【最終回ネタバレ】阿部寛の命を救った吉川晃司は善か悪か?「DCU」ラストシーンから続編や映画化の噂が!

2022年03月21日10時20分ドラマ
@TBS

ついに海保の中の裏切者が部長の佐久間(佃典彦)だとわかり、黒幕たちも逮捕された!しかし、瀬能(横浜流星)の父が残した鍵は新名(阿部寛)の手から成合(吉川晃司)の手に渡ってしまった!関連動画が番組公式サイトで公開、第1話~最終話までParaviで見逃し配信中だ。



TBS日曜劇場「DCU」の最終回SP・第9話が3月20日に放送された。2022年冬ドラマの中でも高視聴率をキープしていた。初回からの視聴率は16.8%、15.2%、15.2%、13.9%、11.8%、13.9%、13.40%、14.6%と北京オリンピック、パラリンピック期間も2桁をキープする好調さで最終回を迎えた。最終回の視聴率は休日明けの22日に発表となるが、その数字には高い期待がかかる。

最終回の見どころは、新名(阿部寛)と成合(吉川晃司)の闘い、海保の裏切者、実際の黒幕、瀬能(横浜流星)の立ち直り、そして、成合と昔付き合っていた真子(市川実日子)の心の動きなど盛りだくさんだった。海保の中で裏切者がいるということで新名は今までずっと信頼してきた部長の佐久間(佃典彦)に相談をもちかける。佐久間はまるでそれが次長の早川守(春風亭昇太)であるかのように新名に話して、瀬能の父が書いた設計図が入っているFDをセーフティールームにしまうように言う。そして、ブラックバタフライがそのFDを奪還しにくると、まるで自分が狙われているかのようにふるまって自分から疑惑を交わす。しかし、本当の裏切者は佐久間だった。佐久間がブラックバタフライに入ったきっかけは息子が留学中に犯した麻薬の罪をかばってもらったことからだった。佐久間も最後にはきっちりと逮捕される。

そして東都重工の社長(福澤朗)が業績立て直しのために自社の技術をブラックバタフライに売り始めたことがすべての原因だった。瀬能の父は社長にはめられて殺された。もちろん社長も逮捕された。

佐久間によって殺されそうになった新名を助けたのはブラックバタフライの成合だった。成合は真子への気持ちはまだ残っているようで、真子が助かるように、そして新名の命も助けながらも鍵はしっかりと持っていき、どこかに逃亡するラストとなった。ブラックバタフライ側に鍵が渡ったところがラストとなったため、シーズン2があるのか、映画化があるのかとすでに話題となっている。

■DVD&Blu-ray プレゼント
TBS日曜劇場「DCU」DVD&Blu-rayが2022年7月15日に発売となる。その発売を記念して、20名にプレゼント企画が行われる。応募の詳細は番組公式サイトにて。


※第1話~最新話を配信中!

■最終回・第9話ネタバレあらすじ
新名(阿部寛)はG20東京サミットを前に人の出入りが多くなるこの機に乗じて瀬能(横浜流星)にニセモノのFDをつかまされた成合(吉川晃司)が本物を奪い返しに来ると直感した。

その一方で、新名は公安の清水(山崎育三郎)から海保内部に内通者がいることを告げられる。その矢先、佐久間(佃典彦)から笠原(岡田浩暉)と密に連絡を取り合っている者がいると聞かされた。笠原はリモートダイビングVRの開発を指揮をとっていて、瀬能の父親とも知り合いだ。その人物として早川(春風亭昇太)の名前を、佐久間から聞いて新名は驚く。佐久間は新名にFDの保管場所として、特定の人物しか入れないセキュリティーの厳しいセーフティールームへの保管を提案する。佐久間とともにそこへ行き、FDを保管した。

そんな中、海保内に緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響いた。基地内で爆発物が発見されたというのだ。ちょうどそのころ、真子(市川実日子)は成合に電話をしていて、成合のほうからも同じサイレンが聞こえたという。つまり、成合が海保に入り込んでいたのだ。爆破までの時間は36分。ダクトから設置したと思われる爆弾はあといくつあるかわからない。それを調べながら、佐久間と瀬能はセーフティールームに向かう。セーフティールームは笠原がシステムを書き換えて成合が入り込んでいた。そしてFDを探し出した。セーフティールームにも爆弾があり、残りの時間は15分。厳重なロックがかかり、瀬能と佐久間は脱出ができなくなっていた。

セーフティールームから脱出するにはハッチを使うしかない。新名は急いでそこへ向かおうとする。早川から車を借りた。早川は内通者ではなかった。バイクで逃げようとする成合に「もう一つのカギがいる」と取引をもちかけるが、成合は去っていった。

瀬能たちは万事休すかと思われたが、佐久間がハッチをあけ、無事に脱出することができた。爆発する寸前に出たのだが、瀬能は佐久間を疑う。セーフティールームはその構造上二人の人がいないと開かないが、佐久間が落とした鍵を瀬能が取りに行っている間にドアが開いたのだ。それは成合と佐久間の二人でやらなければできない。佐久間は金庫に預けた鍵を奪っていった。

新名は笠原に襲われた。笠原は佐久間が裏切ったせいで自分がブラックバタフライに殺されるといって錯乱していた。

東都重工がテロに技術を売り始めたことがすべての始まりだった。それを始めたのは、社長の楢原(福澤朗)だ。瀬能の父がそれに気が付くと瀬能の父を追い詰めた。そのころ、佐久間が海保に裏切者がいるといって新名と成合に調査を命じた。実はそれは佐久間が自分に疑いがかからないようにとカモフラージュのためにやっていたことだった。そして、爆破事故が起きると、新名は瀬能を助けて脱出したが、成合は死んだと思われた。そこで佐久間は成合にすべての罪を着せたのだ。楢原もすべてを瀬能の父に押し付けていた。

成合を呼び出すために真子がおとりとなった。真子は途中で新名達と連絡をとっているイヤリング型のマイクを捨てた。それをブラックバタフライたちが拾って、新名達の行動を監視していた。

成合がまだ鍵を探していると知った新名たちは佐久間がまだ鍵をもっていると思い、佐久間の部屋を隅から探したが見つからなかった。佐久間が鍵を隠したのはプールだ。プールに入る新名と佐久間。佐久間によって新名は手錠をかけられてしまう。そこに成合もやってきた。成合と佐久間が共謀するのかと思われたが、成合に重りをつけて佐久間は自分だけ逃げ出そうとした。佐久間は鍵を拾い自分だけ水面に向かっていった。

佐久間が黒幕に鍵を渡すために待っているとそこに成合と新名がやってきた。成合は手錠の鍵を新名に渡し、自由になった新名は成合を助けた。佐久間は15年前のことからも話し始め、海保なんてばからしいと言い出した。実は、外ではそのことを海保のメンバーが全員聞いていた。しゃべり終わると、佐久間は逮捕された。楢崎も逮捕された。しかし、成合は事件のごたごたに乗じて逃げ出していた。

新名は成合がテロリストだと認めた。それは成合が鍵を渡したかに見えて、違う鍵を新名に渡したからだ。真子への伝言には「俺を信じろ」「水は嘘をつかない」と残っていた。成合を捕まえるために、新名と瀬能は立ち上がる。

TBS 1月スタート日曜劇場「DCU」。出演:阿部寛、横浜流星、吉川晃司、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、春風亭昇太、市川実日子、土佐兄弟の有輝、岡崎体育、佃典彦ほか。番組公式Twitterアカウントは「@DCU_japan」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS「DCU」番組公式サイト
TBS「DCU」番組公式Twitter  @DCU_japan

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