「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」上映注目作品『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』他<予告編>第3弾解禁!

2023年02月17日15時00分映画

TBSは第3回目となる、「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」を開催することになり、3月19日(日)に上映される4作品と、札幌限定上映される1作品の計5作品の作品予告映像が解禁となった。



TBSでは、1955年の開局以来、日々のニュースや珠玉のドキュメンタリー番組を放送し続け、魂を揺さぶる良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく、新ブランド「TBS DOCS※」立ち上げた。「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」はその一環として開催される。(※TBSドキュメンタリーフィルムズの略称)

本映画祭は、3月17日(金) より東京でスタート。大阪、名古屋に場所を移した後、初となる札幌でも開催。多岐に渡るジャンルより揃えた、珠玉の全15本の作品を、前回を上回る規模で上映する。また、今回の映画祭アンバサダーには、TBS「王様のブランチ」でもお馴染み、映画コメンテーターのLiLiCoさんが就任している。

映画祭3日目の3月19日(日)に上映される4作品と、札幌限定上映される1作品の計5作品の作品予告映像が解禁された。『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』では、先日訃報が発表された鮎川誠に密着している。1978年にギター・鮎川誠とボーカル・シーナの夫妻が中心となり結成された日本を代表するロックバンド「シーナ&ロケッツ」は結成以来休止することなく活動してきたが、2015年にシーナが死去。メンバーですらバンドはもう終わりかと覚悟したが、娘が歌い継ぎ、バンドは止まることなく続いていく―。鮎川が「家族が応援してくれたのが、それがないなら、やれんやったろうと思う」と語り、ステージに立ち続けた姿が切り取られている。

その他、1951年に戦後5年で敵国だった米軍の兵士と結婚し、「戦争花嫁」と呼ばれ差別と闘ってきた91歳の日本人女性の人生を紐解き、苦難と立ち向かいながらもたった一人を愛し、逞しくも美しく生きる一人の女性を映した『War Bride 91歳の戦争花嫁』や、混迷を続ける母国を逃れアメリカを目指すハイチ難民の家族を通じ、年間15万人以上の難民が越境を試みる、中米コロンビアとパナマに広がる密林“死のジャングル”と難民問題の現状をリポートした『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』、2015年夏、中国で約300⼈の⼈権派弁護⼠らが一斉拘束され、一家の大黒柱を突然奪われながらも奮闘する家族を通じて、急速に発展し経済大国となった中国社会の現実を見つめた『それでも中国で闘う理由 ~人権派弁護士家族の7年~』、そして札幌限定上映となる、応援演説中の安倍晋三総理(当時)へのヤジを飛ばした男女や、年⾦政策を批判した女性が排除されるなど、表現の自由を警察が奪った問題を追及し、数々の賞を受賞したドキュメンタリー番組の劇場版となる『劇場版 ヤジと民主主義』の予告映像が解禁された。信念を持った人々の人生を見つめ、日本や世界が抱える問題を直視し、様々な問題提起を投げかける、これら予告映像をご覧いただき、ぜひ3月17日(金)より開催の「TBSドキュメンタリー映画祭 2023」にお出かけしては?

■Youtube予告動画
『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』※東京限定上映
『War Bride 91歳の戦争花嫁』
『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』
『それでも中国で闘う理由 ~人権派弁護士家族の7年~』
『劇場版 ヤジと民主主義』※札幌限定上映