この役は絶対逃したくなかった!『キング・オブ・シーヴズ』マイケル・ケイン特別インタビュー映像&場面写真7点解禁

2020年12月04日12時00分映画

2015年、英国史上「最高額」「最高齢」の金庫破り集団として世界中を驚きの渦に巻き込んだ衝撃の窃盗劇の実話『キング・オブ・シーヴズ』が2021年1月15日(金)に公開初日が決定!このたび、窃盗団のリーダー・ブライアンを演じたマイケル・ケイン のインタビュー映像と、窃盗現場を再現したシーン含む写真7点を解禁した。

『キング・オブ・シーヴズは、“バットマン”シリーズでのバットマンことブルース・ウェインの忠実な執事アルフレッドや『アルフィー』(66)、『サイダーハウス・ルール』(99)でのアカデミー賞®受賞など、英国が世界に誇る名俳優、マイケル・ケイン主演最新作。



かつて「泥棒の王(キング・オブ・シーヴズ)」と呼ばれたブライアン(マイケル・ケイン)。⼀度は裏社会から引退し、愛する妻と平穏な日々を過ごしていたが、妻の急逝後、知人のバジル(チャーリー・コックス)からロンドン随⼀の宝飾店街〝ハットンガーデン″で約25億円を盗み出す大掛かりな窃盗計画を持ちかけられる。ブライアンは⼀度引退した身ではあったが、久々の大仕事の魅力に抗うことが出来ず、ケニー(トム・コートネイ)、テリー(ジム・ブロードベント)、ダニー(レイ・ウィンストン)、カール(ポール・ホワイトハウス)ら、かつて伝説と謳われた窃盗団を再結集、再び犯罪の世界に⼿を染めることになる。

ケインがこの映画のもとになった実際の事件を知ったのは「新聞」だと言う。「逮捕された時点で(ブライアンは)73歳とかだったはずだ」「この話が映画化されたらオファーが来るかもと思ったが、そのとおりになった」とその記事を読んでいた当時を想い起こした。そして、本作が“喜劇かどうか?”と問われると「実話だ」と、シンプルに返答。つまり「シリアスな場面もあれば、笑える場面もあるのが人生だろう?」とその理由を述べ「確かに犯人が使い物にならない老人なのは笑えるね。肉体的に犯行は不可能だった」盗んだ現金が巨額すぎて、老人が手で持つにはあまりに重すぎて運べなかったというお粗末な結末についても「そういう哀愁漂うような部分が、シリアスだが笑える。運べないカネを盗むなんてね」と、熟練俳優ならではのシニカルな返答を戻した。

トム・コートネイ、ジム・ブロードベント、レイ・ウィンストン、ポール・ホワイトハウス、マイケル・ガンボンら、英国屈指の俳優たちと共演したことについて感想を求められると「素晴らしかった」と絶賛!「今までのキャリアで⼀番楽をできた。よく知っている人と仕事ができたからだ。ロケ地は地元ロンドン、撮影クルーもイギリス人、共演者も撮影クルーも昔からよく知る人が多いそんな現場だった」とユーモアたっぷりに撮影当時を懐かしみ「いろいろな選択肢があったとしても、この作品のブライアン役を絶対逃さなかったと思う」と力強く宣言、本作に対する意気込みを語った。

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ほか、シーン写真は7点。愛した妻とレストランでデートするブライアンの様子や、トンカチやドリル(!)を使用、 “すべて手作業のアナログ金庫破り”だったという実際の窃盗現場の方法をリアルに映し出したものを切り取ったものとなっている。

マイケル・ケイン特別インタビュー映像

監督:ジェームズ・マーシュ(『博士と彼女のセオリー』)
出演:マイケル・ケイン、ジム・ブロードベント、トム・コートネイ、チャーリー・コックス、ポール・ホワイトハウス、レイ・ウィンストン、マイケル・ガンボン
2018/イギリス/スコープサイズ/108分/カラー/英語/DCP/5.1ch/原題『King of thieves』/翻訳:鈴木恵美/配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
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