役所広司、杉咲花、IKKO、イタリア・ベネチアを舞台にロマコメ!サントリー「クラフトボス」新CM

2023年04月10日04時00分商品・CM
サントリー「クラフトボス」
新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇

サントリー食品インターナショナル(株)は「クラフトボス」コーヒーシリーズから新たなラインアップとして「クラフトボス 甘くないイタリアーノ」を4月11日(火)から全国で発売し、それに伴い、新 TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇(15秒・30秒)を、4月10日(月)から全国でオンエア、YouTubeで公開する。



新CMは、ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズで好評を博している「地球調査シリーズ」の最新作。5月5日公開となる映画『銀河鉄道の父』主演の役所広司、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』、『大名倒産』『法廷遊戯』など出演作3作が公開去れる杉咲花、美容かでタレントのIKKOが出演している。

新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇よりイタリア・ベネチアを舞台にした最新作では、ゴンドリエーレ(運河を移動するゴンドラのこぎ手)のレオナルド(役所広司)と、ヒロイン・フランチェスカ(杉咲花)の淡い恋模様を描いたストーリーを通じて、“甘くないのにコーヒーもミルクも豊か”な味わいが特徴の「甘くないイタリアーノ」を訴求していく。

新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より一番の見どころは、名作映画のワンシーンのような作り込まれた世界観の下、キャスト全員“イタリアーノ(イタリア人)”になり切って演じた全編イタリア語のお芝居だ。

思い詰めた表情の杉咲に役所が告げた「そんなに甘くありません」という言葉の真意、物語の終盤で IKKO が放つおなじみの(?)決めゼリフ、そして、それら全てのやり取りをゴンドリエーレに扮して見守っていたジョーンズのシニカルな独白とは果たして……。

名曲LOVE THEME FROM SUNFLOWERの美しい旋律が流れる中、異国情調あふれる街並みで繰り広げられるロマンチックコメディーをしっかりこの目に焼き付けよう。

『宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ』篇30秒



『宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ』篇15秒



撮影エピソードをご紹介しよう。

■撮影エピソード
◇全編イタリア語のお芝居に悪戦苦闘するキャスト一同
今回は地球調査シリーズ史上初の全編イタリア語 CM ということで、キャスト全員、現場でトレーナーの先生とマンツーマンでレッスンを実施。先生の口の動きをまねして、イタリア語のセリフの正しいアクセントや発音、イントネーションを練習してから本番に臨んだ。杉咲と IKKOの最初のセリフは、役所扮するゴンドリエーレに対して、「Leonardo!」と呼びかける場面だが、両者とも日本語にはない巻き舌の発音にいきなり大苦戦。お芝居の設定が全員イタリア人ということで、監督の要求も厳しく、幾度となく「難しい~」と頭を抱える場面があった。

◇慣れない言語でも感情のこもった抜群の演技を披露
「あなたにふさわしい男ではない」と諭す役所に対して、杉咲が「Rinuncerei a tutto perte.(全て捨てたっていい あなたと暮らせるなら)」と応えるシーン。自らの覚悟のほどを示す山場のシーンだけに、ここでは「リヌンチェレイ ア トゥット ペルテ」と正確に発音するだけでなく、イタリア人が見ても心を動かされるような、臨場感のあるお芝居が求められた。ただでさえしゃべり慣れていない言語だが、杉咲はテイクを重ねるごとに感情表現も豊かさが増し、監督の口から「OK!」の言葉が飛び出した。

◇IKKOのギャグがイタリア語バージョンに!?
物語の終盤に登場する IKKOは、本CMの“オチ”とも言うべき重要な役どころを担った。
新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より撮影後に自ら「すごく緊張しました」と語っていた通り、当初は表情やしぐさにやや硬さも見られたものの、毎回真剣な表情でプレイバックを確認しては、イタリア語の先生にアドバイスを求め、常に目の前のテイクに全力投球していた IKKO。すると、監督から「なんで逃げるの!というセリフのどこかに、IKKOらしい言い回しを入れてほしい」という思わぬオーダーが入った。そこで IKKOが提案したのが、おなじみのギャグを使った言い回しだ。本来「まぼろし~」と語尾を伸ばす言い方を、あえて「まぼろ~し」とイタリア語っぽくアレンジして演じると、現場はすっかり爆笑の渦に。「ゴンドリエーレマボロ~シ」という造語が、見事本編でも採用されることとなった。

続いて、杉咲花、IKKOのインタビューを全文ご紹介しよう。

■杉咲花、IKKOインタビュー
――撮影の感想をお聞かせください。
【杉咲】:映画のワンシーンのような世界観の撮影だったので、完成が楽しみだなとイメージしながら演じました。
【IKKO】:すごく緊張しましたが、いい人たちばかりで、アットホームな撮影で楽しかったです。

――撮影中、監督から「イタリア語で IKKO節をお願いします」というオーダーもありました。
【IKKO】:監督から「最後に IKKOさんから何か入れてほしい」と言われて、「まぼろし~!かな」と答えたら、それを先生がイタリア語風に「まぼろ~し!」とアレンジしてくださったんですよ。

――「甘くないイタリアーノ」の CM撮影は甘くなかったですか?
【IKKO】:甘くな~い(笑)。

――今回の CM 出演オファーが届いた時の心境は?
【IKKO】:まぼろ~し!という感じでうれしかったです。撮影で身に着けたドレスも、本当は仕立てに1カ月ぐらいかかるんですけど、スタイリストの先生たちに協力していただいて、スピーディーに2週間弱で全部作ったんですよ。どんだけ~!って感じで結構大変だったけど、楽しかったです。

――「甘くないイタリアーノ」を飲んだ感想をお聞かせください。
【杉咲】:本当に甘くなくて、すっきりとした後味で。ゴクゴク飲めるような、おいしいイタリアーノでした。朝起きて、眠気が残っている時にもいいなと思います。
【IKKO】:ジャストフィーリング~! 甘くな~い!

