藤原竜也、黒木メイサら「IRIS」声キャスト動画コメント-TBS

2010年05月07日21時47分ドラマ
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もはやこれは「日本版アイリス」?と思うほど、豪華キャストを配して吹きかえられた「IRIS」!もちろん主演は、イ・ビョンホン、キム・テヒだ。しかし、番組サイトに公開された俳優たちの顔を見ると、このまま日本版のアイリスが作れるのでは?と思うほどの豪華さである。主役のキム・ヒョンジュン役を担当するのは藤原竜也、チェ・スンヒは黒木メイサ、チン・サウは城田優、南沢奈央はキム・ソンファ、魔裟斗はピック、そして松方弘樹はペク・サンの声を担当する。

最近では、韓流俳優の生の声を聞きたいというファンの声を反映してか、字幕版で放送されることも多くなった韓国ドラマで、TBSが、敢えて吹き替えにこだわったのはなぜだろう。
イ・ビョンホンの良く響く甘い低音は、もちろん魅力だが、敢えて彼の特徴的な声を封印して、韓流としてではなく、ドラマ「IRIS」として勝負したかったのかもしれない。さらには、南北に分断した朝鮮半島を、危険なまでに鋭く描き、一瞬たりとも目が離せないスピーディーな展開の本作。ていねいな番組サイトの作りかたを見ると、字幕よりも吹き替えでしっかりとストーリーを理解して欲しいとの配慮もあったのかもしれない。
ナビコン特集の中で“韓国ドラマにハマるツボ”について、「体格の良い韓国の俳優の厚い胸板はさながら内臓スピーカー」という記事を書いたが、イ・ビョンホンのあの厚い胸板から発する声はとろけるような甘い低音。藤原の若々しい声質との違いに戸惑うファンもいるようだが、これまでイ・ビョンホンの作品になじみのない方には、さほど違和感は感じていないようだ。むしろ、冒頭話の学生の場面では、藤原の声の方がしっくりくるかもしれない。

主演の藤原は、初めての吹き替えに戸惑いを見せながらも、「良くできたドラマだと僕は思います」と話し、作品に対しては「(韓国ドラマは)女性が共感するようなものが多かった印象がありましたが、僕なんかが見ても共感でき、人物どおりの駆け引きは自然と物語に入っていけましたし…台本がとてもよくできていました。日本でこういうのがあればぜひやってみたい」と、絶賛している。

番組サイトは、他にも、黒木メイサ、城田優、南沢奈央、魔裟斗、松方弘樹のコメント動画も公開している。

日本版「IRIS」は、現在第3話まで放送したところ。所属するNNCの副局長からの直接命令で、北朝鮮の要人の暗殺を実行したヒョンジュンが、銃傷を負い、組織から見捨てられようとしている。これまで見逃した方は、番組サイトのあらすじ5分で分かるアイリスを見ておこう。また、ナビコンでも、毎週水曜日朝に当日放送分の見どころを紹介しているのでチェックしておこう。

韓国で、最高瞬間視聴率52%という驚異の数字をたたき出した超話題作「IRIS]。韓国ファンはもちろん、これまで韓ドラを観たこともないという方にも、是非ともおすすめしたい最高傑作だ。「IRIS」は、毎週水曜日の夜9時からTBSで放送。48時間以降には、TBSオンデマンドで見逃し配信が開始される。(視聴料金315円)

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