“義元”野村萬斎が45分で討ち死に!「どうする家康」第2話”信長”岡田准一が襲来!第1話ネタバレ

2023年01月09日11時11分ドラマ
©NHK

1月8日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第1話、野村萬斎が圧巻の舞を披露するも45分で討ち死に衝撃!1月15日放送の第2話「兎と狼」で進撃の“信長”岡田准一が“元康”松本潤を狙う!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



松本潤主演、戦国時代に強国に囲まれた三河に生まれた後の徳川家康が、個性豊かな家臣団に見守られながら名将として成長する姿を描くNHK大河ドラマ「どうする家康」。1月8日に15分拡大で放送された第1話は、今川義元の元で人質ながらも楽しい生活を送っていた元康が、初恋の相手、瀬名(有村架純)と結婚。幸せな日々を送る元康だが、桶狭間の戦いで危険な兵糧運びを任ぜられた。命からがら任務を成功させるも、敬愛する元義の討ち死により、信長に周りを包囲されるピンチに陥り「どうする」展開が注目を集めた。放送中からTwitterではトレンド1位を獲得、気になる視聴率は世帯で15.4%、個人9.6%だった。徳川家康のゆかりの地、静岡では、世帯22.7%、12.6%と、高い視聴率を獲得した。なお、前年の「鎌倉殿の13人」(主演小栗旬、脚本三谷幸喜)の初回は世帯17.3%、個人10.6%だった。(※視聴率はすべてビデオリサーチ調べ)。

松本潤は初々しい10代の元康を好演。家臣団から期待を賭けられる元康だが、繊細で頼りないながらも、いつか内に秘めた強さが開花することを予感させた。そして人質の元康にも優しい今川義元役の野村萬斎が戦を前に舞を披露。その威厳と圧巻の美しさに好感度抜群に上げた義元だったが、第1回でまさかの退場で視聴者を驚かせた。

そして1月15日放送の第2話では元康が岡田准一演じる織田信長と対峙する。小さい頃、織田方で人質となっていた元康だが、そこでの信長に植え付けられたトラウマは相当なもののようで、「あの男はバケモノじゃ!飢えた狼じゃ!」と叫ぶ場面も。対する信長は「待ってろよ竹千代。俺の白兎・・・」と不敵な笑みを浮かべる姿に、視聴者からは「岡田准一の信長怖すぎる!」「始まったばかりで信長最強説ww」など反応を見せている。

■“紀行コーナー”に主役・松本潤が登場
番組終了後に放送される大河ドラマの舞台を巡る紀行コーナー。物語に縁のある地方を巡る「どうする家康」ではそのタイトルを「どうする家康ツアー」と題し、ナレーションを石川数正役の松重豊が担当、第1回目はなんと主役の松本潤が登場し、視聴者を喜ばせた。

第1回の「どうする家康ツアー」では久能山東照宮博物館を取り上げ、第1話にも登場した金陀美具足をはじめ、家康の洋時計など愛用した品々が展示されていると紹介された。その博物館に訪れたのは主役の松本潤。主演の役者が紀行に出演する珍しさにTwitterでは「紀行に本人登場は初では?」「主演が紀行に出て来るの斬新w」など注目を集めた。このコーナーでは今後も出演者が物語の縁の地を巡ることになっているのでこちらもお楽しみに。

■前回(第1話)ネタバレあらすじ
弘治2年(1556年)駿府で松平元康は今川義元の元で穏やかな人質生活を送っていた。ある日、元康は義元の嫡男・今川氏真(溝端淳平)と手合わせをするため、家臣である石川数正(松重豊)や平岩親吉(岡部大)らにせかされながら会場へ連れて行かれた。元康より4歳年上の氏真の堂々とした姿に見物に来た姫たちも浮足立つ。その中で瀬名だけは元康に注目していた。手合わせは甲冑を着た実践稽古。元康は手首を打たれ、膝をやられすぐにやられてしまう。姫たちの熱い視線が氏真に注がれる中、通りかかった義元に止められ試合は終了。痛がる元康を見て笑顔を見せる瀬名は、お田鶴(関水渚)に連れられその場を後にした。

