17日、あの三大悪女がBS朝日に帰ってくる!「張禧嬪」予告動画

2010年05月17日10時41分ドラマ
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「チャングムの誓い」から始まった韓ドラ史劇は、高句麗の英雄「朱蒙」「太王四神記」、朝鮮史初の新羅の女帝を描いた「善徳女王」、今なお愛され続ける正祖「イ・サン」と、ますます人気が高まっている。中でも、朝鮮王朝を描いた歴史ドラマは人気が高く、特に三大悪女を描いた「張禧嬪(チャン・ヒビン)」「女人天下」は何度もテレビ放送やネット配信がくりかえされている。
BS朝日でも熱烈なラブコールを受けて、本日17日(月)より、「大奥の凌ぐ歴史ドラマ「張禧嬪(チャン・ヒビン)」が再放送される。番組公式サイトでは見所満載の予告動画が公開されている。

主人公のチャン・ヒビンは、17世紀の朝鮮王朝時代に実在した女性で、韓国史上三大悪女として数えられる妖女の一人。韓国の三大悪女とは、チャン・ノクス(?-1506年)、チョン・ナンジョン(?-1506年)、チャン・ヒビン(1659年-1701年)の3人で、揃って朝鮮王朝時代に生きた女たち。彼女たちは、身分の低い生まれながら、その美貌を武器にのし上り、それぞれ9代(燕山君)、10代(中宗)、19代(粛宗)国王に愛されるなどして、国政を意のままに操った女人たち。彼女たちについては、ナビコン特集で詳しく紹介している(韓国三大悪女)。

チャン・ヒビンと呼ばれた女人の名前は、オクチョン。彼女は、当時治世の王、粛宗と偶然出会い、愛し合った女性。これだけ聞けば、朝鮮王朝に咲いたひとつの恋愛ドラマのようにも聞こえるが、その内容は、究極の愛憎と野望に満ちた歴史絵巻である。彼女は、伯父が現王朝への謀反計画に加担したことで奈落に落とされ、逆賊の一族となってしまう。オクチョンはここで悪女への道をひた走ることになる。
逆賊の一族と現王との道ならぬ恋は、幾多の困難にも打ち勝ち、ついに二人は結ばれるのだが、この道のりがオクチョンにはあまりにも辛すぎた。ここで彼女は、自らの人生は自分の手で切り開くと、王までも手玉にとって悪事を重ね、ついには王妃の座まで勝ち取ってしまう。

この強烈な悪女を演じたのは、あのペ・ヨンジュンと「愛の群像」で共演し、ヨン様に無償の愛を与えたキム・へス。圧倒的な存在感で、三大悪女を見事に演じている。チャン・ヒビンのために王妃の座を追われる妃には、「オールイン」のチソンとの悲しい恋を描いた「王の女」でキム・サングン(尚宮)を熱演したパク・ソニョン。現代劇「18.29」などで見せた表情とはまったく違う、凛とした姿を披露している。

この2人から一途な愛を受けるのは、チョン・グァンヨル、粛宗王に扮した。宮廷医官を描いた「ホジュン」で主演した実力派俳優で、日本では「朱蒙」に出たチュモンの育ての親、プヨ国の国王といった方が通りがいいかもしれない。 彼の主演した歴史ドラマはどれも驚異の視聴率を獲っている。(詳しくは歴代最高視聴率TOP30で)

他にも、粛宗の母には「愛の群像」で厳しい中にもやさしい思いやりあふれる、ヨン様のイモ(おば様)を演じたキム・ヨンエ。「ホジュン」ではチョン・グァンヨルの恩師役を演じた韓国芸能界の大御所イ・スンジェ。「朱蒙」のソン・イルグクらが出演している。

韓国を代表する名優たちが、華やかな宮廷を舞台に繰り広げる嫉妬と野望の渦巻く愛憎劇「張禧嬪」は、本日17日(月)より、BS朝日で毎週月曜日から金曜日の平日昼3時から放送開始する。
予告動画は、「張禧嬪」公式サイトで観られる。

BS朝日「張禧嬪」
「張禧嬪」公式サイト

文中紹介したドラマについてはこちらで詳しく紹介。
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韓国三大悪女とは?
   「女人天下(チョン・ナンジョン)」編
   「王の男(チャン・ノクス)」編
   「張禧嬪(チャン・ヒビン)」編
   「朱蒙」
   「太王四神記」
   「善徳女王」
   「イ・サン」