NHK海外ドラマ「アストリッドとラファエル2」第5話“魔女の儀式”ネタバレと第6話“ゴーレム”予告

2023年06月19日10時11分ドラマ
NHK番組サイトより

6月18日(日)夜11時よりNHK総合でフランス発の大人気ミステリー「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」(全8話)の第5話“魔女の儀式”が放送された。ネタバレあらすじと、6月25日に放送される第6話“ゴーレム”の見どころを紹介しよう。NHKプラスで見逃し配信、番組サイトで関連予動画が公開されている。


「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」は、犯罪資料局の文書係として働く頭脳派のアストリッドと、猪突猛進型の警視ラファエルの女性コンビが難事件の解決に挑むフランス発のミステリードラマ。

6月18日に放送された第5話では、魔術の儀式が行われたような女性の遺体がみつかる。女性解放団体のメンバーが集まる「サンクチュアリ」に聞き込みにいったラファエルは、そこで「魔女」と噂されるオクサナと出会い、彼女の神秘的な雰囲気と威厳にビビリまくった。被害者の死は事故によるもので、遺体が焼かれたのも弔いの意味からだったことが判明するが、魔女・オクサナの力の正体は最後まで秘密につつまれたままだった。

女性解放団体の過激な活動方法など、数々の問題提起がなされる中、ラファエルは恋人だと思っていたフォレスト検事の行動から、2人の関係が「軽い」ものだと思われていることを知りショックを受ける。ひさしぶりの恋を息子・テオにも茶化され、ウキウキしていたラファエルの気持ちを思うと切なくてならない。

一方、月曜日のいつもの買い物を、テツオが店番をする水曜日に変更して親睦を深めていたアストリッドは、テツオから「もっと一緒に居たい」とデートに誘われる。ドラマラストでは、アストリッドとテツオがベンチの端と端に無言で腰掛け、ただ一緒に時を過ごしている、なんとも不思議で微笑ましいデートの様子が映し出され、視聴者をホッコリさせてくれた。

次回6月25日に放送される第6話では、またしてもオカルト的な事件がおこる。IT起業家がまるでユダヤ教伝承の怪物「ゴーレム」に殺害されたかのような状態で発見される。“未完成のもの”を意味する「ゴーレム」、そして亡き妻に似せたAIを開発していた被害者は、何故不可思議な状態で殺害されなければならなかったのか!?そして、テツオと会う回数が増えたアストリッドに“ある”変化が起き?

■前回:第5話 ネタバレあらすじ
森の中で、魔術の儀式が行われたような女性の遺体が発見された。被害者は過激な女性解放団体キルケのメンバー・セシルと判明。セシルは死後に現場に運ばれ、さらに帝王切開で出産した直後だったとわかるが、子供は見つかっていない。ラファエルは生まれたばかりの子供が誘拐された可能性があると考え、誘拐警報を出してくれるようフェレスト検事に話をする。

ラファエルたちは、現場近くにある女性の避難施設「サンクチュアリ」で話を聞くと、魔女と噂される所長のオクサナは、セシルを知っていたがしばらく来ていないと話す。

その後、セシルの自宅にあったパソコンから、彼女が産婦人科医に暴行されている動画が見つかる。産科医ロランを連行するが、彼は同意の上の行為だったといい、フゥミニスト団体キルケに嵌められたのだと主張し、キルケの活動家・ソニアを調べるよう告げた。するとその直後、ロランはクロコケグモによるアナフラキシーショックを発症し卒倒してしまう。

ソニアは元助産師の過激な活動家で、セシルの恋人でもあった女性だ。暴行動画は2人が共謀してロランを嵌めたことものだと思われた。その後、セシルが8ヵ月前に高校の同級生フルール・ドゥロルムに代理母を頼まれ、(フランスでは非合法のため)ギリシャで施術していたことがわかる。

ラファエルはセシルが子供の引き渡しを拒んだため、フルールに殺害されて子供を奪われたのではないかと睨むが、依然として子供はみつかっていない。再度、現場近くの森を調べると、近くに修道院の廃墟があることをつきとめ、そこがセシルが出産し、殺害された現場だということがわかる。

ところが、そこにも子供の姿はない。その近くで野宿していたグループに話を聴くと、彼らがしばらく使っていた家が近くにあるという。ラファエルがその家を訊ねると、「サンクチュアリ」に滞在している女性が子供を保護していた。女性は三人の女性が言い争いをしていたことを明かし、子供を守るためにその場から連れ出したという。

ソニアから話を聴くと、元から子供を欲しいと思っていたセシルは、フルールの代理母になったものの、気が変わり子供の引き渡しを拒んだという。ソニアがセシルの帝王切開を行った直後、フルールが現れ子供を渡すように詰め寄り、意識が朦朧としていたセシルは誤って窓から落下してしまった。

ソニアはフルールに逃げるようにいい、事故を隠ぺいするため、そしてセシルの葬儀のために、魔術の儀式を行い遺体を燃やしたのだと明かした。

■次回:第6話 「ゴーレム」あらすじ
ユダヤ教の信者でIT起業家のアーロン・フェルドマンが自宅で殺される。手にはヘブライ語で「死」を意味する言葉が刻まれたブレスレットが握られており、事件現場はまるで巨大な粘土の人形ゴーレムに殺されたことを示しているような状態だった。ラファエルとアストリッドが彼の会社「ゴーレム・ディープランニング社」を訪れると、受付にはアーロンの亡き妻をモデルにしたAIだった。所在不明になっていた共同経営者のプログラマー、ジョアキムが会社に現れたとき、彼はなにかにおびえ錯乱している状態だった。

■キャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン:貫地谷しほり)
ラファエル・コスト(ローラ・ドベール:林真里花)
二コラ・ペラン(ブノワ・ミシェル:川田紳司)
アルチュール・オンギャン(メレディン・ヤクビ:中村章吾)
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル:佐々木睦)
カール・バシェール(ジャン・ルイ・ギャルソン:藤真秀)
テオ(ティミ・ジョイ・マルボ:宮瀬尚也)
ウィリアム・トマ(ジャン・ブノワ・スイル:粟野志門)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ:中川慶一)
マティアス・フォレスト(ユベール・ドゥラトル:おかやまはじめ)

原題:Astrid et Raphaëlle
制作:2021年 フランス

【放送予定】NHK総合 2022年5月21日(日)夜11時より 全8話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」番組サイト
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