第63回カンヌ映画祭にカンヌの女王チョン・ドヨンが「下女」で堂々の登場!動画コメントも

2010年05月18日11時32分映画
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日本からは、北野武監督も駆けつけている第63回のカンヌ映画祭で、韓国映画「下女」が話題となっている。「下女」は、競争部門に進出した韓国映画2編の内の1編。現地時間14日の夜フランス・カンヌ・リュミエール劇場で公式試写会が開かれた。詳しい内容を韓国聯合ニュースが動画で紹介している。

「下女」は、 故キム・ギヨン監督が、1960年に演出した同名の作品を、イム・サンス監督がリメイクしたエロティック・サスペンス映画。出演は、チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ、ユン・ヨジョン、ソウら。韓国でも公開初週末に観客65万人を動員して、ヒットの兆しを見せている期待の作品だ。

動画ニュースでは、カンヌでの公式試写会で映画の上映が終わってからも、約3分間観客たちのスタンディングオベーションが続くなど、大好評のようで、現地の記者が次のように紹介している。

第63回カンヌ映画祭の開幕3日目、この日の午後10時30分から「下女」の公式試写会が開かれたリュミエール大劇場は、タキシードを着こんだ男性とドレスを纏った女性たちでいっぱいになった。

ガーラ(GALA)スクリーニングは、映画祭の競争部門や非競争部門にノミネートされた映画を公式上映する行事である。カンヌ映画祭を代表するこの行事には、男性はタキシード、女性はドレスの着用そして入場する。

この日公式試写会では、ピョンシク(ユン・ヨジョン)や、フン(イ・ジョンジェ)のコミカルな表情と台詞に観客たちは大爆笑する一幕も見られた。観客たちは映画が終わった瞬間拍手が沸き起こり、リュミエール大劇場に照明が点灯されても、0時19分頃から0時22分まで約3分間スタンディングオベーションが続いた。
イム・サンス監督は俳優たち一人一人を抱擁を交わし、チョン・ドヨンは「カンヌの女王」らしく、2階の観客たちまで目を配り物静かに手を振る余裕を見せた。

ユン・ヨジョン、イ・ジョンジェら主演俳優たちも絶えない拍手に感動した表情で互いを褒め称えた。

第60回カンヌ映画祭で、主演女優賞を受賞している女優チョン・ドヨンでも、「カンヌにいつどんな作品で、また上がれるのか分からないけれど、拍手を受けるあの場所は、なれない場所のようです」と、やはり緊張はするようだ。

聯合ニュース<カンヌ映画祭>「下女」に3分間のスタンディングオベーション