「あしたをつかめ」漫画編集者登場・予告動画とインタビュー-NHK

2010年05月14日09時23分暮らしと文化
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5月14日放送の「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」で漫画編集者を紹介する予告動画を公開、番組サイトでは過去の職業のインタビュー動画も掲載されている。この番組は学校放送の一種で、世の中にある様々な職業を紹介する中高生向けの番組であるが、現代の日本を反映する多岐に渡る職業を網羅しているため、わかりやすいドキュメンタリーとして大人にも人気のある番組である。今回登場する職業は、今や日本のお家芸となっている「MANGA」を支える「漫画編集者」という事で、憧れる職業の一つとして注目を集めそうだ。

毎回、その職業の新人を主人公にして仕事の全体像を把握する構成の内容となっているが、今回は大手出版会社の少女向け漫画雑誌で編集者を務める入社2年目の鈴木つらね(23)さんに密着してその仕事内容を紹介する。編集者と聞くと単に作家から原稿を受け取るだけと思う人もいるが、実は読者目線で作家にアドバイスをしたり、ストーリーの構成やコマ割り、セリフに至る全てを細かくチェックするという作家との2人3脚で作品を仕上げていく。時には新人漫画家を発掘したり、ヒット作を作るべく作家の片腕となって働くのが漫画編集者の仕事である。
新人漫画家と新人編集者が挑む編集会議で、果たしてどんな評価が下されるのか?漫画作りの裏方でもある編集者の実態に迫る。

この「漫画編集者」の回で239回目となる同番組は、これまでに実に様々な職業を紹介してきた。番組公式サイトでは、過去に放送された職業について全てを検索出来るようになっており、その回で取り上げた人のインタビュー動画も公開している。最近では就職するものの中々続かない若者が多いという社会問題のある中で、若いうちから働くという事の意識付けや仕事への目標の大切さが重要視されており、その手助けとなる番組としても期待されている。リストアップされた職業の中には耳にした事のない職種もあり、それだけ日本社会の多様化も伺い知る事が出来る。
「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」は14日(金)よる7時30分から放送。番組予告はNHKテレマップMOVIEで視聴出来る。過去の職業へのインタビューは、番組公式サイトのコンテンツ「仕事を探そう」の各職業説明のページで視聴出来る。


NHK テレマップ MOVIE
あしたをつかめ 仕事を探そう