「シークレット・ファミリー」第11・12話(最終話):チャン・ヒョクとチャン・ナラ、夫婦で愛する家族を守りきる!?ネタバレ・見どころ・視聴率

2023年05月25日12時30分ドラマ
画像出典:tvN番組サイトより

チャン・ヒョクとチャン・ナラ9年ぶり4度目の共演となる「シークレット・ファミリー」が韓国tvNにて4月17日(月)から放送開始し、5月23日(火)についに最終回を迎えた。今回は5月22日(月)・23日(火)に放送された第11・12話(最終話)あらすじや放送後の韓国での評判、視聴率などご紹介!日本版予告動画はYouTubeにて公開中だ。Disuney Plusで5月5日より独占配信中だ。

「シークレット・ファミリー」は、家庭的で子供たちの良き父の主人公が実は超優秀な国家スパイで、その妻も大きな秘密を抱えている“訳あり一家”が、妻の夢見る平和で平穏な日々のために奮闘する夫婦ドタバタ・スパイコメディ。【「シークレット・ファミリー」を2倍楽しむ】ではネタバレあらすじと見どころ、視聴率などまとめて紹介している。



■キャスト
クォン・ドフン役:チャン・ヒョク
カン・ユラ役:チャン・ナラ
オ・チョンリョン役:チェ・ジョンアン
クォン・ウンス役:イ・スンジェ
クォン・ジフン役:キム・ガンミン
クォン・ミンソ役:シン・スア
イ・ミリム役:ユン・サンジョン
チョ・テグ役:キム・ナムヒ
イ・ジョンモク局長役:(チャ・インピョ)
モ・テイル(パク・ジイル)
 ほか

family12【第11話】無事にミンソをテグから取り戻したドフンとユラは、ミンソをジフンに預け帰宅するなり何者かが忍び寄るのを察知し、夫婦で力を合わせて制圧する。その時父ウンスが海外旅行から帰ってきたため、荒れ果てた家を見て夫婦喧嘩を疑われるも、何とか取り繕ってその場をしのぐ。その翌日、ユラは「家族をお願い」というメッセージだけ残して1人家を出る。テグに会いに行ったユラは、全てを終わらせるため、家族を守るために主犯格は誰なのか問い、テグと共にターゲットのいる場所へと向かうことに。そこにはイ局長(チャ・インピョ)とチョンリョンの姿が。2人は話し合いだけでは終わらずイ局長は銃を向ける。ユラは別の場所にスナイパーが隠れていることに気づき狙撃するも、そうしているうちにテグが撃たれ、そしてチョンリョンまでも怪我を負ってしまう。ユラは何とかチョンリョンを助けてその場を逃げる。
撃たれて負傷したテグは自分で傷の手当てをしながら身を潜めていたが、かつて訓練生の子供達の虐殺を指示したモ・テイル(パク・ジイル)がやってきて、テグを殺そうとする。するとそこに間一髪でドフンが駆けつけテグを救う。そこでテグからユラが組織の最後のターゲットだという情報を得たドフンはユラの元へと急ぐ。その頃、ユラは愛する家族がまた組織の人間らによって殺されてはならないと、たった一人で危険を顧みず敵陣へ踏み込んでいた…。

視聴率は2.9%。冒頭でドフンとユラの出会いが描かれる。2人はタイで出会い、第一印象は最悪であったが育ての親が殺されショックを受けるユラを支えたのがドフンだった。またユラはこの一件からテグが両親を殺したと思い憎んで来たが、実はそうでなかったことが判明。テグを慕うミンソはドフンに「皆おじさんの本心を知らないから誤解している」と意味深な発言をするシーンがあったが、子供は何も分かっていないようで大人よりも理解していることがあると改めて思う。ミンソがテグを慕うのは、テグが実は善良な人物であったからであろう。
視聴者達は「序盤はコメディにかなり偏っていたがいよいよ面白くなってきたと思ったらもう次が最終回なんて…」「序盤からチャン・ナラの過去やアクションシーンが出ていたら、もっと視聴率が良かったのではないか 」といった声も。確かに、後半でドフンとユラが互いの正体を知ってから本格的に盛り上がり、アクションシーンなど激しく華やかなシーンが続き緊張感はマックス、視聴者達は釘付けに。しかしながら序盤の家族のシーン、コメディ満載のシーンがあるからこそ後半のスパイアクションが活きてくるのではないか?そう思って是非とも一連の流れを楽しんで頂きたい。



