北大路欣也「記憶捜査3」上白石萌音ピンチ!以前担当した事件が新たな殺人事件に関係!第2話ネタバレと第3話予告

2022年11月13日12時07分ドラマ
@テレビ東京

11月11日「記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~」(テレビ東京、金曜夜8時)の第2話が放送され、子を思う親の気持ちに心が揺さぶられるのと同時に、加害者の心情にも心が揺れた!18日に放送される第3話では、交番勤務時代の事件をめぐり咲(上白石萌音)が振り回される!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



テレビ東京の人気刑事ものである「記憶捜査」の第2話が11月11日に放送された。夫の介護のために仕事をやめて手伝ってくれた息子がその後ひきこもりのようになってしまい、なんとかさせようとした母親。母親の思いを理解せずにいる息子たち。介護の仕事ならと考えてしまったがゆえに、「ばかにされた」と思う介護士のそれぞれの気持ちが交錯して事件に発展した。

ハクビシンが匂い袋に使われる「有機チオ硫酸化合物」に弱いことから、遺体遺棄現場を探し出すというのはなかなかない展開だった。それにしても生まれの育ちも新宿の鬼塚(北大路欣也)の記憶力と人脈の豊富さが目立つ第2話となった。

18日に放送される第3話では、咲(上白石萌音)に酒井(堀井新太)という男性が文句を言いにやってくる。確かに5年前に交番勤務時代の咲がうけた訴えだった。酒井はそのときの訴えが通らなかったから、現在、恋人が大変な目にあっているという。調べると、なんとその女性の遺体も発見される。5年前にもっと調べていればなにかわかったのか?

■前回:第2話ネタバレあらすじ
友川誠(勝村政信)は3年前に母親・和子(山口果林)を殺したと自首してきた。犯行現場も手口についても語らない。「優秀な警察で調べてください」の一点張りだ。鬼塚(北大路欣也)、神(風間俊介)、咲(上白石萌音)、匠(松島聡)たちが調べると、母親は確かに3年前から消息がわからない。

匠の調べで和子が以前勤めていた居酒屋の店主と鬼塚が話すと、鬼塚はその店主を知っていた。店主は和子が3年前に急に店を辞めたというのだ。それも突然来なくなり、電話してみたところ、家族から「入院した」と言われたというのだ。数日前に「令和になったら友川家に幸せがくる」と言っていたという。

友川には弟・卓(矢柴俊博)がいることもわかる。卓は父親の介護を担っていたが、父親が死んだ後社会復帰できないでいた。咲が話にゆくと、卓は父親の介護を終えた後、抜け殻として生きているというのだ。外で働くことはせず、約10年の間、誠、和子に面倒を見てもらっているという。

また、鬼塚は和子がよくいっていたというスーパーで3年前に起きた傷害事件を覚えていた。被害事態はたいしたことはなかったが、被害者・麻子に話を聞く。匠が聞きに行くと、麻子は区役所の社会福祉課に勤めている人物だった。逃げた男の容貌は覚えている。また、区役所がハクビシンの駆除を対応していたというが、3年前、ハクビシンが大量に死亡するということもあった。ハクビシンは人間にとってはいい香りを放つ「有機チオ硫酸化合物」で死亡することがある。和子が使っていた匂い袋の成分だ。

取調室にいる誠はついに自首した理由を話した。それは、もう弟を養っていけないということだ。10年働きもせずに自分によりかかっている卓を捨てたいという。

卓の部屋に介護士の本があった。前を向いているのではと咲は言うが、その本は3年前のものだった。実は、和子は夫が世話になった介護士・馬場(水橋研二)に卓が介護士として働けないかと相談していた。

3年前にいなくなった和子、使っていたスーパーで起きた傷害事件、大量のハクビシンの死、介護施設……を結びつけた鬼塚は結論を出した。犯人は水橋だった。和子ともめて突き飛ばしてしまい、和子が亡くなってしまうと、工事中だった公園に和子を埋めた。そのとき、匂い袋が落ちていて、その匂いをかいだハクビシンが死亡したのだ。現場を掘ると和子の遺体がでてきた。同時に血のついた和子の携帯も発見され、そこに指紋があるが、水橋に指紋の照合をさせてくれと頼むと水橋は殺人を自白した。

水橋は低賃金ながらも介護施設で働いていた。彼女からもっと年収がないと結婚できないといわれ二つの介護施設をかけもちしたりしていた。しかし、身体を壊してしまい、結婚もなくなった。そんなところに和子から相談があり、10年も働いていない卓や「介護士ならやれるのでは?」と考える和子に腹をたてて、痛い目をみさせようとした。にせの採用情報を流して、話がなくなったと落胆させるつもりだったが、施設に電話して確かめると和子がいったために突き飛ばして携帯をとりあげようとして殺したのだった。

その話をきいた誠と卓は涙を流した。解剖によって和子はがんにかかっていたことがわかった。卓を独り立ちさせて死んでいこうと考えていたのだ。

■前回:第3話あらすじ
酒井(堀井新太)という男性が新宿東署にやってきて咲(上白石萌音)につかみかかってきた。咲が5年前に交番勤務をしていた時代に酒井が岩崎という男性からのいやらがせを訴えたのだが、証拠がないということで対応されなかったという。そして、今、恋人が岩崎に監禁されていると訴える。5年前に対応していればこんな事態は起こらなかったと怒っているのだ。咲はその話を聞いて、自分がもっと調べていればと後悔する。

岩崎の家にいってみるが、岩崎は監禁の事実を否定。しかし、舞の遺体が発見された。酒井のスマホには舞からのメッセージが残されている。あるハーブ店と舞の関係もでてきて、事件は複雑なものになってゆく。

テレビ東京 11月4日スタート「記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~」。出演:北大路欣也、風間俊介、上白石萌音、石黒健、余貴美子、松島聡(Sexy Zone)ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tx_kin8」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ東京「記憶捜査3~新宿東署事件ファイル~」番組公式サイト

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