【初回視聴率9.3%】「合理的にあり得ない」天海祐希&松下洸平の七変化、物置破壊など“ありえない”手段も爽快と話題に!第1話ネタバレと第2話予告

2023年04月18日11時13分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

天海祐希主演 カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」第1話が4月17日に15分拡大で放送され、平均視聴率9・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯別)を記録した。4月24日に放送される第2話で早くも因縁の相手・仲村トオルが登場!涼子と貴山は危険な裏社会の女&ギャンブル狂の男と対決することに!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」は、明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、様々な依頼を、超大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント。

4月17日の第1話では、ターゲットに精力剤を含ませて密会現場の撮影を企てたり、GPSアプリのインストールを誘導したり、霊感商法もどきの詐欺を企てたり、果てはショベルカーで物置を破壊したりと、さまざまな“ありえない”手段を使い、クライアントからの依頼を巧みに達成。コミカルでテンポのよい展開、そして魅力あふれる涼子&貴山コンビの掛け合いが視聴者を魅了した。

Twitterには「想像の倍面白かった」「ツッコミどころはあるけれど、穏急あって面白かった」「毎週見る」と高評価がぞくぞくあがり、天海と松下のバディぶりとスピーディーなストーリー展開に絶賛の声が集まっている。重厚感のある月9「#教場0」からの、アップテンポでライトな月10への流れもよく、2時間通しでのドラマ視聴が苦もなく楽しめるといったコメントも多く、今後はトレンド1位を両作品が競うことになりそうだ。

天海の変装シーンが多い事は事前に公表されていたが、意外にも松下も潜入シーンが多く、キャディや中国人整体師、ヨガのインストラクターなど派手な変装はないものの、宅配業者の制服やスーツ姿など様々な装いが楽しめるとファンを眼福させた。

ラストシーンで高嶋政伸がみせた迫力満点の悪党ぶりと、鬼のような怒号には腰を抜かしそうになった。1話を観終わって、視聴者のワクワク感が続いたのには、完璧な悪役を演じた高嶋の貢献も大きい。退治する鬼が強ければ強いほど、勧善懲悪ストーリーはスカッとするものだ。これから2人が対峙することになる敵役にも期待が高まる。

4月24日に放送される第2話では涼子が弁護士資格を剥奪された傷害事件以来、関係を断絶された元顧問先の大企業・諫間グループの社長・諫間(仲村トオル)からの依頼を受けることに。SNSではラスボス予想されていた仲村の早々の登場にも注目が集まっている。諫間は、涼子の主張に一切耳を貸さず、真っ先に手のひらを返した憎き相手だが、受話器越しの声から何かを悟った涼子は、ひとまず諫間の元へ。

諫間の依頼で娘の久実(白石聖)を連れ戻すことになった涼子と貴山。どうやら次回の敵は諫間ではなく、危険な裏社会に通じる謎の女・円谷エリ(早見あかり)と、彼女の幼なじみでギャンブル狂の広瀬リアム(猪塚健太)。次回はどんな“ありえない”手を使って依頼を成しとげるのか!

■前回:第1話 ネタバレあらすじ
明晰な頭脳と大胆な行動力をあわせもつ上水流涼子(天海祐希)は凄腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪されたため、自身で「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)と共に、探偵業を営んでいる。

そんなある日、事務所に、不動産ブローカーの神崎恭一郎(高嶋政伸)から2000万円を取り返して欲しいという女性がやってくる。依頼主の松下祥子によると、神崎は2年前、松下夫妻が所有する土地と工場を等価交換という名目で価値のない土地を押しつけ、祥子の夫を自殺に追い込んだという。祥子は“依頼料だけで200万円”という破格のギャラを支払ってでも、夫の無念を晴らしたいといい、その覚悟を知った涼子は、顔なじみの元刑事・丹波勝利(丸山智己)からも情報を緒ながら、貴山とともに神崎の身辺調査を開始する。

