不朽の名作『タイタニック』6月24日・7月1日に2週連続放送!ディカプリオの声は松田洋治、ライバルは山寺宏一。

2023年06月22日20時00分映画
©1997 Twentieth Century Fox Film and
Paramount Pictures Corporation.

フジテレビ「土曜プレミアム」では映画史に残る永遠の名作『タイタニック』(1997年、ジェームズ・キャメロン監督)を前編を6月24日、後編を7月1日に2週連続で放送する。予告動画はYouTubeにて公開中だ。



世界を沸かせた世紀の映画『タイタニック』は、ジェームズ・キャメロン監督が1912年、20世紀最大の海難事故と呼ばれたタイタニック号沈没事故をもとに、画家を目指す自由奔放な青年・ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と、上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)の恋と悲しい運命を描いた超大作だ。

ほぼ原寸大に再現されたタイタニック号をはじめ、製作費230億円をかけたセットやCGは、圧倒的な映像美を作り出し見応え抜群。監督のジェームズ・キャメロンはリアリティを追求するため、実際にタイタニックが沈んだ海底を綿密に操作し、独自に深海調査用の特殊カメラを製作するほどのこだわりを見せた。そして映画が公開されると上映時間194分という長時間にも関わらず全世界で大ヒットを記録。第70回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む11部門を受賞し、そして1997年の公開当時、日本での歴代興行収入1位となる262億円を記録するほど話題を呼んだ。

本作で貧しいながらも夢に溢れた若き画家、ジャックを演じたレオナルド・ディカプリオは、端正な顔立ちと悲劇な青年という役どころが相まって、彼の人気を一気に押し上げ、空前の「レオ様ブーム」を巻き起こした。

公開から26年の今年2月10日、「ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」版が日米同日公開され、チケット争奪戦が起きるほど大ヒットした。またその際、「ラストで主人公のジャックがローズの乗ったいかだに一緒に乗りこめば2人とも助かったのでは?」と長らくファンの間で議論され続けてきた長年の疑問に監督のジェームズ・キャメロンは「科学的な検証」を行い、話題をさらった。

本作の日本語版吹替は5種類あるが、今回は映画公開当時に制作された劇場版で放送される。ジャック(L・ディカプリオの声)を映画『もののけ姫』でアシタカ役務めた松田洋治、ローズ(K・ウィンスレット)は大ヒット韓国ドラマ「愛の不時着」でヒロインの母ハン・ジョンヨン役を担当した日野由利加、そして大富豪の息子でローズを追いかけ回して発砲したり数々の悪行を行う婚約者キャルを山寺宏一が担当している。

映画では悲しい別れとなったが、L・ディカプリオとK・ウィンスレットはその後もハリウッドきっての仲良しコンビとして有名。そんな永遠のカップルは、夫婦のすれ違いと葛藤を描いた大人向けの物語『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(08年)で再共演を果たしている。

■あらすじ
1996年、タイタニック号に眠るお宝「青き海の心」を求めて、海底に沈んだ船体の調査を進めていたチームが1枚の絵を発見した。そこには「青き海の心」を胸につけた女性の姿があった。絵に描かれているのは自分だと名乗り出た老女(グロリア・スチュアート)は、調査チームにもとへ向かい、自らの体験を話し出すのだった。

1912年4月、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船、タイタニック号はニューヨークへ向けて処女航海へと出発した。そこには破産状態の家を救うため、アメリカで政略結婚をすることになったローズ(ケイト・ウィンスレット)が、婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)と母と共にタイタニック号に乗り込んでいた。自己中心的な性格のキャルとの半ば強制的な結婚に乗り気がしないローズは、アメリカで画家になることを夢見る青年、ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と運命的な出会いを果たす。ローズは何にも縛られず、才能に溢れたジャックに魅了され、2人はやがて身分や境遇を超えて惹かれ合っていく。

母の説得により、一度はジャックとの恋を諦めようとしたローズだったが、彼への思いを捨てきれず、ジャックに自分をモデルに絵を描いてほしいとお願いする。キャルから贈られた「青き海の心」だけを身に着けた絵に、キャルへのメッセージを添えて船室に置き去りにし、ジャックと共に逃げ出すローズ。しかしそんな時、不沈を誇っていたタイタニック号は皮肉な運命に見舞われるのだった・・・。


何度見ても感動できる不朽の名作『タイタニック』は、6月24日と7月1日、土曜日21時からフジテレビにて放送。2分超の予告動画は以下YouTubeにて公開中だ。

■キャスト
ジャック・ドーソン:レオナルド・ディカプリオ(松田洋治)
ローズ・デウィット・ブカター:ケイト・ウィンスレット(日野由利加)
キャルドン(キャル)・ホックリー:ビリー・ゼーン(山寺宏一)
モリー・ブラウン:キャシー・ベイツ(谷育子)
ブロック・ラベット:ビル・パクストン(石塚運昇)
E.J.スミス船長:バーナード・ヒル(大木民夫)
 ほか

■スタッフ
監督・製作・脚本・編集:ジェームズ・キャメロン
製作総指揮:レイ・サンチーニ
製作:ジョン・ランド―
撮影:ラッセル・カーペンター
音楽:ジェームズ・ホーナー

フジテレビムービー
YouTube『タイタニック』予告動画