韓国ドラマ「愛だと言って」第5・6話 イ・ソンギョンがキム・ヨングァンと恋人つなぎ!

2023年03月09日09時00分ドラマ
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ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

Disney+「スター」ではキム・グァンヨン×イ・ソンギュン主演のオリジナルシリーズ「愛だと言って」(全16話)の第5話と第6話を3月8日に独占配信開始した。見どころと各話のネタバレあらすじを紹介。



「愛だと言って」は、復讐劇で結ばれた2人の男女が互いを理解しながら変化する姿に、感動とときめきを抱かせるロマンチックメロドラマだ。
「愛だと言って」会見レポート&写真

■キャスト
ハン・ドンジン:キム・ヨングァン
シム・ウジュ :イ・ソンギョン
ユン・ジュン :ソンジュン
カン・ミニョン :アン・ヒヨン
シム・ヘソン :キム・イェウォン
 ほか

■見どころ
物語は公私ともに問題山積でシリアスだが、出演者の美・ビジュアルや映像美に加え、気の利いたセリフや秀逸な演出にくすりとさせられ回を重ねるごとにハマってしまう。

今週は特にウジュとドンジンの考え方や生き方の違いが“復讐”に対するセリフで明確になる。「相手を苦しめ、自分も辛い」ウジュの復讐に対して、「頑張っていい暮らしをして、君と別れてからはずっと幸せに暮らしていると知らせる」ドンジンの優しい復讐。また、第6話でドンジンの後輩が口にする、かつてのドンジンの言葉「カネと時間で何とかなる問題は、たかが知れている」も素敵だ。一方で第5話、ドンジンと並んで歩くウジュが季節に言及。「春が嫌い。苦労は花々にさせて自分といいとこどり。何が季節の女王よ。夏は暑いから嫌い。秋は物寂しくてイヤだし、冬は寒いから嫌。結局全ての季節が嫌いだ」と、ひねくれすぎて噴出してしまう。そんなウジュが珍しく「きっと乗り越えられる。私なら分かる」というドンジンへのエールは超貴重だ。

演出でもたっぷり楽しませてくれる。元恋人の言い訳にあきれウジュの腕を取るドンジン。その手を払うのかと思いきや、なんとウジュからの見せつけの“恋人つなぎ”。一方で第6話終盤では、姉ウジュにバイトが見つかり、公務員試験を受けないと宣言して家出するジグ。路頭に迷ったジグがドンジンを見つける。甘いBGMをバックに、お互い深ーいお辞儀。この後を期待させておいて場面はあっさり翌日。セミの声と共にウジュの叔母がクムナラ不動産に乗り込ませる演出センスにも脱帽だ。

ほかにも、ウジュ姉ヘソンのパク・スホへの猛烈アタックにも注目。銀行員と年下イケメン警備員とくればNetflixの「愛と、利と」を思い出す。それでいてテイストは全く違う。スホはヘソンが恋人に騙されその彼女が乗り込んできた日からバイトを始め、修羅場を目撃していた。それに対して全く悪びれずに「またやり直す」というヘソンのたくましさに、スホが好意を抱くようになるのだ。そのスホが、ジグと友達だというのも分かった。

愛だと言って

さらにヘソンとジュンの“キリン”と“ライオン”の関係も気になる。ジュンがウジュに恋心をいただいているのは視聴者は先刻承知。だが今週はヘソンの下着姿まで見てしまったジュン。ひょっとすると我々の想像の斜め上を行って、この二人がくっつくというのもあるかも。

次週は、いよいよビジネスでドンジン率いるチェソン展覧の反撃が始まる。そして、ついにドンジンがウジュの正体を知るのか?次回の配信が待ち遠しい。

■第5話
ウジュ(イ・ソンギョン)は、ドンジン(キム・ヨングァン)が元恋人カン・ミニョン(アン・ヒヨン)をビルの外に連れ出すのを見ていた。そしてその夜ドンジンが深酒をしてグラスの欠片で手を切ったことも。心配で彼の後を追い元恋人にフラれた経緯も全て知ったウジュは車で引かれそうになったドンジンを助けたのだ。「死なないよ」と背を向けるドンジンを引きとめ2人は公園へ。

買ってきた薬を渡し「結婚式に乗り込んで台無しにすればよかった」とウジュ。「それで復讐になるのか?結局その時の嫌な気持ちを一生引きずるだけ」とドンジン。彼の言葉はウジュが父の葬儀に乗り込んだ後の嫌な気持ちを言い当てていた。それでも「だから甘く見られて、いつも裏切られるんですよ」と冷たい言葉で詰り、「チャ課長が得意先に声をかけてキャンプ・フェアを妨害している」と教える。

その頃、居酒屋でウジュを待っていたジュンはヘソン(キム・イェウォン)に捕まり、告白の練習相手をさせられていた。ヘソンは姉の予感で、ウジュがジュンより先に恋をすると予言。自宅マンションに戻りたくないドンジンは、近くのモーテルで泊まることに。その姿をジグ(チャン・ソンボム)が目撃し、姉ウジュに電話で知らせる。

翌日からドンジンとソヌは得意先を回り、ついにウジュの言葉通りチャ課長が妨害していた事実を掴む。

チャ課長の呼びかけで営業部の全員で会食。ウジュも参加したその場で、チャ課長が辞職すると発表。ウジュがシン社長のところだと口を挟み、キム代理は人道に反すると憤慨する。するとチェ課長は、チェソン展覧は倒産するから、皆もシヌ展覧に転職して来いと誘う。