family11【第12話】
ユラは家族を守るため、悪の根源であるイ局長(チャ・インピョ)を仕留めようとたった1人で向かう。するとユラを最終ターゲットとしたイ局長の指示により、激しい銃撃戦が繰り広げられることに。そこにテグから情報を聞いて駆けつけたドフンが加勢し、阿吽の呼吸で戦う。そしてドフンとユラは改めて家族が最も大切だということを確認する。
一方でチョンリョンはテグから連絡を受け、モ・テイルに会う。チョンリョンは銃を向け、なぜ韓国に戻ったか、多くの子供達を殺した理由が何だったのかと問うが、モ・テイルは命令に従うことが我々のすべきことだと答える。チョンリョンはモ・テイルを正々堂々と然るべき処理をするつもりであったが、結局その後モ・テイルは殺されてしまう。
また海外へと逃亡しようとするイ局長をドフンが捕まえようとすると、上層部からは家族を人質にして脅迫し、その間にイ局長は雲隠れしてしまう。今回の件で自身が所属する組織に懐疑心を持ったドフンは、再び家族を失うことを恐れるユラを安心させるために、辞表を出すことに。しかしその後もチョンリョンはタイに帰ったテグと共にイ局長を捕まえようと引き続き追跡していたところ、彼の足取りを捉えたためドフンに復帰してほしいと提案するが…。そしてテグはタイで何者かに襲撃されてしまう。
再び家庭に平和が訪れ、ドフンとユラは、ユラの育ての両親を追悼するためにタイへ向かう。そして2人が初めて出会った食堂に再び行き、10年経った今も変わらぬ愛を確認しながら幸せな笑顔を浮かべるのであった…。

最終回の視聴率は3.2%を記録。ドフンが辞表を出したことで再び平穏が訪れた訳だが、勧善懲悪、全てが解決というエンディングではなかったため多少もやっとした視聴者も。また「シーズン2をやったらもっと面白くなるのでは」「シーズン2のために12部作と短いんでしょう?」「シーズン2やるまでジョンボする!(韓国語で耐え忍ぶという造語※)」といった声が寄せられた。また意外にもテグファンが多く、最後の結末で多くの視聴者が「なぜテグを殺しちゃうの(涙)」「シーズン2で再びテグ登場させて!」などと多くの声が届いた。
(※造語で존나(게) 버티다(ジョンナ(ゲ)ボッティダ)の略で、死ぬ程耐える、耐え忍ぶという意味で、今回のようにドラマの続編を心待ちにする時にもよく使われる)

そして主演の2人のコメントも。チャン・ヒョクは「家族劇とスパイアクションの境に感情をバランス良く乗せるために努めた作品であり、意味のある時間だった」と所感を述べた。チャン・ナラもまた「楽しくて愉快な撮影だった、異なる2つのジャンルを交ぜるということが非常に興味深く、同時に難しかったけれどもとても面白かった」と打ち明けた。視聴者達からは信頼されている2人なだけに放送開始前から高い期待が寄せられていたが、特にチャン・ナラの演技力に対する称賛が多かった。「様々な感情が交錯しながら演技するのは難しいだろうに素晴らしかった」「少女のようなかわいらしい姿、両親への愛、娘への愛、アクション、夫に対して悪く思いながらも誰かを殺さなければならない人生への恨み、全ての感情を完璧に表現しているのが凄かった」など熱い感想が寄せられた。


主演2人も苦労したと伝えるコメディ×スパイアクションが融合した本ドラマ、気楽に見れるがハラハラドキドキもあり、家族で楽しむこともできるドラマであった。本当にシーズン2はあるのか!?ジョンボ(존버)精神で密かに楽しみにしていたい。


■スタッフ
監督:チャン・ジョンド「ライブ」「キム秘書はいったい、なぜ?」「王になった男」「私たちのブルース」「還魂」
イ・ジョンムク「私たちのブルース」
脚本:チョン・ユソン「エバーグリーン」
原題:패밀리 (ペミルリ)
『シークレット・ファミリー』ディズニープラス スターにて5月5日(金)22時20分より独占配信開始
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YouTube予告動画
tvN「패밀리」
 2023年4月17より 月・火20:30~ tvN

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