これは悲劇か喜劇か?ともに生きていく人々について考えてほしい!『高速道路家族』監督コメントと特報映像・場面写真(11枚)到着
チョン・イルとラ・ミランのW主演韓国映画『高速道路家族』(4月21日(金)公開)の特報映像と場面写真が解禁された。更に、イ・サンムン監督のコメントが到着した。
本作は、第27回釜山国際映画祭で、『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作と称された話題作。⇒作品紹介
『パラサイト 半地下の家族』は半地下に暮らす一家が主人公だったが、『高速道路家族』はタイトル通り、高速道路で暮らす一家の物語。サービスエリアでギウ一家と偶然出逢う経営者のヨンソン役には、『正直政治家 チュ・サンスク』で青龍映画賞主演女優賞を受賞し、『国際市場で逢いましょう』、『ガール・コップス』など話題作で唯一無二のキャラクターが好演のラ・ミラン。「ポッサム」でカメオ出演(特別出演)に続く共演だ。。
この度解禁された特報映像では、高速道路で詐欺をして暮らすホームレス一家が、サービスエリアにテントを張り楽しそうに踊る姿や、郊外で家具屋を経営するワケあり社長夫婦の日常が切り取られている。後半は一転、ホームレス一家の父親ギウが「ふざけるな」と叫ぶシーンが映し出され、不穏な展開に。相反する2つの家族の出逢いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。
併せて解禁された場面写真では、ギウ一家がサービスエリアで一人前の食事を四人で分け合う姿や、トイレで髪を洗ったり、駐車場にテントを立てたりして暮らす様子、ヨンソンがギウ一家にお金を渡す場面などが切り取られている。
ギウ一家の暮らしぶりは何ともコミカルで笑えるが、ヨンソンが差し出した善意の紙幣がどんな結末に結びつくのか?
メガホンを取ったイ・サンムン監督は、韓国映画史に残る大ヒット作『スキャンダル』のイ・ジェヨン監督に師事してきた、注目の新鋭。
監督は「大げさに感じるかもしれないが、世の中に対する恐れと心配、それでも感じられる人との温もり、そして互いへの愛と許しを伝えたかった。私たちが生きているこの世界と共に生きていく人々について、考えられる映画になればと思う。」と本作にかけた思いを語っている。
映画『高速道路家族』は4月21日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。特製A4クリアファイル付き前売券が好評発売中。
■作品情報
監督・脚本:イ・サンムン
音楽:イ・ミンフィ 『ひと夏のファンタジア』『最善の人生』
美術:ソン・ソイル 『ポエトリー グネスの詩(うた)』『バーニング 劇場版』
出演:チョン・イル、ラ・ミラン、キム・スルギ、ペク・ヒョンジン
2022 年/韓国/韓国語 5.1ch/128 分/英題:Highway Family/字幕翻訳:具美佳
ⓒ2022 Seollem film, kt alpha Co., Ltd. All Rights Reserved.
配給:AMG エンタテインメント
◇公式サイト
【韓国映画】【関連記事】