途中で席を立ったウジュはドンジンに「チャ課長が部下とシヌ展覧へ移籍するつもりだ」と復讐の機会を与える。さらに会社に戻ったウジュは、チャ課長のパソコンから妨害の証拠をつかもうとするソヌに証拠ファイルのあるフォルダーを教えてやる。

ドンジンはチャ課長の自宅で彼を待ち解雇通告をする。ドンジンの甘さを指摘するチャ課長に、他の社員を守るためにチャ課長を利用していたんだと告げる。そして娘さんの留学費用がシン社長から出ていることを知っていると匂わせる。

バスの中でウジュからの食事の誘いのメールを受けたドンジンは会社に戻ると返信。ところがひと足先にミニョンが訪ねてくる。「(ドンジンは)退勤した」と嘘をつき、追い返そうとするウジュの前に、ドンジンが戻ってきた。

ミニョンは、チェソン展覧を助けようとして投資家のふりをし、シン社長に会っていたと打ち明けるも、取り合おうとしないドンジン。「結婚していない。アメリカで1人でいた」という言葉で許されると思い込むミニョンにあきれ、ウジュの腕を取って行こうと誘う。ウジュはドンジンの手をはずして恋人つなぎに替えてミニョンに見せつける。



■第6話
ミニョンを残したまま立ち去ったドンジンは、エレベータの前で恋人つなぎを離す。

愛だと言って

ウジュの気持ちを誤解するから今後はこんな真似をしないでほしいと頼む。ウジュは強引に食事に誘ってククス店で並んで座る。怪我は彼女のせいだから告訴すればいいと突拍子もなく、乱暴な物言いになぜか慰められたドンジン。「本当は1人で食事をするのが嫌だった」と素直に感謝し、なぜか笑えた。帰路、偶然カフェでバイトをしているジグを発見したウジュ。ジグは帰ろうとするドンジンの後ろに隠れ、公務員試験を受けるのが嫌で、歌手になると宣言。そしてドンジンを押して逃げるジグ。その拍子にウジュを抱き絞めてしまうドンジン。

翌朝、ジグのことを知りながら黙っていたとジュンに八つ当たりするウジュ。だが、ジュンも不機嫌だった。昨夜の騒動は、ジグと直前まで話していたスマホがつながったままだったために、ドンジンが一緒にいたことも全てジュンに筒抜けだった。

チェソン展覧にシン社長がやって来て、ドンジンに会う。『2022キャンプ展示会』のパンフレットを投げよこし、許しを請えと言う。実は、5年前、ドンジンとソヌはシン社長のやり方についていけず辞表を出した。だがシン社長の恨みは他にあった。どうしてもドンジンを引き留めたいシン社長はやけ酒し、土下座して戻ってほしいとドンジン相手に管を巻いていた。その時、妻が倒れ結局亡くなった。シン社長はそれをドンジンのせいにしていた。そんなシン社長に憐みの目を向けるドンジン。シン社長は「お前の存在自体が有毒なんだ」毒づき、遅れてやってきたソヌが口喧嘩を始める。シン社長はその場でキャンプ展示会を進めるよう電話で指示する。それでも動かないドンジンをウジュが睨みつけていた。

ウジュとヘソンは家出したジグを捜しまわるが見つからない。ヘソンはジグの気持ちを尊重して諦めろというが、ウジュは諦められない。やりきれない思いでククスの店に立ち寄ると、ドンジンが一人で酒を飲んでいた。並んで座るも相変わらずの仏頂面のウジュ。ドンジンは少年の頃の話をし、自分が小さい頃からすぐに諦める臆病者だと自虐する。すると「あんたはきっと乗り越えられる。私にはわかる」とウジュ。不意打ちの優しい言葉に目頭を熱くするドンジン。

翌日から社員が次々と辞めていく。実はドンジンはやられっぱなしでなかった。『フェスと共に楽しむ体験型キャンプ・フェア』を企画しており、ソヌやペク・スヒ部長(チン・ソヨン)らと準備を進める。ドンジンと二人になったソヌは、ミニョンから投資を持ち掛けてきたと話す。もちろん断ったが、一考の余地があると、付け加える。

屋上で一人になったドンジンは、かつてキャンプ場のユン・デウン(チェ・ジョンウ)の申し出てくれて今のマンションへ引っ越したことを振り返り、金を貸してくれるという後輩からの好意をありがたく受ける。

デパートでドンジンの母ヒジャとミニョンが偶然出会う。ヒジャは1000万ウォン貸してほしいと頼む。ミニョンはその金がドンジンに内証の話かと確認する。ヒジャと別れたミニョンは、ウジュに会いに行き「彼の向かいの部屋で暮らしている」と話す。だからドンジンがモーテル暮らしをしているのかと合点がいくウジュ。

そんななかウジュは、叔母からの電話でヒジャがウジュたちが20年暮らした家で暮らしていると聞く。ヒジャは父を奪ったうえ、家まで奪ったのだ。ウジュは確かめに行く。同じときドンジンはクムナラ不動産からの電話で、ドンジンが探していた家の娘がやって来ると聞く。もちろんドンジンはそれがウジュだとは、この時はまだ知らない。


切なくも心温まる男女の愛の物語「愛だと言って(原題:사랑이라 말해요)」は、2月22日(水)より毎週水曜日午後5時頃より2話連続で「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信する。

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