神崎は妻子をもちながら複数の愛人を囲う生粋の遊び人。それを利用しようと考えた涼子は不倫の証拠を掴み、2000万円で買い取らせようとするも、神崎にまったく相手にされずに失敗。そこでターゲットを妻・朱美(戸田菜穂)に変更する。涼子は歌舞伎町の若きリーダー・有田(中川大輔)に協力を依頼、ピンサロ店舗をヨガ教室へ改装し、ヨガ講師・ヒミコに変装すると、彼女が趣味の海外ミステリーの話でもりあがり親しくなっていく。

貴山はヒミコの占いで幸せになったと話し、朱美の興味を引く。ヒミコは次々占いで朱美の願いを叶えていき、引きこもりの息子・克哉が食事をとってくれないという悩みまで解決。克哉が食事を取った皿を200万円で買い取らせたあと、500万円の壺などを朱美に高額で買い取らせ、その結果、涼子はまんまと2000万円を手にすることに。

妻が詐欺にあっていることを知った神崎は激怒し、朱美を別荘の物置に監禁し、貴山を拉致する。クルーザーの倉庫に貴山を監禁した神崎は、もうすぐ臓器売買のブローカーが来ると貴山を脅す。一方、涼子は朱美を物置から救いだし、自分の正体を明かしていた。

貴山は克哉がなぜ自分たちが用意した皿の料理を食べたのかの種明かしをする。実は皿には何の仕掛けもなく、載せられた料理に理由があった。引きこもりになる前、克哉は明るく活発な少年で、野球部の仲間とよく食べに行っていた大好きな食堂のカレーを再現したのだ。克哉がいじめられるようになったのは、神崎の悪評が表沙汰になったのが原因だった。

そこへ涼子が現れ、朱美はもう物置にいないことを告げる。神崎の行動は不倫調査のときに仕込んだアプリから筒抜けだったのだ。そのころ、朱美は体調を崩していた克哉のもとへいき、この家を出て2人で生きていこうと話していた。

神崎は、家族を奪った涼子を許さないと絶叫、涼子を詐欺で訴えると吠える。しかし、涼子は、朱美は壺や皿に価値がないことと知っていて購入しているから詐欺には当たらないと告げる。そして、朱美から預かってきた離婚届と離婚協議書(そこには神崎の財産3億5000万円を慰謝料として朱美に渡すことが書かれていた)を渡す。朱美は神崎の悪事の証拠を押さえており、それが明るみに出たら逮捕は免れないと忠告。涼子は離婚届にサインすれば暴露しないし、警察に捕まらなければ、また稼げると離婚届にサインさせる。

ところが、涼子が離婚届を受け取ったその時、パトカーのサイレンが鳴り響く。「人を不幸にする嘘は詐欺だけど、人を幸せにする嘘は救い」と舌を出す涼子。

後日、涼子は松下祥子に2000万円を渡し、依頼金の200万円も返金する。朱美から財産分与の10%以上をもらったから大丈夫だと告げ、祥子に感謝される。貴山は、涼子のことを「鬼」とか「悪魔」と言ったことを謝り、これから「優しい鬼=やさおに」と呼ぶと告げる。しかし、今回は経費を差し引くと大赤字だった。

そんな中、諫間慶介(仲村トオル)から涼子に連絡がある。いったいどんな要件なのか?

■次回:第2話 あらすじ
諫間から家出した娘の久実(白石聖)を探してほしいと依頼された涼子と貴山。早速、名門女子大に通う久実の周辺を探ると、久実が六本木のクラブに出入りしていたことが分かる。久実は謎の女・円谷エリ(早見あかり)と、彼女の幼なじみ・広瀬リアム(猪塚健太)と行動を共にしていた。家出して不良に絡まれていたのを助けられた久実は、2人を疑う様子は全くないが、浩次(中川大輔)によると、それこそが2人の手口で、その末路はあまりに悲惨なものだという。涼子は久実を救出するため、リアムの異常なまでのギャンブル体質を利用した、ある作戦を思いつく。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月17日よる10時スタート。/原作:柚月裕子『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社文庫)/主題歌:ざきのすけ「彼は誰どき」/出演:天海祐希 松下洸平 白石聖 中川大輔 丸山智己 仲村トオル 各話ゲスト出演:高嶋政伸、高橋克実、水野美紀、戸田菜穂、早見あかり、猪塚健太 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@arienai_g 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」番組公式サイト

【2023春ドラマ】
【関連記事・各話あらすじ】