玉森裕太「祈りのカルテ」夫のために自分を犠牲にする妊婦(矢田亜希子)の心を解きほぐした!第3話ネタバレと第4話予告

2022年10月23日11時34分ドラマ
©日本テレビ

10月22日に放送された「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ、よる10時)の第3話では癖の強い医師と患者に悩まさせられながらも奮闘する研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)の姿が描かれた。29日に放送される第4話は榊(小手伸也)が指導する総合診療科で迷宮入り寸前の謎に諏訪野が挑む!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第3話が10月22日に放送された。第3話での諏訪野の研修先は産婦人科だ。病院の中でも「命の誕生」に関われる産婦人科だが、それだけに秘密を抱えた患者も多い。

救急で運ばれてきた患者は弁護士の小野文香(矢田亜希子)だ。諏訪野が勤める純正医科大学付属病院に運ばれたのは、文香が以前不妊治療にきていた病院だからだ。文香は妊娠25週目。夫・正和(森田甘路)とは離婚しているといい、恋人でおなかの子の父親と名乗る岡田俊一(内藤秀一郎)まで登場する。さらに、検査は拒否し、帝王切開で子供を産ませるように言い出す。これには、ヤンキー気質もある指導医の木佐貫英子(斉藤由貴)も困り果てる。

夫との離婚の時期、岡田との付き合い始めた時期、バーで聞いたというカップルの会話からヒントを得て、文香が病気であるとめぼしを付けた。このくだりもやや強引にはなったが、医療関連については現役医師である作者の知念実希人が監修しているので、そういう診断が下されることもあると思われる。そして、文香が夫との子供を産むために、嘘をついていたことがわかった。無事に帝王切開で子供を出産し、本人の子宮頸がんの治療も始めることとなった。

8日に放送された第1話で諏訪野の指導医となった立石(松雪泰子)と第3話の指導医・木佐貫(斉藤由貴)に囲まれた諏訪野が「バブリーとレディースに挟まれた」とたじたじになるシーンには「かわいい!」といった声が溢れていた。

29日に放送される第4話で、諏訪野が向かうのは総合診療科だ。他の科で診断がつかなかった患者を専門に診る科になる。カルテから謎を読み解くのが得意な諏訪野にとっては最も向いている科とも思われるが、そこにいる患者は検査をしても何の異常も見つからない。しかし、発作は起きる。いったい何が原因なのか、諏訪野は同期の裕也(矢本悠馬)とともにその謎を探る。

■前回:第3話ネタバレあらすじ
初期研修9か月目、産婦人科で研修を受ける諏訪野(玉森裕太)は、理事長にも平気でたんかを切る元ヤンと噂の指導医・木佐貫英子(斉藤由貴)の下、想像以上にハードな仕事に追われ息つく暇もない。そんな中、切迫早産の患者・小野文香(矢田亜希子)が運ばれてくる。文香は以前、この病院で不妊治療を受けていたために、運ばれてきた。しかし、文香はなぜか機嫌が悪い。

翌日、夫・正和(森田甘路)が駆け付ける。正和に木佐貫が病状を説明しようとすると、文香は「離婚したんです」と言い、正和に冷たい態度を取る。するとそこにスーツ姿の男・岡田俊一(内藤秀一郎)が現れ、文香と付き合っているという。

文香と正和は10年前に結婚。3年前に不妊治療を始め、ようやく子どもを授かったものの流産してしまった。正和が子供をあきらめようといったところ文香から離婚を切り出してきたという。2人が離婚したのは4か月前。岡田とは半年前から付き合っているという。どちらが子供の親かわからないが、文香は検査を拒否する。