新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・ゴンドラ」篇より――イタリアに行かれたことがありますか?イタリアの思い出があれば教えてください 。
【杉咲】:以前訪れたアマルフィ、ナポリ、フィレンツェはそれぞれ流れる空気感が違って、どの場所も穏やかな気持ちで過ごすことができる、とてもすてきな街でした。ご飯もおいしかったので、また行きたいです。

――「甘くないイタリアーノ」にちなんで、人生って甘くないなぁと感じたエピソードは?
【杉咲】:まさに今回の撮影で感じました。イタリア語を話すシーンは、普段しゃべり慣れていない言葉だったので、難しかったです。
【IKKO】:しょっちゅうですよ。例えば、本業の美容に関してはどうしても伝えたいことが多くて話が長くなるんだけど、昔と違って最近は、起承転結の結果から話していかないといけないのかなと感じています。途中の説明より、その人にとって何がいいのかを早く伝えなきゃいけないんだな、自分の思いだけじゃいけないんだなって、甘くないなって、つくづく思いますよね。

――人生甘くないなぁと感じた時、それを乗り越えるために意識されていることは?
【杉咲】:できない、と決めつけてしまいがちですが、頑張って一度トライしてみるのが大事なのかなと思います。そして、困った時は、今回優しく丁寧に教えてくださったイタリア語の先生のおかげで何とか乗り越えることができたように、周りに手を差し伸べてくださる方々が、きっといてくれるはずだと信じています。
【IKKO】:意外と気にする方なんだけど、一晩寝たら、そんな気にならない。ま、いっか、みたいな(笑)。あと、自分らしく生きる姿が、美容の世界でも重要じゃないかなと思うようになってから、ずいぶんいろんなことを割り切りました。割り切るって重要ですよ。人生は一回しかないから。

――IKKO さんがバラエティー番組に出演される際、甘くないなと思う時はありますか?
【IKKO】:バラエティーに出るようになった 41歳ぐらいの頃から、芯から笑っている自分がいるような気がして、それから私の人生が変わったような気がします。それまでは美容とか、経営者というのが私のメインで、今年も笑えなかったな、ということが結構多い人生でしたからね。それがバラエティーの出演をきっかけに、ガラッと逆転した時、すごく新鮮さを感じました。だからバラエティーは私のサプリメントのような気がするというか。だから、番組でいろいろイジられてもそんなに気にならないし、本当に尊敬する皆さんたちに、愛情を持ってやってもらっているんですよ。私は素人だから、やっぱり突っ込まれないと生きないんだなと自覚しているので、そんなにおっくうじゃありませんし、逆にあそこまでさらけ出されたら、もう怖いものなんてないなと思います(笑)。

――甘くない、大人の味わいの商品にちなんで、
最近好きになって、私も大人になったなと実感したエピソードがありましたらお聞かせください。

【杉咲】:ここ数年で、わさびとさんしょうが食べられるようになって、大人になったのかなという実感がほんのりありました。先輩やお世話になっている方々から、すてきなお店に連れて行っていただいた時、食べられるかなと思いつつ食べてみたらすごくおいしくて、苦手を克服しました。
【IKKO】:最近好きになったのは、自分自身ですね。これからの時代は、チェンジングです。嫌なことは全て一瞬で忘れるようにしようと思って、それが実践できるようになってから、大人になったなと思いました。昔は我慢できなくて、グチグチ口に出すタイプでしたけど、今はその時間が3分の1ぐらいに減った気がします。もう、ひと言でいいのかなって。ただ、どうしても三言ぐらいは出ちゃうんですけど、それが目の前に見える景色を明るくすることにつながるのかなと思っています。

――ミルク感やコーヒー感など、さまざまな味の顔が垣間見える商品にちなんで、
俳優業・タレント業で見せる顔から、プライベートの時間に変わるスイッチはありますでしょうか?

【杉咲】:お仕事が終わって、メイクを落とす時です。よろいが剥がれていく感覚というか、自然とプライベートの時間に変わるスイッチになっているのかなと思います。
【IKKO】:仕事が終わると、事務所のアトリエでメイクを落とすんですけど、それから自宅に帰るまでの間にスイッチがだんだん切り替わっていきますね。帰り道に仕事で感じたいろんな思い、嫌なことを全部捨てて、家には絶対持ち込まない。チェンジング~!が大事だなと思います。

――「全て捨てたっていい」と覚悟を決める杉咲さんのセリフにちなんで、
今まで覚悟を決めて始めたこと、これから始めるにはかなりの覚悟が必要だと思うことは?

【杉咲】:今年はずっと取りたいと思っていた車の運転免許に挑戦したいです。お金がかかりますし、期間も決まっているので、絶対に取得するぞという覚悟が必要だなと感じています。

――SNS で今、人生哲学の「IKKO イズム」が若い世代から注目されている IKKO さんから、 CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
【IKKO】:やっぱりキラキラしないと、福が舞い込んでこないような気がするんですよ。人生は一回しかないから、とにかく嫌なことは、背負い投げ~! そして、いつも、キラキラ~! これが重要ですね。

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