映画『神在月のこども』応縁ライブビュ&上映会でmiwa が主題歌生歌唱でファンへ感謝!エンド曲MVも解禁

2021年11月01日10時16分映画

劇場オリジナルアニメ映画『神在月のこども』が全国で好評公開の中、大ヒット御礼・応縁ライブビューイング&上映会が昨日10月31日(日)に開催され、主題歌・劇中歌・エンディングテーマを担当したシンガーソングライターのmiwa が生歌唱を披露した!本イベントで解禁されたエンディングテーマ・アニメMVもYoutubeにて公開された。



昨年10/31(日)の東京国際映画祭オープニングステージでの主題歌「神無-KANNA-」、初披露から一年。映画公開まで、主人公「カンナ」を応援しつづけてきてくれた多くのファンへ感謝を伝えるため、本イベントの模様は全国の 32 館の劇場に生中継!さらに幼少期のカンナを演じた新津ちせも応援に駆け付け、トークを繰り広げた。

【日 時】 10/31(日)13:05 よりイベント開始 ※上映前イベント
【場 所】 イオンシネマ板橋 スクリーン8(板橋区徳丸2-6-1 イオン板橋ショッピングセンター5F)
【登 壇】 miwa、新津ちせ(主人公カンナ・幼少期役)、白井孝奈(監督)、四戸俊成(原作)、NAOKI-T(音楽)

本イベントには主題歌・劇中歌・エンディングテーマを担当した miwa と 3 曲の作曲を担当した音楽プロデューサーの NAOKI-T、幼少期のカンナを演じた新津ちせ、白井孝奈(アニメーション監督)、四戸俊成(原作・コミュニケーション監督)、が集結。冒頭に初公開の「神在月のこども」エンディングテーマ・アニメ MV がスクリーンに映し出されイベントがスタート。四戸は「これまで縁に応じて下さってきた方々を応縁陣と呼ばせていただいてきましたが、そんな方々への恩返しができればと思い、みなさんに集まっていただいきました」と登壇者を見渡しながら挨拶。新津ちせは「(映画を観た)たくさんの方々がよかったよ!と言ってくれた」と声をかけられたことを明かし、公開後の反響を喜んだ。

miwaはちょうど 1年前のこの日に東京国際映画祭で主題歌「神無-KANNA-」を初披露したことを振り返りつつ、「“映画と音楽がマッチしていてとても良かった”という反応を聞くたびに、この作品には長く携わってきて、すごい想いを込めてやってきたので嬉しい」と感慨深い様子でほほ笑んだ。白井監督も「SNSでカンナの画を描いてくださっている方がいたり、実際に作品に登場する場所に行った、という方々をみてとても光栄に思っています」と感謝を述べた。

新津はアフレコを振り返り「演技が楽しくて、無我夢中でいっぱいやって、あっという間に公開なんだって思いました」と話し、おすすめのシーンは「カンナが全国を回って色んな神様とご馳走が出てくるところ」とアピール。miwa とNAOKI-T は主題歌・劇中歌・エンディングテーマの制作時のエピソードとして、作った 3曲とも採用されたことが嬉しかったようで、NAOKI-T も「日本の風景を伝えたいと聞いたので、日本の持つ匂いというか空気感が伝わるようなものを作りました」と明すと、四戸は「デモの時点で 3曲ともほぼ完成しているんじゃないかと思うほどのクオリティーだった」と 3曲すべてが採用に至った理由を説明。

miwaのデビュー当時から一緒に曲作りをしてきた NAOKI-T。二人は一緒に映画のイベントに立つのは今回が初めてとのことで「不思議な感じ」「不安でしかないと思う」と掛け合い仲の良さをうかがわせた。miwaは主題歌「神無-KANNA-」の歌詞について、「なぜや どうしてに 追いつかれる前に どっかで選んでた思いを言葉にしたら それは好きってことなんだ」が好きな歌詞だと話し、その理由として「好きってどういう気持ちなんだろうって考えてこの曲を作ったので、強い想いを込めた」と熱弁。「曲単体でも成立するようにもちろん作りましたが、とりわけ映画の中でこの曲たちが流れるときは魔法がかかる瞬間がある」とNAOKI-T も本作と曲とが併せ持つ力に驚いていた。

これから生歌唱をする miwaを応援するために、先日実施した『神在月のこども』LINELIVE オーディションで選ばれ、特別MV で共演した、ひかる、青音美玖、liccaがゲスト登壇。登壇の3人は舞台に一緒に立っていることを喜び、共演時のエピソードで盛り上がった。そしてファンお待ちかねの主題歌「神無-KANNA-」、エンディング曲「神在月のこども」を生歌唱。「こうして映画館で歌を届けられるっていうのは本当に嬉しい」と miwa。「この映画のために書いたこの曲たちは、自分の好きっていう気持ちを大切に大切に信じるっていう気持ちを込めて書きました。世の中自体が止まってしまったり、新しいことを始めるのに難しい状況が続いているかと思いますが、ぜひこの映画を通してみなさんの心の中の好きという気持ちぜひ大切にしてほしい」と熱いメッセージ。歌い終わると会場から溢れんばかりの拍手が巻き起こった。

miwa

劇中のカンナと同じ年になる新津。四戸から「今後なにかあったらまたこの曲に励ましてもらえるんじゃないかな」と聞かれると、「この曲を聞いて頑張ります!」と元気づけられた様子の新津。

最後に miwaは「この映画は縁を大切にしている映画でそれがカンナの場合は好きな走ることを通していろんなご縁と繋がっていくんですが、改めて人と人との繋がりだったり、日本に生まれたことの繋がりを感じられる映画だと思います。今の世の中、人とのつながりを感じるのは難しいと思いますが、この映画を通してご縁の素晴らしさを、自分の好きから始まるご縁なんだ、自分が動けば色々なご縁ができて、色々な人と繋がるそんな希望が持てる映画です。そんなことを感じながら観てもらいたいと思います」と締めくくり、大ヒット御礼・応縁ライブビューイング&上映会は幕を閉じた。



■あらすじ
お母さんを亡くし、大好きだった走ることと向き合えなくなった少女・カンナ。絶望の淵で母の形見に触れたことで、歯車が廻りはじめたカンナの前に一羽の兎・シロが現れ、カンナは出雲の旅へ誘われる。「お母さんに会えるかもしれない」とカンナはシロと共に出雲へ走り出す。道中、行く手を阻むのは鬼の少年・夜叉。人々と神々の境界をまたぎ、駆ける少女の旅がはじまるー

■キャスト
蒔田彩珠 坂本真綾 入野自由
新津ちせ 永瀬莉子 高木渉 茶風林 神谷明

■作品概要
原作・コミュニケーション監督:四戸俊成/アニメーション監督:白井孝奈
脚本:三宅隆太、瀧田哲郎、四戸俊成
©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会/

『神在月のこども』公式サイト