その頃、外科で研修を受けるみどり(池田エライザ)は、外科の入院患者・町田翔馬の後を沙智(豊嶋花)がコソコソつけ回していることに気付いて、沙智の恋心を知った。沙智のことをずっと見守ると誓ったみどりはなんとか沙智が思いを告白できるようにと、裕也(矢本悠馬)を前にして告白の練習をさせようとする。しかし、沙智は「気分がでない」といい、忙しい諏訪野にも協力してもらう。しかし、町田には彼女がいた。

翌日、文香の病室に正和が再び現れ、岡田と口論になる。すると文香はおなかの子の父親は岡田だから二度と私の前に現れないでと追い返す。正和は、諏訪野の前で、こうなったのは不妊治療に協力的じゃなかった自分の責任だとうなだれてしまう。

正和が帰った後、文香は諏訪野たちに「退院させてくれないなら帝王切開してほしい」とさらなるムチャな要求をする。精神科の立石(松雪泰子)と木佐貫の二人が飲みに行った後、バーで聞いたカップルの話をしていた。女性は病気だったのだが、彼にその話を隠していたという話だ。その話をきいて、諏訪野は考えをめぐらせ、一つの推理に行きついた。それは文香がガンであるという説だ。

文香が検査をかたくなに拒むのはガンが見つかれば子供をあきらめろと言われてしまうからだ。岡田にその話をすると、岡田は自分は責任がとれないといって、文香から恋人役をやってくれたら弁護士費用を払わなくていいと言われたと白状した。

文香、正和に、木佐貫、諏訪野は話をする。文香は自分が子宮頸がんであることを知った。その時、妊娠していたこともわかった。正和に話せば文香の身体を第一にというだろうから子供をあきらめなくてはいけない。それはしたくなかったため、病気のことも妊娠の子ともかくして離婚したのだ。木佐貫に諭され、文香と正和は子供を産み育て、ガンの治療をすることも決めた。子供は帝王切開ができる時期まで待って出産した。文香はガンの治療も始める。

一方、沙智は手術をした。手術は成功したが、今のままでは完治はしていないとわかる。腎臓移植しか道はないのだが、それはとても厳しい道だった。

■第4話あらすじ
初期研修は10か月目に入り、諏訪野(玉森裕太)は裕也(矢本悠馬)と一緒に他の科で診断がつかなかった患者を専門に診る総合診療科で研修している。指導医の榊健太郎(小手伸也)はシャーロック・ホームズを気取って診断を『謎解き』と呼び、諏訪野と裕也をワトソン扱いする変わり者だ。

そんな総合診療科に、病名不明の患者・工藤香織(堀田真由)がやってくる。香織は大きなプロジェクトのプレゼン用資料を作成中に、同期の佐々原雅人から渡されたコーヒーを飲んだ直後、手指の痺れと四肢の脱力に襲われて倒れた。原因が分からないため、総合診療科にやってきたのだった。

不機嫌な香織のもとに、母・佳代(加藤貴子)が駆け付ける…と、その顔に見覚えのある裕也が「先生?」。佳代は裕也が最近通い始めたパン教室の先生だった。

榊から心当たりを聞かれた香織は佐々原が薬を入れたと言うが、血液検査では毒物を疑う結果は出ていない。深まる謎を前に、榊は諏訪野と裕也に告げる…「君たちだけでこの謎を解決したまえ。解決した方を僕の相棒、ワトソンにしてあげよう」――。

香織は倒れる前日の夜、佳代と2人でナッツをつまみに赤ワインを飲んだこと以外に変わったことはしていない。一方の佳代は、香織と同じ商社マンで働き者だった夫が5年前に心筋梗塞で他界したと話すが、心筋梗塞に遺伝性はないため香織の症状とは関係がなさそうだ…。

その頃、放射線科で研修中の曽根田みどり(池田エライザ)は、退院した沙智(豊嶋花)が、腎臓移植を受けられるまでに15年以上待つことになるかもしれないと知りショックを受ける。

検査の結果、異常なしと分かった香織は大事な仕事だと、諏訪野の制止を振り切り病院を出て行ってしまう――!

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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