それから数日後、元康は木を削って作ったウサギの人形でままごとをしていると、そこへ瀬名が現われる。子供っぽい遊びをしていることが恥ずかしくなった元康は、家臣たちには黙っていて欲しいと瀬名に頭を下げた。すると瀬名は、自分もこのままごとに加えてくれたら黙っていると約束し、それから2人はかくれんぼをして楽しい時間を過ごした。その晩、元康は石川数正から父の7回忌のために岡崎に帰ることを告げられる。鳥居元忠(音尾琢真)らは久々に故郷へ帰れると喜ぶが、岡崎の記憶があまりない元康は気乗りしなかった。

数少ない家臣たちと共に岡崎に帰郷した元康を待っていたのは、元康の帰りを待っていた領民たちだった。海すくいの酒井忠次(大森南朋)や鳥居忠吉(イッセー尾形)ら個性豊かな家臣たちが出迎える中、駿府とは違い貧しい岡崎の暮らしに加え、6歳からいなかった元康は居心地の悪さを覚える。そんな様子を見ていた数正は、田畑を今川に取られている三河での精いっぱいのもてなしに涙が出ると説明し、元康にはこの者たちを束ね、いつかは松平家の復活を叶えて欲しいと願いを託した。

国を任された元康は、駿府に帰ってもその重責に思わずため息をつくことが多くなった。そんな元康を心配する瀬名は、弱虫で泣き虫、力も弱いし、心も弱い、おなかも弱い元康には無理だと話す。しかしそんな元康が好きだと言いかけた時、田鶴が瀬名の母・巴(真矢みき)を連れてやって来て、瀬名を連れていってしまった。その頃、氏真は瀬名を側室にしたいと元義に願い出ていた。そこで義元は氏真と元康を手合わせし、勝者に瀬名を嫁がせることを提案する。試合が始まり、氏真が優勢と思われたが、瀬名を諦められない元康は見たことがない武術を繰り出し圧勝。義元から普段は氏真に遠慮をしてわざと負けていたことを見破られた元康は、晴れて瀬名と夫婦になった。

永禄3年(1560年)。元康と瀬名は嫡男・竹千代と共に幸せな日々を送っていたが、今川家と織田家が戦をすることになる。総大将を元義が務めることが決まり、元康は戦の要である大高城に兵糧を運ぶ役目を仰せつかった。瀬名から「上手にできますように」と願かけをしてもらい、元康は戦へ出発した。兵糧を運ぶだけと軽く考えていた元康だったが、大高城へ行くには丸根砦を落とさなければならず愕然とする。丸根砦は織田家要所のひとつ。危険な役目を負わされる三河勢は不満を募らせていた。そんな中、元義が陣中見舞いにやって来て、金陀美具足を元康に贈った。

金色の甲冑を身にまとった元康の立派な姿に喜ぶ家臣たち。戦場で悪目立ちするものの、元康は兵糧を携え丸根砦付近に潜伏しタイミングを見計らっていた。数正と忠次が敵をかく乱したことで元康らは命からがら大高城に辿り着き、大高城で懸命に戦っていた鵜殿長照(野間口徹)を喜ばせた。後は今川元義率いる本陣が到着するのを待つばかりだったが、そこへ義元討ち死の知らせが入り一同を驚かせる。

このままでは敵の手中にいるようなものなので、慌てる家臣たちは各々意見を言い合い混乱してしまう。「もう嫌じゃ」と逃げ出す元康だったが、追いかけてきた本多忠勝(山田裕貴)に捕まり大高城へ連れ戻される。そこへ信長が2000人の兵を引き連れこちらに向かっていると知らせが入り、元康はどうしたらいいか決断に迫られる。

■第2話「兎と狼」あらすじ
桶狭間の戦いで総大将・今川義元を失った松平元康は周囲を織田信長の軍に囲まれ絶体絶命に。しかし、なぜか織田信長は兵を引く。元康は慌てて大高城を飛び出し、瀬名を残す駿府に帰ろうとするが、家臣団は故郷である三河へ戻りたいと猛反対する。元康は仕方なく三河を目指すことにするが、敵の罠にはまり、重臣の鳥居忠吉が大けがを負うなど松平軍は壊滅状態になってしまう。何とか岡崎の大樹寺に逃げ込むが、そこでも元康はトラブルに巻き込まれる。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第2話は1月15日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、野村萬斎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第2話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
NHKオンライン・NHK_PR

【大河ドラマ】【「どうする家康」関連記事】

【2023冬ドラマ(1月期新ドラマ:地上波)】