも分かった。

捜査を進めると、犯人は、葉子の商品にクレームをつけていた呂奈であったことがわかった。呂奈は、干場が売れない頃からサクラをやって干場を助けてきていたが、最近は、呂奈のことを見向きもしなくなったので、困らせて一度地に落としてから、自分の力で這い上がらせようと企んでいたのだ。そして、卵を茹で卵にかえることを思いついた。しかし、葉子に邪魔されたため、干場を殺して、その罪を葉子にきせるというとんでもないことをしでかしたのだ。干場は呂奈に借金の肩代わりをしてもらうために、イカサマをやることも知っていた。しかし、まさか、呂奈が殺しまでするとは思ってもみなかった。

干場が心配になった葉子は仕事が終わるとすぐに干場のもとへ行ったが、すでに殺された後だった。干場の胸元に口紅がついていて、その口紅を落とす必要があると思って持っていたシミ落としで口紅を落とすことをしてしまったのだ。干場から、なんども「笑顔」と言われていた葉子は、殺人現場でさえ笑顔を浮かべていたという。そして、社長の話から、葉子の親がやっていた会社と干場たちが働く会社にはつながりがあり、干場としては、葉子の借金の肩代わりをすることは恩のある会社を助けるためという信念ある行動だったのだ。

■第15話あらすじ
新宿の公園で男性の刺殺体が見つかり、警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は臨場する。被害者は洒落たスーツに高級腕時計、アクセサリーを身に着けていたが、所持金はわずか2000円。現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は、身に着けているものがどこか浮いていて、借り物みたいだと感じる…。

第一発見者はコンサルティング会社の企画部長・池井恵子(池津祥子)で、前夜遅く、現場の公園からピンクのワンピースを着た女性が走り去るのを目撃。その女性が部下の和田志乃(出口亜梨沙)に似ていたため、気になって翌朝、公園に寄ってみたところ遺体を発見したという。恵子によれば、志乃は最近、彼氏になんと100人もの浮気相手がいたと知って悩んでおり、その男と連絡を取りあうSNS上では“狩馬栗子(かりま・くりこ)”というハンドルネームを使っていたようだった。

まもなく被害者は、“レンタル彼氏”を職業とする鳴島成人(松村龍之介)と判明。彼が所属していた人材レンタル会社の社長・成木瑠香(松本若菜)の話では、鳴島は指名人気第1位のレンタル彼氏だったが、先月、独立したという。また、志乃のハンドルネーム・狩馬栗子は、鳴島を指名する常連の登録名だったとも証言する。

念のため、真琴が事件当夜、防犯カメラに映ったピンクのワンピース姿の女性の映像を見せたところ、瑠香が突如、「それは私です」と言い出して…!?瑠香は社長でありながら、自らも派遣先に赴くレンタルスタッフのひとりで、“老若男女なんでもなりきるナリキリスト”と称していたが、いったいなぜ現場にいたのか…!?

テレビ朝日4月9日(木)夜8時より「警視庁・捜査一課長2020」を放送。出演:内藤剛志/斉藤由貴/塙宣之(ナイツ)/床嶋佳子/金田明夫/本田博太郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@sosaichikacho」。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

テレビ朝日「警視庁・捜査一課長2020」番組公式サイト

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