朝倉さや、吉幾三の名曲「俺ら東京さ行ぐだ」をカバーしたMV公開!本人コメントも到着

2020年10月09日12時59分音楽

その天才的な歌唱力で様々な伝説を作ってきた新世代歌姫、朝倉さやの10月28日のニューシングルの表題曲「新・東京」に先駆けてカップリングの「俺ら東京さ行ぐだ」のミュージックビデオを10月8日に公開した。

「俺ら東京さ行ぐだ」は、朝倉が敬愛する吉幾三の1984年の大ヒット曲。日本語ラップの元祖とも言われるその曲を、アメリカボストン在住のYUKI KANESAKA(monolog/U-KEY/バークリー音楽大学助教授)が再構築した。欧米のヒットチャートに次々と作品を送り込むサウンドプロデューサーYUKIにより、朝倉さやの輝くように明るいキャラクターを前面に押し出しながらも、最先端のダンスチューンに仕上げている。

テレビや喫茶やディスコを始めとして都会にあるものが何にもない自分の村を「俺らこんな村いやだ」とあーだこーだぼやくその向こう側に、生まれた村への溢れんばかりの愛情が滲み出る名曲。原曲は吉幾三のラップのような津軽弁が炸裂するが、今回のカバーは朝倉の故郷の山形弁のニュアンスが微妙に取り入れられ、言葉的にはレペゼン東北だが、そこにYUKIのアレンジが加わることによりレペゼン地球な仕上がりになっている。
昨晩YouTubeにアップされたMVは、東京の街並みを見下ろす見晴らしのいいベランダや、街のあちこちのストリートで歌う朝倉の表情が印象的。都会的な映像ながらも、映ってる朝倉はデビューの頃から垢抜けたような抜けないような素朴な雰囲気で、そこがまた朝倉の良さだと感じさせてくれる。田舎から出てきた人誰もが感じる本音が込められた楽しい映像だ。

シングルの表題曲「新・東京」は7年前に発表したインディーズデビュー曲「東京」を今の時代の空気を織り込みながらイチから再構築して、自身の今の気持ちを濃密に詰め込んだ作品。カップリング曲とは対照的に、心にしっとりと響いてくれる名曲だ。

新曲を引っ提げてのライブもコロナ禍の中、まだ発表されてないが、まずはネットでの配信ライブなどで生で聴ける事に期待が高まる。UNIVERSAL MUSIC STOREでは、インターネットサイン会に参加できるニューシングルの予約ページも発表と同時に立ち上がっている。



【本人コメント】
吉幾三さんのかっこいい津軽弁『俺ら東京さ行ぐだ』。
やはり同じ東北の言葉で歌っていると山形を思い出し、変換した訳では無いのですが自然に山形弁のニュアンスも入っていった気がします。とても楽しく歌わせていただきました。
PVでは原宿、表参道、外苑前、渋谷など東京をベゴひぐ(牛をひく)勢いで歩きまわり、歌いました。
Mr.Mamurogawaや初期のグッズの扇子、上京したての頃からの相棒である貯金箱なども登場☆ワクワクする映像になっています。
是非楽しんでけろな♪

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